福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き
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2013.11.13 20:50:04
積み上げられた建設残土 中央は清水修深谷市議、右は柴岡党地区副委員長
「本当に太陽光発電事業をやるのだろうか?」「説明より高く積み上げられている」「事業変更したらしいが地元への説明がない」「今でも雨が降ると畑に土砂が流れ出して耕作ができない」など・・深谷市の清水おさむ市議さんを通して地元の切実な声が寄せられました。
そこで12日、党県議団を代表して私が現地調査と林地開発許可を行った寄居林業事務所へと行ってきました。清水おさむ深谷市議、柴岡ゆうま党北部地区副委員長、そして、地元の自治会長さんや住民の方とご一緒しました。現地は関越自動車道のすぐ隣りの山林で、東京に本社を置く業者がここを造成して太陽光発電事業(メガソーラー)を行うというものです。すでに造成工事が進んでおり、この日も数台の大型ダンプが残土を持ち込んでいました。
メガソーラー事業は県内各地で始まっていますが、10メートル以上も膨大な量の建設残土を積み上げて台地を作り、そこに太陽光パネルを設置する、という事業は聞いたこともないし、あえて10メートル以上も高くしなければならない必然性はありません。「本当にやるのだろうか」の不安の声は当然です。単に建設残土処理費を稼いで、あとはそのままにされてしまうのでは・・疑念が沸きます。
周辺農地への被害についても誠意ある対応がないとのこと。そこで、許認可者である寄居林業事務所にはしっかりと監理・指導をお願いしてきました。この間、秩父地域では違法な建設残土堆積事件や、皆野では残土崩落事故で民家が押し流され、その事業者は雲隠れしてしまい、流出土砂処理を県が代執行する事件も起こっているだけに、県の監督官庁としての役割と責任は重い。
造成工事においては危険は予測できるものです。時間当たり100ミリが降ったらどうなるだろうか・・机上で判断しないで欲しいのです。
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