福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き
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2017.12.10 09:33:30
★福岡県庁レク
説明者 防災危機管理局防災企画課 浜田康之 企画監
同 黒岩 課長補佐
同 防災指導課 永利 課長補佐
総合政策課 萩原企画広報監
河川課 北野参事補佐
農林水産政策課 真井企画主幹
農村森林整備課 石川課長技術補佐
<質問及び説明主旨>
被害状況と県の災害対応、復旧・復興の現状と今後の課題、被災者の現状と今後の生活・営業再建の課題をテーマにレクを受ける。
(1) 九州北部豪雨の概要について説明(2017年11月1日現在)
7月5日九州北部を豪雨が襲う ただちに県災害対策本部設置
人的被害53件…死者34名(朝倉市30、東峰村3、うきは市1)など
家屋被害2432件…全壊家屋260件、半壊829件、一部損壊39件、床上22件、床下570件など
道路被害640件…道路損壊 514件、土砂災害221件など
橋梁被害95件…橋流29件、橋損66件
河川被害474件…溢水9件、決壊3件など
土砂災害221件…がけ崩れ219件、地すべり2件
甚大な被害をもたらした豪雨は線上降雨帯による12時間雨量774㎜と猛烈なものだった。(気象庁の解析では、5日からの24時間雨量は朝倉市で約1000㎜に達した。広島土砂災害での広島市の24時間雨量は約300㎜)
(2)対応等を含み質疑等
・仮設住宅については木造を107戸建設した。
・副知事をトップに次長級13名をリーダーに、7月14日被災者支援のチームをつくった。
・現地支援チームもつくった。
・復興について、計画作成について…住民も入った協議会に九州大の先生に入ってもらい進める。
・みなし仮設住宅の耐震化について、諦めている人もいるが…
・被災農家に聞いたが車5台がダメになった。被災者の個別の被害額を掴むことが必要でないか…
・自費で重機を入れて復旧をしているが、復旧については…
・流木はどう対処したのか…膨大な量でまず仮保管所、次にチップ工場などへ移送しているとのこと。
★(参考)党福岡県議団の国・県への申入れ内容は課題を明確にしている。
第一次知事要望7月14日
・被害認定は、被災者に寄り添い柔軟な対応を。必要な職員の派遣を迅速に。
・被災者がつかえる支援制度の周知をただちに。
・仮設住宅は、コミュニティの維持を配慮し木造で。
など13項目
第二次知事要望8月16日
・多くの犠牲者を出した原因を総合的に検証し対策を。
・中小企業の復旧に直接支援の拡充を国に求めること。
・農地の復旧は、中山間地の小規模農家の多いことを鑑み、農家自己負担の少なくするよう、国・市町村ともに対策を。
など13項目
政府要請8月28日
・解体を必要とする被災家屋は全て公費で行うこと。
・被災者生活支援法の支給限度額を現行の300万円から500万円に引き上げること。
・JR久大線、日田彦山線の早期復旧。
・治山対策における人家要件の緩和(対象を1軒以上に)。
・農地・農業用施設などの復旧は被災農家の負担を極力減らすこと。
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