福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き
2014.02.14 16:39:18
埼玉県は、2014年度当初予算案を発表しました。一般会計は1兆7298億8600万円(前年度比3・2%増)、特別会計、企業会計を含めた予算全体は2兆5566億9127万円(同4・1%増)です。
●企業の海外展開支援・企業誘致に重点
上田清司知事は「通商産業政策の地方分権化」を進めるとして、先端産業を中心にした企業支援を打ち出しています。企業誘致補助金(約16億円)や圏央道周辺の道路整備(約12億円)、企業の海外展開支援(例えば医療機器展示会出展による米国医療機器市場への参入支援)などに力を入れる一方、地域経済を活性化させる住宅リフォーム助成制度や労働者の適正な賃金を保障する公契約条例などの県民要求には背を向けています。
福祉・医療分野では、重度心身障害者医療費助成制度に年齢制限を導入。患者家族や地域住民が反対している県立小児医療センターの移転を進める経費約78億円を計上しています。
●県独自の被災者支援制度新設!
県民要求を反映したものとして、認可保育所の定員増や特別養護老人ホームの増床、建設業への若者の就職促進、入間高校跡地への特別支援学校(高等部職業学科)などが計上されています。
党県議団が一般質問などで要求してきた、医師確保のための医学生奨学金が拡充、県産木材を一定使用した住宅への助成制度も新設されます。同様に県独自の被災者支援制度が新設されます。昨年竜巻などの被害によって住宅が損壊し、条件によって国の支援制度が受けられない住宅が多数生まれました。こうした被災者へ支援するため県が市町村と基金をつくります。
●消費税関連値上げ条例案がぞくぞくと
議会提出予定議案の中には消費税及び地方消費税の税率引き上げに伴う、関係44条例など使用料の値上げ案件が多数準備されています。また、県立病院の医療費未収金など債権管理のいっそうの適正化をはかる議案もあります。埼玉県熊谷会館条例の廃止等に関する条例、埼玉県民生委員の定数を定める条例、一定所得の家庭の生徒から、無料になっていた県立学校授業料を徴収する「埼玉県立高等学校の授業料等に関する」改正条例、いじめ防止対策推進法の施行に伴い、執行機関の付属機関を設置する条例などが提出される予定です。
(日本共産党県議団ほっとNEWS42から)
2014.01.26 19:42:11
右から吉村氏、杉田氏、本田氏と3人のパネリスト、コーディネーターは高田氏
25日、さいたま市民会館を会場に、シンポジウム「上田県政の10年を検証する」が開催されました。主催は県民参加の民主県政をめざす埼玉各界連絡会です。シンポジウムの副題は、どうなっている?医療、歴史教育とこども、雇用・経済で、このテーマでパネリストは、医療制度研究会副理事長・外科医の本田宏氏、大東文化大学准教授の杉田明宏氏、第一経営相談所代表取締役の吉村浩平氏の3氏でした。
報告、質疑が行われ、本田先生は勤務医の過酷な労働実態、病院がブラック病院となっていると指摘、現実的な医師不足解消にメディカルスクールの設置が有効と力説、結びのことばとして「世界最大の悲劇は善意の人々の沈黙と無関心」と述べられました。
杉田先生は埼玉県平和資料館の変質について触れ、今、中国・韓国との対立環境の中で、特に若い人たちが平和資料館をどうみるか、平和の発信の場、交流の場としてめざすことが大事ではないかと提案されました。
吉村先生は、埼玉と千葉県の中小企業振興条例を比較し、埼玉には検証の仕組みが必要なこと、内容を公開すること、関係団体を入れた協議会が必要ではないかと、現実的な提案、質問への回答では、中小企業政策では理念・戦略が問われると指摘されました。
県政といってもその守備範囲は広大ですが、その中でも今回の、医療、教育、経済は要の部分です。固いテーマのようですが会場いっぱいの参加者に、県政への関心の高さが伺え心強く感じると同時に、3人のパネリストの示唆に富んだ発言は今後に生かせるものばかりで有意義なシンポでした。
2014.01.08 20:25:47
会場はリリア大ホール
川口市賀詞交換会は6日に開催され、11月に開催される日光御成道祭りに出演するお姫様6人がお披露目されました。
昨年暮れ、市長が突然急逝され副市長が主催者を代表してあいさつ。参加者代表の川口商工会議所会頭の「経済の回復の兆しが見え始めてきたと言えるが、川口の中小企業にはまだまだ回復は感じられない」のあいさつが印象的でした。
地域経済が元気になること、雇用が安定し国民の可処分所得が増えてこそ景気回復です。2014年をその実現の年にするためにも幅広い国民共同のたたかいを作り出すことが重要ですね。
2013.11.10 18:05:58
オープニングを飾る初午太鼓(初午太鼓保存会)
11月10日は「川口の日」です。1110で川口と読めることから決まりました。川口市は今年で市制施行80周年を迎え、その記念式典が今日の川口の日に挙行されました。
午前9時30分からは川口駅東口キュポ・ラ広場で記念碑の除幕式が行われました。碑は鋳物工場のシンボルともなっているキューポラを小型化したレプリカです。10時30分からはリリアホールにおいて記念式典でした。川口市表彰や福祉功労表彰などの各表彰が行われ、川口80年の歴史のビデオ放映もありましたが大変に興味深いものでした。
川口市の誕生は、川口町、横曽根村、青木村、南平柳村の合併により人口4万5,573人から出発しましたが、それが80年たって人口58万人を擁する大都市へと発展したのです。川口の名を一躍有名にしたのは、吉永小百合さん主演の「キューポラのある街」でした。今見てもとても感動的な映画でおすすめです。
資料を見ると明治時代には2町67村あったことが分かります。合併や編入を繰り返すなかで今日の川口市となったのです。今や川口駅周辺は高層マンションが林立しています。80年前、誰が今の川口を想像しえたでしょうか。同じように80年後の川口を私たちはどう想像できるでしょうか。「住みやすいいい街になったね」・・と言える「街」として、次の世代へとつなげていきたいものです。
2013.11.07 20:58:39
各団体のみなさんと県当局とが話し合い
新年度予算編成のこの時期、県内の民主団体で構成された「県民要求実現埼玉大運動実行委員会」と「埼玉県社会保障推進協議会」が、埼玉県当局との話し合いを持ち、党県議団も激励に参加をしました。
会より事前に提出された要望に県から回答をもらい意見交換を行うという形式で進められました。分野と項目が多いため、「社会保障」と「県政全般」とに大別して2会場に分けての開催となりました。「社会保障」には柳下団長が、「県政全般」に私が参加しました。来賓としてご挨拶させていただきましたが、現場の実態、声を聞くと言うことの大切さをあらためて実感しました。
話し合いに先立ち午前中に行われた合同決起集会でも発言がありましたが、分権改革で市町村へ事務が次々移譲され、県政が空洞化している。職員削減で現場を知らない人が増えチェックができない。税金滞納への強権的対応はやめてもらいたい。医師不足解消を国家戦略特区と絡めさせてはならない。設計労務単価の引き上げが末端労働者に反映されていない。などなど、深刻で重要な発言が相次ぎました。
まさに答えは現場にあり・・・でした。当局のみなさんも参加者のみなさんも一日お疲れ様でした。
2013.10.29 19:11:41
長野県議会で説明を受ける議運の委員と当局ら(29日)
28日、29日と議会運営委員会の県外視察(群馬・長野)があり私も委員として参加してまいりました。28日は群馬県議会を視察、議会事務局のみなさんからご教示いただきました。他県の議会運営を知ることは大変勉強になります。どうしたら公平で公正、県民に開かれた議会となるのか、議会によって運営では共通のものもあれば、違うやり方もあるからです。
群馬県議会で参考になったのは、議運委員を選出していない会派にも代表者1名の出席が認められ発言が許可されることです。埼玉県議会では傍聴のみです。驚いたことには、議案に対する賛否の公表ですが、会派ごとでなく議員一人ひとりの態度を公表するとのことです。傍聴者は事前許可制から原則公開、傍聴者の入退室は自由とのこと。参考になりました。群馬県庁は真新しく、ぐんまのランドマークと言われるほどの高層建築で、赤城、妙義、榛名、浅間など上州の山々が一望できました。
29日の長野県議会は善光寺に近く街には歴史と伝統があふれています。長野県議会では、一般質問の日別会派別質問者数はあらかじめ定めてなく、通告による割り当てとか。1定例会での平均人数は31名ほどと大人数です。分割質問か一問一答による質問で、議長と事務局長の責任は大変なものです。議会活性化の取り組みでは、議会として県民に対して「ふれあいミーティング」と「県政報告会」を2部構成で開催していることは大変参考となる取り組みと感じました。
私には議運の委員となって初の視察でしたが想像以上の成果でした。群馬県及び長野県の議会事務局のみなさん、ありがとうございました。また、本県議会事務局には周到な準備のおかげで有意義な視察となり感謝です。小林委員長、石井副委員長、塩野副委員長には大変お世話になりました。
2013.10.19 19:39:19
デザイン画募集に入賞された小中学高校生ら
第32回川口市社会福祉大会がリリア・メインホールで開催されました。会場には結婚60周年を迎えたダイヤモンド婚のご夫婦18組、50周年の金婚232組の計250組が参加、賀詞贈呈が行われました。みなさん、おめでとうございます。
私たちの来賓席は中央横通路に面した座ですが、数年前までは私たちより前のみがダイヤモンド婚と金婚のご夫婦の招待席でしたが、最近は、私たちより後ろの座席にもお座りいただくようになり、年々、増えていることは喜ばしいことです。みなさんしっかりされとても若いです。これからもご自愛され、さらに仲良く長生きしてください。
大会式典の方は、市立芝中学校吹奏楽部の演奏でスタート。オープニングはあの”あまちゃん”のテーマ曲でした。芝中は名古屋で開催の全国大会出場が決まっています。是非、がんばってもらいたいですね。表彰コーナーでは、福祉の日を記念してのデザイン画と標語に応募された方の中から入賞された方々への表彰がありました。
デザイン画最優秀賞小学生の部は横川彪志くん(前川東小2年)中学・一般の部最優秀賞は、県陽高等学校2年の松島京香さん、福祉啓発標語の最優秀賞は、在家小4年の菅家夕翔くんでした。入賞されたみなさん、本当におめでとうございました。福祉大会では、若い方々から私たち大人の方が元気をもらっています。
「さしだす手 そこから伝わる 思いやり」(菅家夕翔くんの作品)
2013.10.15 18:54:25
新センターでの発行第1号の方へ、川口市長より記念品が贈呈されました。
川口駅前にあった「川口市パスポートセンター」が、西川口駅へ移転し、今朝、川口市長や知事代理の県民生活部長、地元の県議・市議、地元のまちづくり協議会委員らが参加して開所式が行われました。
これまでは川口市民が対象だったものが、旅券発行窓口のない他のまちの方々にも発行できるセンターとなりました。しかも、市役所の出先機関の連絡所も同じビルに移転してきたため、住民票などもすぐとれ、パスポート申請手続きが大変便利になりました。
場所は、川口市西川口1丁目6番16号西川口駅前ビル3階です。三菱東京UFJ銀行の真向いのビルですので、駅から徒歩1分という近さです。これからは県南の方々は大宮まで行かなくても済みますし、他のまちの方も是非、西川口をご利用いただきたいと思います。
2013.08.21 22:29:39
2013.08.06 13:42:19
2013.08.03 22:34:16
2013.06.28 18:15:14
2013.06.10 16:45:12
2013.05.25 12:10:18
2013.05.19 19:08:38
2013.04.30 19:42:06
2013.04.19 19:54:47
2013.04.02 18:02:39
2013.02.26 19:58:36
2013.01.25 18:26:39
2013.01.06 17:08:09
2012.11.21 21:26:13
超急速充電器(ラピタス)の前で
20日、21日と産業労働企業委員会の近県視察に行ってきました。20日は、東京都庁を訪れ「水ビジネスの取り組み」と「中小企業融資制度」について、午後には国分寺市にある公益財団法人鉄道総合技術研究所を視察しました。
鉄研では研究だけでなく、鉄道の国際規格に関する活動や研究者の育成なども行っています。当日は各研究棟でそれぞれ実験が行われていて見ることができまませんでした。企業秘密なのだそうです。
建築研究所による駅舎の実験棟は視察できました。床の石材もいろいろ滑り難さを実験して決ているとのことでした。鉄道マニアにはこの施設は聖地かも知れません。
21日は横浜のJFEエンジリアニングを訪問、電気自動車用の急速充電池(商品名:ラピタス)とソーラーテクノパークを視察しました。
超急速充電ではすでに8分で80%の充電が可能となっています。充電器は電気自動車普及に決定的な役割を果たします。
ソーラーテクノパークでは、タワー集光型太陽光発電(ハイパーヘリオス)を実際に見ることができました。基礎研究段階ですが商業化も決して遠くないと感じました。
鉄研にも共通した感想ですが、社員・研究者のみなさんが誇りと熱い思いを持って働いていることや、どの研究施設も清掃が行き届き、とても清潔だったことが印象的でした。
有意義な視察でした。企業のみなさん、丁寧なご説明ありがとうございました。
2012.11.11 22:15:09
2012.11.10 09:42:25
2012.11.09 18:17:20
決算委員会で質問(7日・議事堂第3委員会室)
決算特別委員会(7日)での危機管理防災部の審議では、平成23年度埼玉県の救急搬送状況に質問が集中しました。
救急車を呼んでも中々病院が決まらない、といった話をよく聞きますが、決算資料の数字で明らかになりました。
医療機関の受入れが決まるまでの照会回数では、4回以上が2448件で10.6%、最多照会回数は何と33回です。
さらに、現場に到着してから病院が決まり出発するまでの時間では、最長現場滞在時間は235分、約4時間とのこと。
無論、救急隊の責任ではありません。救急隊は患者を病院に搬送するため常に全力を尽くしています。それが使命だからです。
埼玉の医療が脆弱であることこそが問題なのです。
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