福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き
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2013.10.02 22:17:01
県立小児医療センター
私は30日の一般質問で県立小児医療センターの移転問題を取り上げました。質問では、小児医療センターの存続を求める新しい署名が、蓮田市では2万5千の世帯数を超えたこと。蓮田の方は「生まれてすぐ孫は心肺停止となった。センターに助けられた」の声なども紹介し、残すべき機能について、さらに、現在地への存続を求めました。
まず、「移転後のNICUをどのように確保していくのか」「未整備の中央地区の小児二次救急体制」について質問。保健医療部長は「全県で必要な体制を確保できるように整備する」と無策といえる答。中央地区では「北里大学メディカルセンターが火曜日を実施」と答弁。
さらに、「残すべき機能としてNICUや小児2次救急についても検討すべきでないか」と質すと、病院事業管理者は「移転後の現在地でNICUや小児2次救急の機能を担うことは、高度な医療資源を分散することになり、新病院本体の運営に支障をきたします。従って、現在地にnICUや小児救急の機能を残すことは極めて困難でございます」と答弁。
私は上田知事に対しても質問しました。「残すべき機能について早急に方針を示すべきだ」さらに「患者置き去りの移転計画は見直し、現在地に存続させるべきだ」と。知事からは「小児医療センターの医療スタッフを中心とする委員会で検討を重ねています」の答弁にとどまりました。
そこで私はさらに再質問に立って、「機能の一部を残すと表明してから1年半がたった。いつまでに検討をまとめると指示したのか、期限を切っているのか?」と追りました。知事は「私には専門的な知識がないので、具体的にこれまでぐらいに答えを出せと指示できない」「病院事業管理者を信頼しているので、事業者から詳しく聞いていただきたい」と、機能を残すと自分で決め、指示をだしておきながら、まったく無責任な答えでした。これには議場からも失笑も。
こどもの命のかかった患者家族と地域のみなさんの願いに背を向ける態度に怒りを禁じ得ませんでした。
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