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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会総会開かれる

2011.09.01 22:45:21

1日5時より、衆議院第二議員会館で「八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会」総会が開かれ、私は出張先の長野県飯田市より高速バスで駆け付けました。八ッ場ダムに反対の立場の超党派の県議の集まりで、群馬、埼玉、栃木、茨城、千葉、東京の自民・公明を除く各会派・無所属議員らが大勢集まりました。

本体工事の再開を求める推進派の動きは活発で、国土交通省関東地方整備局による事業の検証作業も大詰めを迎えています。しかし、「予断を持たずに検証」するはずが、結論先にありきの検証作業であって、名ばかりの形だけのものとなっていることは大問題です。真に科学的な検証を行って、利水治水の両面で必要性が希薄な八ッ場ダム事業は中止し、地元の生活再建にまず力を尽くすことこそが必要です。

そのための意思統一の総会で、国会議員も大勢激励に駆け付けました。民主党からは、大河原雅子参議員、初鹿明博衆議員、川内博史衆議員、日本共産党から塩川鉄也衆議員、社民党からは福島瑞穂党首が参加しました。
総会は、会長に群馬の角倉邦良県議、事務局長に千葉の入江晶子県議、副事務局長に群馬の伊藤祐司県議を選出。嶋津輝之さんを講師に「八ッ場ダム問題の現状と今後」をテーマに講演も行われ、参加者は決意を固め合いました。
会では、9月23日に現地群馬でシンポジウムを開催します。いよいよ決戦の秋です。
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日本住宅会議サマーセミナー「東日本大震災と居住支援・まちづくり」

2011.09.01 22:07:28


 会場 長野県飯田市シルクホテル

長野県飯田市で行われた
第27回日本住宅会議サマーセミナーに参加してきました。今回のテーマは「東日本大震災と居住支援・まちづくり」です。

日本住宅会議の理事長は神戸大学の塩崎賢明教授で、住宅会議の設立が西日本だったせいか参加者・参加大学も西日本が多かったようです。神戸大学、中京大学、和歌山大学、大阪市立大学、和洋女子大学などから院生や学部生も多数参加し、立命館大学政策科学研究科の皆さんは、飯田市で現地調査活動を行っています。
実は飯田下伊那地方は福島県南相馬市から100名を超える避難民を受け入れていて、学生の皆さんは、その被災者対応評価を行っているそうです。

2泊3日のセミナーに、私は所用で全日程の参加はできませんでしたが、科学者・研究者・運動家から様々な角度からのご意見を聞くことができ大変勉強になりました。初日の懇親会には飯田市長も駆け付けごあいさつをいただきました。

福島県復興ビジョン検討委員会座長で、女川町復興計画策定委員会会長も務める福島大学の鈴木浩名誉教授が、講演の最後に引用・紹介したことばが私にはとても胸に残りました

「私たちはこの都市を、私たちが引き継いだときよりも損なうことなく、より良くより美しくして次世代に残します」 
この「美しく・・・」という表現がいいですね。

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驚きの経済効果「秋田県住宅リフォーム助成制度」

2011.08.30 22:05:19

県議団は29、30日と秋田県を視察、「住宅リフォーム助成制度」を学んできました。
秋田県庁では県住宅課より導入の経緯、実績等についてご説明いただきました。

平成22年4月に当初予算7,000戸、12億6千万円でスタート、申請が殺到したため補正予算を組み、6,000戸を追加、最終的に15000戸、21億60万円の予算となったそうです。22年度の実績は、13996戸、予算執行19億9630万円、経済波及効果は470億円に達するそうです。予算に対して約24倍の経済効果です。23年度は12,000戸、17億400万円でスタートしたそうです。

県民からも業者からも大歓迎され、忙し過ぎると言いながらも職員の皆さんは生き生きしているようでした。県が実施する前は2つの市町村しか実施をしておらず、県に後押しされる形で現在は22の市町村が実施するまでになりました。しかも、県との併用利用で最高50万円の助成となることも人気の秘密の一つです。

制度の実現に議会で奮闘した日本共産党の山内梅良県議にもお会いできました。また、運動の中心となった民商さんの会長、事務局長さんにもお話しを聞くことができ、さらに、実際に助成制度を利用している工務店の社長さんも紹介していただき、「リフォームは大工でないとできない、仕事が増えてありがたい」との現場の声に触れ大変有意義な視察でした。皆さん、ありがとうございました。

明日からは、長野で開催される
日本住宅会議のサマーセミナーに参加します。テーマは「東日本大震災と居住支援・まちづくり」です。大事な内容です。明後日は東京に戻り、「八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会」の総会に出席します。目の回る忙しさですが、しっかり学んで9月議会に生かす決意です。

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戸田のサマーフェスタ 原発ゼロ、被災者支援を

2011.08.28 20:19:16


 戸田市議団や会長さんらとご一緒に、ステージからごあいさつ

戸田市のふれあい公園で
サマーフェスタが開かれ参加してきました。
望月団長にお聞きすると、議員になる前から行われていた「まつり」で今年で25,6回になるとか。すっかり地域に定着した様子のフェスタを目の当たりにし、継続させてこられた関係者のご努力に頭が下がる思いでした。

このフェスタ、これまでは夜に行われ星空の祭典だったそうですが、今年は原発事故の関係で節電の立場から昼の開催となったそうです。会長さんも強調されておりましたが、今回は
原発ゼロ、東日本大震災被災者支援のフェスタとのこと。会場を埋めた多くの老若男女の市民の皆さんにそのメッセージは間違いなく伝わったのではないでしょうか。

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共産党さんの見方が変わりました!

2011.08.28 01:14:41

毎日のように生活相談が寄せられ、離婚、借金、税の滞納、病気、介護などなどその内容も様々です。
昨夜の生活相談は今井はつえ市議さんと一緒に伺いました。相手は若いご夫婦でしたがお父さんも同席されました。

話しがすすんだところでそのお父さんが突然
、「共産党さんの見方が変わりました!」とおっしゃいました。私がどう変わったのですかと尋ねると、「今までは自民党などとの付き合いだった、共産党は困った人のために働く、それ自体が仕事だとは・・・見方が変わりました」との返事です。

共産党=住民のよき相談者、が当然と思っていたこちらはビックリ、同時に、党との接触がなければ認識はこうなのか、と反省。一人でも多くの人に党を知ってもらうことの大事さ、私たちの活動の狭さを痛感させられた生活相談でした。

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放射性物質拡散への対策求める吉川・八潮・三郷の3市議団

2011.08.28 00:46:20


要望書を防災副部長へ提出する吉川・八潮・三郷の市議団と柳下・村岡

埼玉県内で高い放射線量が測定された
吉川市、八潮市、三郷市3市の党市議団の皆さんが26日揃って来庁され、「福島原発事故による放射性物質拡散への対策を求める要望書」を提出しました。

県当局からは、危機管理防災部鈴木副部長をはじめ担当者が対応。市議団からは、子どもの健康を心配する父母たちの切実な声が紹介され、測定ポイント回数の拡充や必要な除染を行うこと、3市へ県としての支援をして欲しいなどの要望が出されました。

県担当者からは、「ちょうど今日、文科省から安全基準値1μシーベルト毎時が通知されたところです。市と連携をとりながらさらに対策を進めていくつもりです」との回答がありました。県議団からは、「3市と県の担当者レベルでの協議の場が必要だ」と提案をさせていただきました。

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南栗橋液状化被害者との懇談

2011.08.22 22:33:47



21日に、国会から塩川鉄也衆議院議員、地元の石田市議会議員とともに南栗橋地域の液状化被害を受けられた住民の方々と懇談をしてきまた。皆さんからは、傾いた家を水平に戻した家や工事予定の家などもあるが、数百万以上という費用の工面の出来た人だけで、110軒以上の家は公的支援なしには工事にかかれないとの訴えです。
水平に戻せたとしても再び液状化が起きた場合には被害は免れず地盤改良が必要です。しかし今はまず住める状態へと復旧することに皆さん懸命にがんばっています。

避難されたままの方もおり、傾いた家で暮らしている方もいます。健康被害も深刻だそうです。平行感覚が狂う、気力が消失、転んで骨折して入院した高齢者、暑い中を自分で屋外作業をしていて脳梗塞で倒れた方もいるそうです。このままではこの土地から逃げ出してしまう人が出る。そうなる前にスピードある対策をして欲しいと、国、県、市への要望は切実で深刻です。

被災者支援は待ったなしです。しかし、同地区は当初、被害者生活再建支援法が適用されませんでした。住民運動、超党派での政府要請、塩川衆議員の国会での論戦などによって被災判定基準が見直され適用されることになったのです。久喜市も独自の支援を現在検討中です。埼玉県だけが何ら支援を決めていません。県内の最大規模の被災地である同地区に上田知事はいまだ視察すらしていません。これでどうして埼玉の大規模災害対策計画がつくれるでしょうか。

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川口芝小学校、芝西小学校の耐震補強工事を視察

2011.08.18 22:21:07


芝小の教室 鋼製のブレースが取り付けられています

午後、今井はつえ川口市議さんと市内の芝小学校と芝西小学校を視察してきました。夏休みを利用して行われている耐震補強工事の現場見学です。

市建築課の職員さんと建設会社の現場監督さんから詳しく説明を受けました。学校によって教室の構造が違い、それに合せた工法によって工事されていることがよく分かりました。芝小では教室への出入り口やベランダの出口に段差が生まれてしまいました。耐震化優先と考えざるを得ません。

薬剤に過敏な子もいるので大丈夫ですかと聞くと、監督さんからは、シックハウス対策はしっかりやっていますとの答えでした。芝西小では校舎の耐震化と別に、3月の大震災でヒビの入ったブロック塀がつくり直しの最中でした。今度は鋼製のフェンスになるそうです。

両校ともこの夏休み中に完成させ、2学期から子どもたちが安心して学べるようにと、職人のみなさんが汗をふきふきがんばっていました。本当にお疲れ様です。

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戸田市議団が汚泥焼却灰で県に要請

2011.08.18 21:57:04



午前中、戸田市議団の皆さんが県庁を訪れ、県知事あての「荒川水循環センターの放射性物質を含む汚泥焼却灰の対応についての要望書」を提出、村岡が立ち会いました。

要望書は下水道局長室で棚沢下水道管理課長が受け取り、その後、懇談を行いました。私も先日、現地センターを視察しているのでその感想も含め発言しました。
要望にある焼却灰の管理やばい煙の放射性物質の測定などは、場外への処分が出来れば解決していくものですが、その見通しが立たないためにやっかいな問題となっています。

長引けば場内保管は限界となることが目に見えています。それだけに近隣住民の皆さんの不安は増すばかりです。
懇談の最後に、住民の皆さんへの直接説明の機会がもたれれば出向きます、との回答に少し希望が持てました。

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終戦66周年 原発ゼロ、核兵器廃絶を!

2011.08.15 20:07:17

あの3・11大地震のとき、テレビのニュースが、福島の原子力発電所で冷却水が低下してこのままでは燃料棒が溶けてしまう、と報道していた時、私は今まで経験したことのない得体の知れない恐れ、個人に対してでなく社会や人類への異質な危機が近づいている・・・まるでSF映画に描かれる「地球の危機」のようでもあり、しかし、はるかに現実であるがゆえに私の胸騒ぎは収めることはできなかったことを昨日のように思い出す。

津波による被害は時間を追うごとに甚大となった。放射能汚染の危機は未だ収まらない。今なお、死者○○人、行方不明○○人と報道される。戦争では何十万、何百万の命が奪われた。しかし、災害も戦争も犠牲はその数そのものではないはず、ひとり一人、一つ一つが、かけがえのない命であり、親が子が兄弟が家族がいて、友だちもいる、近所の人もいる、動物もいる、すべての命が繋がっている。

原発も戦争も人間の手によるもの、だから、人間の手によって止めることができる
。「原発ゼロ」「核兵器廃絶」その誓いを新たにした8月15日。やはり暑い。

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汚泥焼却灰で荒川水循環センターを視察

2011.08.15 19:04:43


焼却灰を袋に詰め2重のビニールシートをかけた現場

戸田市にある
荒川水循環センターに視察に行ってきました。目的は、下水処理により発生する汚泥焼却灰から放射性物質が検出され、場外処分できずにセンター内に保管されている現状を見るためです。

職員さんの説明では、1日の脱水汚泥は500トン、焼却灰は13トン、原発事故がなければセメント会社に引き取ってもらえたものが受け入れてもらえず、袋詰めにして屋外の一部と建屋内に留め置きされています。その数は2581袋、1100トンとのことです。

終末処分場での受入れも難しい現状では、同センターでの保管も10月乃11月には満杯に達してしまうとのこと。処分先の確保が急がれます。また、近隣住民から放射性物質への不安が寄せられ、6月30日には、戸田市長より県に対して焼却灰の管理やばい煙の放射線量の測定などについての要望が出されました。

住民の皆さんの不安はもっともであり、処分についての実効ある対策が国及び県に求められています。職員の皆さんにとっても余計な仕事ととなり経費もかかり、何よりも地域住民や県民へ不安を与えている原発事故、東電と国の責任は重い。

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長編アニメ「地球が動いた日」とバナナのたたき売り

2011.08.14 17:56:30

川口芝地域で活動中の「平和を願う文化の会」が恒例の夏休み企画を開催、参加してきました。この会は名称の通り、文化を通して平和と命の尊さを地域の中に発信しようとするもので、特に、6+9=15を会のキーワードにしています。6日の広島、9日の長崎への原爆投下、15日の終戦を意味しています。

今回は、東北地方大震災、そして福島原発事故、さらに、豪雨被害と、平和な生活が破壊される事態が相次ぐ中での開催でした。
元気を呼び戻そうと大道芸人 橘 洋子さんの南京玉すだれと
バナナの叩き売りに会場も和やかに、ギター演奏ではこころを鎮め、いよいよ子どもたちの待っていた長編アニメーション映画「地球が動いた日」の上映です。

物語は阪神淡路大震災のなかから、明日を見つめて成長する子どもたちの感動の物語です。今の大震災とダブって大人たちも目頭を熱くしていました。顔見知りの子どもたちもいました。その子らにも映画のメッセージは伝わったことでしょう。

会場の隅では、司会をされた建築士Ⅰさんが震災ボランティアに参加しての写真集や、どんな伝手があったのか、陸前高田市の障害者施設でつくられたクッキーも置かれていました。素敵な企画をされた役員の皆さま、本当にありがとうございました。

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川崎市「地中熱利用空調システム」を見学

2011.08.14 17:14:41


こども文化センター前に設置されたシステム

一年を通じ温度差の少ない地中、夏は外気より冷たく、冬は暖かいという温度差を利用して冷暖房を行うのが
、「地中熱利用空調システム」です。川崎市が産学公民の連携事業としてJFE鋼管株式会社と共同研究、実用化へ踏み出したと聴いて先日実物を見てきました。暑い中を川崎市環境技術情報センターの職員さんが丁寧な説明をしてくださいました。

マンホールの中も見せてもらい、長さ30m直径165ミリの鋼管の中にチューブを通しその中に水を循環させて熱交換を行っています。きわめてシンプルなシステムです。川崎市の南河原こども文化センターを借り現在も実証実験を続けていますが、実験室である集会室へ入るとよく冷房がきいていて、少年たちが卓球で遊んでいました。

地中熱発電には条件的に難しくとも、地中熱利用ならどんな地域でも可能です。私自身もさらに学習し政策提案できればと思いました。センターの職員さんがアイスコーヒーを出して下さいました。お話しでは、最近とても視察見学者が増えたとのこと。自然エネルギーへの関心は益々高まってくるでしょう。それにしても川崎駅周辺の開発による大都市変貌には驚きました。

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救急搬送の「たらい回し」にみる医師不足問題

2011.08.10 22:30:27

県消防防災課によれば、平成22年中の救急搬送された人は238913人(転院搬送は除く)で過去最高。「たらい回し」問題も深刻で、川口市でも市内で転倒した90代の男性が、病院に運ばれるまで33回の照会、現場に4時間15分待たされるという信じ難いことも起きました。そこで今日、川口市消防本部を訪ね詳しく聴いて参りました。

川口市での平成22年中の出場件数は21472件、搬送人員は18251人です。1年365日で一日当たり58.8件、30分に1台以上の出動となります。現場滞在時間は平均23.01分、
最長は331分(5.5時間)、搬送先の2割以上は市外です。驚いたのは、昨年での病院への問合せ回数の最高が52回ということです。このケースが現場に5.5時間も受入れ病院が決まらず留まったものと思われます。

受入れできない(断る)のは、専門外、処理困難、手術中、医師不在、ベッド満床が理由とされます。お話しを伺いながら、本質的には
「医師不足」にあると確信しました。救急隊員は一刻も早く病院へ送るため最善を尽くしています。「医師不足」の解決・・・高齢化が急速に加速する埼玉県、待ったなしの県政の最優先課題です。




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児童虐待と児童相談所

2011.08.08 21:43:07

 
            南児童相談所(川口市芝下)

埼玉県福祉部こども安全課のお話しでは、児童相談所における児童虐待相談受付件数は、平成21年度の2665件から22年度3449件と急増したそうです。
近隣からの通報やdvが警察に通報され、dvは心理的虐待となり、警察は児童相談所へ連絡する義務を負ったことも件数の増となったようです。

しかし問題は統計数でなく実態としてどうかです。虐待を受けた子のうち、0歳~就学前までの子は約45%、今日、訪問した南児童相談所では、心理的虐待やネグレクトが増えているとのこと。胸が痛みます。

所長さんからは、いくつもの胸にしみる言葉をお聞きし、昨日の、橘 ジュンさんの言葉ともダブりました。「とにかく、こどもの話しをよく聞くこと」と言います。実際、幼児にも大きな子にも寄り添い、話しを聞いてあげ寝かしつけもしているそうです。
「大人は約束を守る」ことも大事なことと言います。さらに、「一時保護所に入るとこどもたちは皆人間に戻るのです」の言葉、大変重いものを感じました。

職員のみなさんは、毎日、24時間365日体制で、「行為は否定するが、人権は否定しない」の立場でがんばっています。本当に頭が下がりました。

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子どもの叫びが聞こえますか

2011.08.07 19:21:24


今日は感動的な体験交流会を経験しました。川口市内で開催された”子どもの叫びが聞こえますか”をテーマにした「青少年立ち直り支援体験交流会」です。
npo法人非行克服支援センターが県から受託して運営されました。

私にとって馴染みの薄い分野でしたが、我が子が非行に走って苦しんだ母親の体験報告や、記念講演では、元レディースチーム(女子暴走族)のリーダーだったという橘 ジュンさんの「心の痛みに寄り添う」のお話し、正直、ショックを受けました。

ジュンさんは、現在、npoボンドを立ち上げ、傷つき居場所のない少女たちの支援活動を行っています。家出、援助交際、リストカット、暴力、ジュンさんは言います。「とにかく話を聞くこと、時間がかかる、でも、それが当たり前」と言います。

悩み苦しみもがいている子がいる、親がいる・・・こうした現実を生で知ることができ、その解決に、いろいろな人や団体が活動していることを知り、私自身、「襟を正された」思いでした。交流会の最後に、あめあがり合唱団(非行の我が子を持つお母さんたち)が歌いましたが、その姿を見ていて胸が熱くなりました。

役員でもある春野すみれさんの作詞・作曲の「きっといつか」という曲、その3番だけですが紹介します。

 
風よ 伝えてほしい 虹をわたって 
 あなたのことを とても とても 愛しているよと 
 自分を責めて すべてを責めた 
 光見つけてゆこう 前を向いて 
   風よ 優しさとは 信じることだね  
  
   絆 信じて信じて 歩きつづけた 
   きっといつか 雨は 雨は上がるから


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「はだしのゲン」の作者、中沢啓治さんが平和記念式典に初参列

2011.08.06 21:28:58



昔、私の甥っ子や姪っ子が中学生になったとき、入学祝に漫画「はだしのゲン」を送ったものです。

その作者である中沢啓治さんが今日、初めて平和記念式典に参列されました。中沢さんは、負傷者の水を求める声が聞こえ、歩く姿がまぶたの裏によみがえったと言ったそうです。

チェルノブイリ原発事故の現地も訪れた経験をもつ中沢さんは、震災直後の会見で「原発は人間には制御できないもの」と語り、福島原発事故で避難している人たちに「麦のようにたくましく生きていって欲しい」と呼びかけました。

数十年後、福島第一原発は「負の世界遺産」となるかもしれません。一刻も早く事故を収束させ、そうなって欲しいとの思いもあります。ヒロシマ、ナガサキ、そして、フクシマ、これ以上、決して許せません。

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ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ

2011.08.05 20:45:29


   金曜日定例の川口駅宣伝

明日6日,広島への66回目の原爆忌を前に、定例の金曜日川口駅宣伝です。
原発撤退を求める署名をお願いしながらマイクで訴えました。ヒロシマ、ナガサキ、そして、フクシマ、被爆者、核の被害者を二度とつくらない為にあらゆる英知を結集するときです。

母親大会で原爆詩の朗読をされた吉永小百合さんは、これまで原子力の平和利用というものを深く考えてこなかった、と告白されたそうです。
50年代にアメリカが日本で大々的に展開した「原子力の平和利用」キャンペーンが、日本の反核世論を薄めさせ、日本本土への核兵器配備を目的としたものであったことが、米解禁文書でも明らかとなっっています。

まさに、原爆から原発まで、ヒロシマからフクシマまで、アメリカの策略のもと、原発利益共同体がつくられてきたのです。その一員である「原子力安全・保安院」を経産省から環境省へ付け変える話が浮上していますが、「安全神話」を垂れ流し「やらせ問題」に深く関与した保安院は解体すべきです。

志位委員長は4日、「原発ゼロ」を実行する機関として位置づけよ・・・とする見解を発表しましたが当然です。推進するアクセルと制御するブレーキが一緒の車ほど危険なものはありません。怒りに、マイクを持つ手も訴えにも力が入りました。

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地震を起こすのは「マグマの活動」 スーパープリュームとは

2011.08.04 22:15:14


 先日、尊敬するKさんが留守中の議員控室へ寄って下さり、一冊の本を私に置いていって下さいました。
講談社新書の「地震の癖」、著者は、埼玉大学名誉教授の角田史雄氏です。角田教授のご専門は、構造地質学とのこと。

 「プレート説の予知はなぜ当たらないか」の帯見出しに興味をひかれました。先生は、地震を起こすのは、「マグマの活動」と言い、地球内部には「スーパープリューム」と呼ばれる高温の熱の通り道があって、この熱が岩盤を膨らませて破壊して地震を起こすと論じています。これまでのプレート衝突と沈み込みが地震の原因と信じていた私には驚きです。プレート・テクトニクス理論では四川大地震は説明できないとのことです。

 今まで当たり前と信じて疑わなかったことが、実は全く違っていた。・・・どこか最近、聞いたことのある言葉ですが、物事を全く別の角度から観るということの重要さは「原発」にも言えることだと、本を読み終えて実感しました。

 Kさんは、前衛8月号掲載の寒川 旭さんの論文、「揺れる大地の歴史を探る」も紹介しています。早速、昨夜から読み始めましたがこれも興味深い。就寝前に少しづつ読んでいるので時間はかかりますが、貴重な情報、Kさん、感謝です。

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埼玉労働者後援会で国政・県政報告会

2011.08.03 22:19:29



 埼玉労働者日本共産党後援会主催による国政・県政報告会がさいたま市民会館うらわを会場に開催されました。塩川鉄也衆議員が国政報告を、村岡が県政報告を行いました。

 国政でも県政でも、被災者救援は重要なテーマとなり、県内南栗橋地区での液状化被害救済の取り組みをそれぞれ報告。現地には私も塩川衆議員と一緒に調査に入り、久喜市議団とともに県当局に支援の申入れを行ってきました。国会では塩川衆議員が生活再建支援制度の適用緩和を繰り返し求め、ついに認定基準が見直されました。

 上田知事は6月県議会の中で、「県が支援すれば国がやらなくなってしまう…」と耳を疑う答弁。県がまずやって、国を動かすことこそ県政のとるべき態度のはず。
 知事選を戦ったあとだけに報告内容も参加者によく伝わり、うなずく顔も多かった様に感じられました。

 最後に 事務局長より、「つどいや学習会を旺盛に開こう」、の行動提起と、25日には市内での恒例のビアパーティーの案内がありました。
よく学び、よく遊ぶ・・・暑い夏、それも大事なことですね。

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特別の8月 「核兵器廃絶」と「原発ゼロ」

2011.08.02 19:35:48



どれほど厚い雲に覆われようとも、天空には太陽が輝いている

 今年の8月は特別です。東日本大震災、そして原発事故と。「核兵器廃絶」に加え「原発ゼロ」への決意を新たにする8月です。勿論、被災者救援と住民に寄り添った復興は待ったなしです。

 作家の池澤夏樹氏は原子炉をこう表現しました。「坂道に置かれた重い車」と。ブレーキがたくさんついているから止まるというけれど、ブレーキ全部が壊れたら暴走する。と言いました。うまい表現です。
 再生エネルギーについては手の届く技術だと言い、さらに、「僕よき貧しさを構築するのがこれからの課題になると思っていますが…」と含蓄のあることばです。その池澤氏は、今、ひたすら被災地へ通って人をみているそうです。

 人類の核エネルギー実用化は1945年8月の原爆でした。66年後の2011年3月、見かけを変えただけの原発から放射性物質が飛散し、甚大な被害を及ぼす事故が起こりました。原発事故は「異質の危険」です。何としてもこの「危険の連鎖」は断ち切らなければなりません。「核兵器廃絶」「原発ゼロ」この道しかありません。
よき貧しさを構築しながら…。


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埼玉県知事選挙結果…歩み止めることなく

2011.08.01 12:19:08

県知事選挙結果
     
             原富 さとる       171,750 (得票率12.2%)
   当 上田 きよし  1,191,071 (得票率84.3%)
             武田のぶひろ      50,252 (得票率 3.6%)
               
                (開票率100%、投票率24.89%)

 選挙戦お疲れさまでした。史上最低の投票率となり県政にかかわる一人として
大きな課題を突きつけられました。しかし、原富候補の掲げた”原発ゼロ”への共感はあったと思います。

 今朝の読売しんぶんは、「政策論議深まらず」の見出し記事の中で、有権者の関心の薄かったことに「国政問題に取り組もうと力を入れる現職と、地域や生活の変化に直面する有権者との関心のすれ違いも無視できない。」と書いた。

 民主県政の会の声明は、原富候補の得票は、「原発ゼロ」「暮らし応援の県政」を求める県民の切実な声である、と指摘した。この道に大義はあるし歩みを止めることなくがんばりたい。








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リニューアルしました

2011.07.29 13:00:14



ブログ「マサツグの奔走記」をリニューアルしました。
しばらくの間、ご不便をおかけしますが、
これからもよろしくお願いします。
柳下県議とともに県民のくらし守るためにがんばってまいります。
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                          村岡まさつぐ

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大宮駅西口”原発ゼロ”に燃える

2011.07.24 22:41:25

熱気の大宮駅西口  Sさん親子と柳下県議(撮影は村岡です)

 今日の大宮駅西口は熱かった。現職知事と民主県政の会の候補者が一騎打ち。


軍配は勿論、後者です。なにしろ3時から始まった街頭演説会は、私が車上から見た限りでも人垣がどんどん膨れ1万人くらいになりました。





応援弁士も医師、弁護士、若いママ、労組の委員長など多士済々。日本共産党を代表しての井上哲参議院議員の訴えの後、候補者から「原発ゼロを埼玉から発信しよう!」「くらし応援の県政にしよう!」の力強い決意に「よし!」「そうだ!」の声が飛びます。熱気あふれるとても良い雰囲気の街頭演説会となりました。





県議団として柳下県議とともに終わりまで車上からごあいさつ。


終わって下に降りると、川口からの土建青年部のSさんにばったり、可愛い赤ちゃんも一緒に応援してくれました。柳下県議を呼んで記念写真です。


 


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終日川口市内で宣伝し、夜、NHKスペシャルの飯館村の放射能汚染に怒り

2011.07.23 22:47:03

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今日の政策カーは終日川口宣伝でした。


やはり暑かった。朝、涼しいので上着を着たがどんどん暑くなり腕まくりに。


板橋博美市議、星野洋子前市議、埼玉土建県本部の高橋副委員長らと訴えました。

南平児童交通公園では、通りがかった年配の男性が「ノブさんはいないの?」と声をかけてきました。ノブさんとは、地元の金子信男市議のことです。町会の役員をされている方らしく、宣伝カーの看板を見て、「原発はいけねえな~、がんばって!」と激励をいただきました。

夜は9時からのNHKスペシャルを観ました。飯館村の放射能汚染の4ヶ月を追ったもの。手塩にかけた牛を手放す農家、家族離散、全村避難、「原発事故さえなければ…」家族の別れとなる夕食でつぶやく祖父。・・・観るのも辛い番組でしたが現実です。心底怒りがこみ上げました。政治の責任は重い。

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