福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き
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2013.08.27 23:11:26
会場の本多の森(旧石川厚生年金会館)から現地調査に出発する参加者ら
23日~25日に金沢市で開催された「建築とまちづくりセミナーin金沢2013」(主催:新建築家技術者集団)に参加してきました。初日の石川県は激しい雷雨に襲われ、私も会場に着く前にずぶ濡れとなってしまいましたが、会場となった本多の森会議室には全国から100名を超える建築関係者が参加して、セミナーは期待の中でスタートしました。
3日間の内容は全5講座と現地見学会です。初日の第一講座では「転換期の捉え方と建築家の職能」と題して、講師の前福井大学副学長の櫻井康宏名誉教授が「私たちは今どこにいるのか?」と問いかけ、転換期における科学者の役割について述べられました。特に、「生活の社会化」の視点の指摘はなるほどと感じました。
2日目の第4講座では、東北工業大学の新井信幸准教授が「東日本大震災・住宅主体の復興まちづくりへの挑戦」と題して、仙台市のあすと長町仮設住宅団地や荒浜地区、三本塚地区で自らかかわる復興事業の取り組みについて報告。新井先生は、被災者のみなさんとワークショップなどを重ねる中で、「希望の見えることの大切さを実感させられた」と発言、胸を打つものがありました。
(株)金沢建築とまちづくり研究所会長の永山幸一先生が「木構造文化と町家・町屋--金沢」の講座で述べた「まちを解説するだけでなく、自ら住むまちを編集していくことが大事だ」は、とても深いことばです。
三澤 浩先生による「落水荘のFLライト」、丸谷博男先生による「北欧住宅と日本の古民家に学ぶエコハウスの作り方」も興味深い講座でした。
セミナー会場となった金沢市は、加賀百万石の歴史遺産をもつ魅力的なまちです。加賀友禅、金箔工芸、九谷焼などなど、伝統工芸、さらに、伝統芸能もすばらしく、風土的には極めて保守的と聞きましたが、そうした中で、かつて、市内中心部での再開発計画の際、地元の新建の仲間たちの運動で、「近江市場」という庶民の台所であった「市場」を残すことができたという歴史を知り、永山先生の「自らまちを編集していく」このことばがより印象に残りました。
学習づくめでしたが、金沢の魅力の「食」もちょっぴり、この「近江市場」で食べた「海鮮丼」は最高でした。セミナーで学んだことを9月議会に少しでも生かしていくつもりです。
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