福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き
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2013.12.16 19:51:54
教育現場への政治圧力、極まる!。
本日16日、県議会文教委員会で、自民党委員の動議によって、議題になかった県立高校の社会科教育が急きょ議題とされ、県立朝霞高校の修学旅行の事前学習や、社会科教諭の研究会での講習内容について、自民党や刷新の会の県議が執拗に県教育委員会を追及する事態が発生しました。
彼らは、修学旅行で戦争体験者の話を聞いた生徒の感想文を資料として要求するなど、内心の自由にまで踏み込むなど許しがたい暴走を重ねています。党県議団はこの問題を重く受け止め、細田議長と田村文教委員長に対して政治的圧力は中止すべきと申し入れを行いました。田村委員長は「中立的立場で運営している」と居直りました。
委員会は明日17日(火)10時からさらに継続して再開される見込みです。以下、申し入れです。
埼玉県議会文教委員長 田村琢実 様
2013年12月16日
日本共産党埼玉県議会議員団
団長 柳下礼子
県議会文教委員会による教育現場への執拗な政治的圧力の中止を求める申し入れ
本日開かれた文教委員会では、議題に予定されていなかった県立高校の社会科教育が急きょ取り上げられ、県立朝霞高校の台湾への修学旅行の事前学習や社会科教員による研究活動について質疑が行われた。委員会は明日17日も開催され、引き続き審査が行われる予定である。
そもそも教育は教員や生徒らの自主性が尊重されるべきであって、県議会が教育の内容に介入することは許されない。本日の審査は、教育活動である修学旅行や教員の研究活動についてまさに政治的な圧力をかけるものであり、到底認められない。
とりわけ文教委員会が県教育委員会に対し、戦争体験者の話を聞いた生徒の感想文を資料として提出を要求したことは重大である。戦争体験者の話を聞いてどう受け止めたかということは生徒の内心の自由、表現の自由に関わるものであり、感想文の提出は憲法に抵触しかねず、到底認められない。
本日の文教委員会の審査は、まさに教育現場への不当な政治的介入であり強く抗議する。明日の文教委員会は中止するとともに、生徒の感想文の提出要求をただちに撤回するよう求める。
以上
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