福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き
2017.05.27 17:48:21
ヘリテージマネージャーとは何?
地域社会における歴史文化遺産のあり方を見据え、その保全と活用を推進するため研鑚をつみ、地域遺産の保全活用に貢献する活動を行うものを、ヘリテージマネージャーとよびます。
ヘリテージマネージャーは地域遺産の保全と活用に貢献するため、様々な活動を行います。
○地域の歴史文化遺産を保全・活用し、その地域のまちづくりの中で活かす方法を提案する
○登録文化財に関する調査や申請のための手続きをお手伝いする
○ヘリテージマネージャーの育成や、継続的研修をサポートする
○ヘリテージマネージャーの活動情報を共有化し、地域に役立つ情報発信を積極的に行う
ヘリテージマネージャーになるためには
ヘリテージマネージャーの資格取得には講習を受ける必要があります。国は養成講習会の実施に補助金制度(文化庁)をつくり後押ししています。名称は、文化芸術振興費補助金(文化遺産総合活用推進事業)のうち、地域文化遺産活性化事業です。補助金交付要綱の(交付の目的)第2条では、この補助金は、我が国の「たから」である地域の多様で豊かな文化遺産の活用を図ることにより、文化振興とともに地域活性化に資することを目的とする。また、文化遺産総合活用推進事業国庫補助要項では、補助金の額は予算の範囲内において定額とする。と定めています。
全国における講習会と文化庁補助金の活用状況は
全国ヘリテージマネージャー協議会運営委員会は、実施主体と財源に関するアンケート(2016年10月集計)を公表しています。それによれば、ヘリテージマネージャー養成講習会を実施しているのは37道府県(この時点では埼玉は無し)、その内、文化庁の補助金を活用しているのが20府県で、県費を導入しているのが群馬県、神奈川県、兵庫県、徳島県、京都市。その他、茨城県や栃木県、新潟県などは受講料によって運営しています。
埼玉県のヘリテージマネージャーは、なぜ、文化庁補助金を活用しない?
埼玉県では平成28年度より、一般社団法人埼玉建築士会の主催で(埼玉県は後援のみ)ヘリテージマネージャー養成講習会(第1期)が開始されました。期間は平成28年11月20日~平成29年6月17日、延べ13日計67時間の講習です。講習会運営の財源は、受講者の受講料と事業団体の負担で、受講料は建築士会会員や行政職員で3万円、一般が3万5千円です。
お隣の群馬県では平成29年度は、補助事業者の群馬歴史文化遺産発掘・活用・発信実行委員会より、文化芸術振興費補助金の交付申請が提出され、群馬県教育委員会が文化庁に対して補助申請を行っています。
大阪府は平成25年度から文化庁補助金を活用、その大阪府に聞きました。毎年、文化庁から募集要項(添付のPDF参照)が出されるので、補助事業者(例えば建築士会)が交付要望書を作成して府に提出。それに沿った形で、府が実施計画書を作成する。計画書では、当該自治体の文化振興や文化財の保全・活用などの計画などを達成するために、ヘリテージマネージャーの養成が役立つとの事業実施の意義とそのための数量的な目標(ヘリテージマネージャーの養成人数)、その実現方法(建築士会の養成講座)などを記入ればよく、それほど難しい書類ではない。文化庁もヘリテージマネージャーが文化財の保全や活用による地域の活性化に有用だとの認識はあるので、埼玉県が実施計画書をつくって申請すれば採択されるはずではないかとのアドバイスでした。
ヘリテージマネージャーの養成で、埼玉の地域遺産の保全と活用を促進する時です。求められるのは埼玉県の本気、県議会でも大いに論議を深めたいと思います。
2017.03.28 17:02:59
日本共産党の村岡正嗣です。党県議団を代表して、議第2号議案「埼玉県防災航空隊の緊急運航業務に関する条例の一部を改正する条例」に、反対の立場で討論を行います。
提案者は、県防災ヘリコプターの救助有料化で無謀な登山が減少するとし、「受益者負担」を求めるべき、と主張していますが、遭難防止策は、本県の山岳遭難事故の実態に即して判断すべきと考えます。
2016年度、本県の山岳救助での防災ヘリ出動の実態は、総数で14件です。内訳は、不明者の捜索活動4件、滑落3件、転倒3件、登山中の病気2件、足を滑らせた1件、スズメ蜂に刺されたが1件です。滑落事故の現場3件は、秩父市大滝雁坂トンネル付近の山林と、飯能市下名栗地内、さらに、小鹿野町の四阿屋山(あずまやさん)です。本県と2000m、3000m級の山々を抱える長野県や岐阜県、山梨県などとは山岳状況は異なります。本県では「道迷い」による遭難が非常に多く、案内板や標識の設置、山道の整備が求められております。
本県の山岳救助隊も遭難防止に注意喚起を行っています。それは、①登山届を必ず出すこと。家族にコピーを渡すこと。②早めに登りはじめ、余裕あるスケジュールとすること。③GPS等の対策を行うこと。④迷ってもショートカットせず登山道を歩くこと。⑤天候の急変に注意すること、などですが、これこそ現実的な遭難防止策であって、防災ヘリ有料化で登山者が慎重な行動をとることが期待できる、との主張は、本県の遭難実態からも登山者心理からも、かけ離れた空論です。多くの登山者が「抑止にはならない」と否定的意見であることはその証左と言えます。
提案者は、ヘリ救助は特定の者に対してする行為、だから受益者負担は当然だ、とも主張しています。登山者は自己責任を認識しています。しかし、遭難覚悟で登山する人などおりません。危険を承知というなら、マリンスポーツでも町中でも危険は潜んでいます。何故、山だけ手数料を徴収するのか、何故、埼玉県だけが有料なのか、憲法の掲げる法の下の平等の原則に反します。
消防法はその第一条で、災害等による傷病者の搬送を適切に行う、と消防の目的を定めています。救助が必要であっても有料化で要請を躊躇するなどは、消防の根幹を揺るがすものです。
本年1月、飯能市と越生町境の顔振峠(こうぶりとうげ)で起きた遭難では、携帯電話からの110番通報は警視庁に入電しました。埼玉からの通報でも、山域を越え他県で受信されることもあるのです。どこで事故を起こしたか、どちらで救助したかで、有料か無料かが違ってくるようでは、現場に混乱をもたらしかねません。
3月17日、小鹿野町議会は、埼玉県議会でのヘリ有料化の動きに、山岳救助の現場に混乱をもたらし、登山客の減少で重要な観光資源に悪影響となるとして、慎重審議を求める意見書を採択しました。これが地元の声であり当然の見識です。この事実を県議会は重く受け止めるべきです。
有料化となれば埼玉県だけが、登山という文化的なスポーツを受益者負担の対象とし、公的救助を有料化した、その事実のみが独り歩きします。山岳救助は困難な活動です。だからこそ防災航空隊員は、日々命がけの救助訓練に励んでおり、気高い使命感をもっています。その隊員の士気をも低下させかねません。埼玉県が有料化を急ぐ必要はどこにもないのです。
わが党は、近隣都県や関係者との連携強化、登山道の整備、気象や山の情報提供、安全教育など、山岳スポーツ環境の整備によって遭難防止を図ることこそ、行政の責任と考えます。
防災ヘリ有料化で「山岳遭難を抑止できる」とするのは余りに短絡的な発想です。拙速な有料化は現場に混乱と悪影響をもたらすだけ、と強く指摘をして反対の討論といたします。
2015.11.07 19:37:39
2014.09.10 22:39:16
写真の作者、五十嵐先生(左)と記念写真です。
川口総合文化センターリリア3Fギャラリーにおいて、”消えゆくキューポラの再現”「宗像鋳造所の写真と絵画」の展示会が開催されていると聞いて行ってきました。
川口と言えば鋳物、鋳物と言えばキューポラと言われ、昔、吉永小百合さん主演の「キューポラのある街」という映画が有名でした。キューポラは溶解炉のことで、外側は鋼板で円筒形に作られ、内側を耐火煉瓦で裏張りしてあります。溶銑炉とも言うそうです。今は電気炉が主流でキューポラを見ることはなかなか出来ません。
展示写真の作者の一人、五十嵐先生に会場でばったり、早速、記念の写真を撮らせていただきました。後の写真には、ほとばしる溶けた銑鉄(湯)が見えます。真ん中の写真は職人さんだけで手元の様子は写っていませんが、力の入った表情のみで作業を想像させています。スゴイ!
他にも、写真では寺島萬里子さん、広瀬修己さんらの作品が、絵画では富丘太美子さんらの絵が展示されています。キューポラが消えてしまえば、これらの写真や絵の中にしか見られないこととなります。寂しい限りですが、それだけにこれらの記録(記憶)は貴重な文化遺産と言えるのではないでしょうか。
2014.08.12 15:06:36
「朗読・永遠の日」田口ランディ作 谷 英美さん
芝地域を中心に活動している「平和を願う文化の会」(代表・野呂 久)は、夏恒例の文化行事として今年はフォークディオのジャスティスの歌と、女優 谷 英美さんによる朗読劇を行いました。
台風にもかかわらず会場の芝公民館には大勢の方が参加し、ジャスティス(周防幹雄さんと和子さん)のあったかい歌声には青春時代が甦るようでした。「千の風」もジャスティスが曲をつけるとこんな歌い方もできるのかと、会場のみなさんも感心したようでした。
谷 英美さんについてパンフレットには、「アローン・シアターを主催し、金子みすゞを描いた一人芝居を続けて16年。井上ひさし作「父と暮らせば」など、平和をテーマにした舞台も続けている。震災前の公演でお世話になった陸前高田と福島でも、ボランティア公演を続けている。その活動を支える応援団が、2007年に誕生した。」とあります。
谷さんは素敵な方で舞台はすばらしいものでした。こうした芸術・文化が芝地域に生まれ育つことを願って会ができ早10年となりますが、それも代表の野呂さんをはじめ役人のみなさんの努力のお蔭です。平和を願う文化の会は、6+9=15 広島・長崎そして平和、をテーマに設立されましたが、今の時代に必要とされる会へと成長しています。
今回のテーマは「広島の火は消えない みんなが思い続けるかぎり」でした。
2014.04.26 16:45:36
石田徹也展は4月12日~6月15日:平塚市美術館
以前から本物を見たいと気になっていた画家、石田徹也さんの作品が平塚市美術館で見ることができました。
入口を入るとまず目に入るのが、石田徹也さんの代表作の一つ、「燃料補給のような食事」です。カウンター並んだサラリーマン風の客3人に、ガソリンスタンドでガソリンを注ぎ込むように食事(牛丼やを真似た)が注入されている絵です。
ポスターの表紙は「飛べなくなった人」。虚ろで悲しい目が特長です。美術展の副題は「ノート、夢のしるし」、石田さんの創作ノートやスケッチブックなど51冊も絵と合わせて展示され、製作過程や思考の軌跡がたどれるように企画されています。
石田徹也さんは、31歳で事故で急逝しましたが、若者を中心に絶大な支持を得ている画家です。教室の授業風景を描いた「めばえ」という作品は、生徒の一部が顕微鏡と一体化して描かれています。美術館の学芸員は「顕微鏡男の頭を押さえる教師の手も印象的です。教師の顔をわざと描かずに画面の外におくことで、人格を持った先生というよりも、石田が考える”教育する側”全体を象徴的に表しているようです。」と語っています。現代の学校教育への痛烈な風刺にも見えます。
埼玉県で石田徹也展が開催できればいいのですが・・・。
2013.11.09 19:32:42
ヤアッー!気迫の打ち込み 少女剣士
今日も各地で文化祭が開催されました。芝西公民館地区文化祭では開会式から参加しました。その後の発表の部では初参加となる「剣道クラブ」からスタートでした。
出番を待っているこどもたちは年相応に見えますが、ひとたび竹刀をとると表情は一変します。立ち居振る舞いは剣士そのもの。初心者はまず基本から学び、その後に武具を着けられのだそうです。見ている方も身が引き締まります。私は大学1年のとき体育授業で剣道をやりました。
展示コーナーには、着付け、ちぎり絵、ペン字、パッチワークなどなど、様々な展示がありました。私の所属する「芝ハイキングクラブ」もこの1年の山行記録を展示してアッピールしています。クラブの皆さん、準備のお手伝いもせず申し訳ありませんでした。明日も文化祭は続きますが雨が心配ですね。
2013.11.03 18:51:53
川口市アートギャラリー
この時期、川口市内の各公民館地区単位による「地区文化祭」があちこちで開催されています。
今朝は芝公民館地区の文化祭にお伺いしました。今日は芸能発表やカラオケ大会などが中心で、来週9,10の土日は展示が行われます。毎回、力作ぞろいで楽しみです。
また、美術展なども市内各地で開催されています。「音をつくる」をテーマに、川口市アートギャラリーでは、バイオリンやリコーダー、尺八などの楽器の製作者による展示が11月15日まで開催されています。いずれも川口在住の作家らしく、こうした専門家が近くにいることを初めて知りました。川口は人材が豊富ですね。
さて、明日は朝から災害避難訓練で、午後は鳩谷九条の会主催による憲法問題の学習会です。私はその講師を依頼されています。
今、国会では「秘密保護法」や「日本版NSC」など、憲法改悪の先取りといえる悪法が審議されようとしていますが、しっかり、みなさんと学習を深めたいと思います。まずは「真実を知ること」からです。それは必ず「力」となるものです。
権力者のアキレス健は、国民が真実を知ってしまうことなのです。
2013.10.23 21:02:24
第44期将棋新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負第3局は22日、東京・将棋会館でおこなわれ、午後5時45分、都成竜馬(となりりゅうま)三段(23)が116手で藤森哲也四段を破り、対戦成績2勝1敗で新人王を獲得しました。プロ棋士(四段以上)でない奨励会三段の優勝は1970年創設の新人王戦史上初の快挙です。
今期は2回戦で村田顕弘五段に勝って対プロ棋士初勝利をあげ、次つぎプロ棋士を連破。準決勝では第41期新人王の阿部健治郎五段を破って決勝に進出しました。
都成三段は1990年1月17日生まれ。宮崎市出身。谷川浩司九段門下。2000年9月奨励会入会、07年10月三段リーグ入り。
都成三段の話 優勝できてよかった。得るところの多い番勝負でした。三段リーグでは壁にぶつかっていたので、これをいいきっかけにしてその壁を破っていけたらいい。
2013.10.20 19:08:11
プログラム5「県陽ジュニア選手・育成作品」県陽ジュニア新体操クラブのみなさん
毎年楽しみにしている県陽高校新体操部の演技発表会が、西スポーツセンターで開催されました。今年は30回の記念の発表会です。
中神後援会長もごあいさつで触れていましたが、30年継続してきたこと自体素晴らしい。しかも、高校総体埼玉県大会では団体優勝31回、全国高校総体や国体での全国優勝など、その実績は全国に轟くまでになっています。部員のみなさんの日々の練習は勿論、ご指導に当たる先生やコーチのみなさん、縁の下で支え続ける後援会、新体操と部を愛する本当に多くのみなさんの協力によって30年を歩んでこられたのでしょう。
川口市では今、川口高校、総合高校、県陽高校の市立高校3校の統合計画が進んでいます。県陽高校と新体操部は今後どうなるのか。新体操に向き合うひた向きで真摯な彼女ら、続くジュニアの輝く瞳、私たちはそれを曇らしてはなりません。
今日は昨年につづいて新体操ファンのわが妻と参加、2つの議会報告会が入っていて、演技途中で後ろ髪引かれる思いで会場を後にしました。
選手のみなさん、関係者のみなさん、本当にすばらしい時間と空間をありがとうございました。
2013.10.12 18:13:23
埼玉革新懇2度目の登場となった俳優、林 隆三さんによる「うたとお話とピアノ弾き語り」。会場の埼玉会館大ホールは満席でした。
真っ白なスーツで登場した林 隆三さん、「今日は歌手です。思いっきり歌わせていただきます」と言って、次々とシャンソンを歌われました。ピアノとの出会いから、俳優の養成所時代の思い出など、面白おかしくおしゃべりしながら、弾き語りを含めて休みなしで約2時間、素敵なステージでした。
アンコールに答えるなかで、今年で古希となったと告白。しかし、バレー(ボールではなく)で鍛えた身体はしなやかです。とてもシャイな感じもしましたが、最後のあいさつで、「ハードもいいけど、そろそろ文化的にもすばらしい日本と言われるようにしたいですね」と。やさしい物言いですが深い想いが伝わりました。
会場の皆さんから惜しみない拍手が続きました。おかげで私には議会の疲れも癒された思いです。
2013.10.06 17:14:50
しんぶん赤旗囲碁・将棋大会は今年50回の節目の大会を迎えました。現在、県内各地で地区大会が開かれ、今日は川口でも開催されました。
しんぶん赤旗主催の大会はアマ大会屈指の大会と言われています。そこで調べてみましたが、将棋では、日本将棋連盟主催の全日本アマチュア名人戦がことしで67回。朝日アマ将棋名人戦が36回。囲碁では、アマ本因坊戦がことし59回、世界アマ日本代表決定戦が35回でした。
また、しんぶん赤旗は、囲碁・将棋のプロ棋戦、「新人王戦」も主催しています。将棋の優勝者、赤旗名人は、新人王戦に出場できます。2010年の第48回大会優勝の加来博洋(かく・はくよう)さんは、第42期新人王戦で、アマチュアとして初めてプロ棋戦決勝に進出して、決勝で最終第3局まで持ち込む大活躍でした。今、第44期の将棋の新人王戦決勝戦が行われていて、都成3段と藤森4段との3番勝負。第2局はこの9日に東京で行われます。本当に楽しみですね。
さて、今年の全国大会審判長は、将棋は森内俊之名人、囲碁は、小島高穂9段です。50回大会にあたって両審判長からは、日本の伝統文化である、囲碁・将棋の発展に尽力いただいた、として感謝のことばが寄せられました。日本共産党は伝統文化をとても大事に考えているのです。
最近の大会の特長は、子どもたちの台頭の著しいことです。大人のみなさん方からは、自分が打つと瞬間的に子どもは打ち返してくる。やりにくい、の声を会場でも聞きましたが、子どもたちが囲碁将棋に興味をもってくれるのは大歓迎ですね。
2013.08.11 18:07:28
白装束で一人芝居を演じる榎原美佐子さん
主催 平和を願う文化の会(代表・野呂 久)、後援 川口市・川口市教育委員会による、一人芝居・古里をもとめて「花いちもんめ」が芝公民館を会場に上演されました。
平和を願う文化の会は、6+9=15 広島・長崎そして平和をテーマに、芝地域において毎年8月に文化行事を開催しています。今回のプログラムは、一人芝居「花いちもんめ」、懐かしい歌とオカリナ演奏と朗読です。私はリリアで行われた「花いちもんめ」を観ているので今回で2回目となります。
一人芝居を演ずるのは市内在住の演劇人、榎原美佐子さんです。ストーリーは、戦争でわが子を中国に置いてきた母の物語です。榎原さん自身が、終戦直後、7歳で両親を亡くし、5歳と2歳の弟との3人が残された経験をされています。
終演後、マイクをとった榎原さんは、弟は名前が5回も変わった、次々と預け先が変わったからです。「姉ちゃん、一緒に暮らしたい!」と弟は言いいました。とお話され、平和がずっと続くように、と訴えられました。感動的で深く考えさせられる芝居です。
代表の野呂さんは閉会挨拶で、今、きな臭いにおいがプンプンしている、戦争だけはダメだ。平和でこそこうした集いもできます。この会も来年には10周年を迎えるのでふさわしい会にしたい、と抱負を語っていました。
地元の地域でこんな素晴らしい文化行事が続いている・・・関係者に感謝するばかりです。
2013.06.08 20:35:42
2013.05.28 22:08:21
2013.03.24 19:30:19
2013.02.12 22:43:13
2013.02.05 22:36:33
2013.01.27 17:32:17
2012.11.03 15:02:10
最高の文化祭日和です(芝富士)
3日は文化の日、各地で文化祭が始まっていますが、今日は芝富士公民館地区の文化祭に行ってきました。会場の前にはおいしいそうなお店が並びます。
昨日、決算審査準備で都市整備部からヒアリングを受けましたが、その中で住宅密集市街地の防災対策にかかわって、県内にも「重点密集市街地」指定地区があるとの説明がありました。実はその地区が川口市の芝富士地区なのです。
地区の課題に防災がありますが、雰囲気はとてもアットホームな地区です。式典での主催者側のお話からは、文化祭成功へ熱の入れようがヒシヒシと伝わり、みなさんが一丸となって盛りたてようとしているのが分かります。
芸能発表も多彩なプログラムですが、一番目の演技は芝園中学校のダンスチームでした。校長先生も教頭先生も見守っています。現在、3年生は56名、2年生は7名だとか。この中学校は来年3月で閉校が決まっています。地域から学校が消えるのはとても残念です。
その3年生、2年生が一生懸命にダンスを踊ってくれました。会場からは大きな手拍子も。いじらしい思いと「がんばれ~」とが入り混じりながら、大人たちは温かい声援を送っていました。本当にファミリーな地区なのです。
2012.09.12 19:54:15
2012.08.02 19:05:39
2012.05.26 20:57:59
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