
戦前のべーごまから最新まで昭和の匂いのショールーム 、右:金子市議
ブログのカテゴリーを中小企業か文化かとすべきか悩みました。と言うのも、今日、日本で唯一のベーゴマ製作所を見学したのですが、ショールームには戦前のベーゴマ、全国から集められた貴重なベーゴマ、セトモノ、ガラス製、まるで七宝焼きのような美しいもの、様々のベーゴマが展示されていて、それ以外にも、戦後のこども向けの雑誌、初めて見るアメリカ製のテレビとステレオが一体となった家具(戦後のモノ?)などなど、まさに昭和の時代を切り取ったような空間だったからです。
場所は川口市弥平1丁目、株式会社日三鋳造所です。実は朝から金子信男川口市議団長と市内の事業所訪問に取り組む中で立ち寄ったのでした。辻井社長がいらして快く対応していただきました。
数年前に工場を閉鎖した時、全国から「ベーゴマを続けて下さい・・・」の声がこどもからも寄せられ、現在地に工場を移して生産を続けているそうです。
ベーゴマの起源は平安時代の京都周辺と言われ、貝のバイ貝を回して遊んだのが始まりと言われています。ガラスケースにはそのバイ貝が置いてありました。
毎年、川口でベーゴマの全国大会も開催され、大人も子ども区別なしの競争で、昨年は小学2年生が優勝したそうです。今も学校帰りの小学生がよく立ち寄ってベーゴマで遊んでいくそうです。
そんな話をする辻井社長の目はやさしい少年の目のようです。東日本大震災の被災地でも活躍しているとのこと。放射能汚染で外で遊べない子どもたちにとって、ベーゴマなら屋内で楽しめるからだそうです。被災地支援にもなっているのですね。
決して大きな事業所ではありませんが夢にあふれたところでした。お土産にベーゴマをいただきました。早速、挑戦してみようと思います。PR
いよいよ都議選の日程が決まりました
土屋 2013/01/24(Thu)22:15:57 編集