福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き
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2014.08.28 18:47:40
京都市が開発した「即消小型水槽車」町屋の消火に有効です。
所属する県議会「危機管理・大規模災害対策特別委員会」は26日~28日、近畿方面を視察してきました。初日は大阪府の近畿地方整備局・近畿圏臨海防災センター、二日目は、奈良県にある大和ハウス工業株式会社の総合技術研究所と京都府の京都市消防活動総合センター、そして最終日、立命館大学歴史都市防災研究所を視察しました。
広島県で甚大な土砂災害が発生し現在も捜索が続けられていますが、各地の消防局からも応援に行っています。近畿地方整備局では広域的な応援体制の構築、自治体へ災害対策現地情報連絡員(リエゾン)や緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)などについて、京都市では実践型の訓練の大事さを学びました。
京都市のセンターでは循環型の水源を確保しているので30口同時の放水訓練も可能とか・・。「我々は水を出してなんぼや」の担当教官の説明は説得力があるものでした。路地の多い町屋での消化活動用として京都市が独自に開発した「即消小型水槽車」は最大水量500リットルですが、狭い路地に入ることができ、実際に訓練も見せていただきましたが、現場到着から放水までわずか20秒だったのには驚かされました。初期消火に威力を発揮します。木造密集地域をかかえる自治体には必要な消防車だと思います。
立命館大学の「歴史都市防災研究所」での歴史的町並みや文化遺産の防災・減災の研究と実践も学ぶところがありました。
「百聞は一見にしかず」ですが、視察の成果を埼玉に生かしていかねばなりません。関係者のみなさん、お世話になりました。事務局のみなさん、本当にお疲れ様でした。
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