9月11日、日本共産党埼玉県議団は、鶴ヶ島市にある農業大学校跡地を視察しました。
約39ヘクタールの広大な跡地は現在、圏央道鶴ヶ島インターチェンジに隣接する空き地になっており、埼玉県が企業誘致を含む土地利用計画を進めています。
高田、大田鶴ヶ島両市議と県の担当職員から、跡地に至る経緯と敷地の概要についての説明を受けた後、敷地の奥に車で移動、そこは小川が流れ、湧き水、蓮の池、雑木林がありホンドキツネも住む豊かな自然が残されていました。
福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き
2017.09.15 11:05:39
2016.07.12 20:55:00
埼玉県
県土整備部長 浅井 義明 様
環境部長 宍戸 信敏 様
市民協働による上谷沼調節池の生物多様性保全を求める要望書
平成28年7月12日
〒336-0015 さいたま市南区太田窪2236
ふるさと上谷沼 地域創造塾
代表 貴家 章子
貴職におかれましては、日ごろ県民のための県政へのご尽力、感謝申し上げます。
当会は、さいたま市と川口市の境「上谷沼調節池」で自然保護のボランティアを行っております、ふるさと上谷沼 地域創造塾と申します。埼玉県生物多様性保全活動団体に認定されており、さいたま県土整備事務所(以下略:県土)さんとの協働のもと、生物多様性に配慮した草刈りの提言、住民への啓蒙看板作成など行って参りました。
ここは県南の住宅地の中にあり周辺8つもの町会・自治会が接し、概ね1万人を超える周辺住民の“庭”のような場所として、早朝から深夜まで散策やジョギングなど日常的な利用があります。また付近の幼稚園から高校までが、身近に自然体験や環境学習のできる場として利用しています。
当会からの草の刈り残しの提言に対して、右岸側ヨシ原においては異なる意見(住民からの苦情)があると伺いました。今まで県土さんと協議しながら刈り残しを決めてきた箇所が、今回「現場での協議」なしに「ここは県が刈り取ることに決まった」と言われ、非常に残念です。一個人のクレーム対応を優先するのでなく、これまでと同様、当会のような自然保護団体などとも協議を重ねて、合意点を導き出す草刈事業を続けて下さい。
上谷沼調節池は関わる役所も市民の利用も様々で、野生生物も生息しています。今後は部局連携、及び行政と市民との連携で「治水・利水・環境」を維持する仕組みが必要であり、その前段階として県土さんは平成26年度から「上谷沼調節池の利活用に関する勉強会」を開催されました。しかし今年度になって、「次の勉強会を行う予定がない」とは、非常にもったいないと思います。時代に沿う素晴らしい取り組みですので継続して下さい。
平成8年度、県自然保護課の主催で県民の協力による湿地の調査があり、「この調査で上谷沼の湿地環境が県に把握された」と記憶しています。絶滅危惧種も生息しているこの場所で、ぜひ生物多様性の実態調査を行っていただきたいと思います。
そこで以下の通り要望いたします。
要 望 事 項
1 市民団体との協議を、県の責任として位置づけてください
2 「上谷沼調節池の利活用に関する勉強会」の継続を要望します
3 環境部として上谷沼調節池の生物多様性の実態調査を行って下さい
以上平成28年7月20日までに文書での回答をお願いします。
追:補足資料を添付しましたので参考として下さい。
2015.08.20 21:31:51
19日、朝から静岡県へ直行。NPO法人グランドワーク三島の事務局長渡辺豊博さんを訪ねました。グランドワークは英国発祥の市民・NPO・行政・企業のパートナーシップによる環境改善活動です。1992年に渡辺氏によってグランドワーク三島が 全国に先駆けてスタート。三島市内を流れるドブ川化した源兵衛川の水辺再生、絶滅した水中花・三島梅花藻の復活、ホタルの里づくり、などなど、様々の活動を実践しています。
早速、源兵衛川を視察。湧水でできた川だけに水は透き通り、子どもの遊び場、大人の憩いの場としてにぎわっています。散歩道はあえて狭くしてあり、人は譲り合い挨拶を交わします。湧水とホタル、街中がせせらぎの三島市には今や年間450万人が訪れるとか。
現在、渡辺氏は都留文科大学の教授でもありますが静岡県職の出身だけに行政の使い方が非常にうまい。三島のジャンボさんと親しまれ、パワフルでエネルギッシュな方です。ある湧水池を持つ土地が建設業者の手に渡り宅地造成されたことを知った渡辺氏は、業者に20回以上も足を運び工事を中止させ、その土地を5000万円で三島市に買い取らせ公園化する事業へと転換させました。
その現場にも立ち寄りましたが、ちょうど渡辺ゼミの大学生たちが草刈りを行っていて、渡辺先生は先頭に立って鎌をふるっていました。NPO・GW三島のポテンシャルの高さを感じました。
みなさんの合言葉は「右手にスコップ・左手に缶ビール」だそうです。ゼミの女子学生の一人は、最初のころ草むしりをしながら、私はなんでこんなことをしているんだろうと思ったが、後ろを振り返ると草がなくなりきれいになっていて感動しました。「真理は現場にある」そう思えるようになったとか。
今日の私は、スコップもビールもありませんでした。それは次回のお楽しみに。
2013.07.25 20:54:48
2012.09.28 21:40:20
2012.06.14 22:19:07
2012.05.25 20:36:18
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