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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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予算特別委員会で県立小児医療センターの存続を求める柳下県議

2012.03.06 20:35:44

「柳下県議の質問に涙がこみ上げました」「知事の態度に怒りが沸いてきました」こう語るのは、今日開かれた県議会予算特別委員会を傍聴された、県立小児医療センターの現在地存続を求める患者家族の皆さんです。

24年度予算議案では、さいたま新都心への医療拠点の整備として、用地の取得費、県立小児医療センター建設設計業務費等123億円が計上されています。柳下県議は、10以上の診療科にかかっている難病の子もおり、移転となれば現在地と新都心の2ヶ所に通院することになる。センター存続こそ治療や発達を保証するものだ。知事は一部機能を残すと言ったがどこを残すつもりか・・と迫りました。

上田知事は、「今、担当者に調査を依頼している」と、まともに応えようとしませんでした。知事は医療センターは3次医療であって、移転して地域医療が空白となるとは当たらないと強弁、しかし、現実には1次も2次も脆弱だからこそ、周辺自治体の救急の4割を受け入れてきている、そうした事態を放置してきた県自らの責任には目をつむるとは余りに不誠実な答弁です。
知事は土屋小児や春日部市立病院の増床によって空白の心配はないと言うが、増床は県立小児の移転を前提としたものではなく、むしろ、県立小児のバックアップを前提にしたもので、知事答弁はこうした現実を逆さまに描いたものです。

柳下県議は患者のお母さんから、「この子はよくけいれんを起こします。新都心まで運ぶのではこの子は死んでしまいます」と、泣きながら訴えられたことを紹介、かけがえのない命の問題だ、知事は患者家族の話を直接聞くべきだ。と迫りました。知事は「何でも知事に会えでは私は死んでしまいます」とあきれた態度をとりました。
柳下質問が終わり委員会が休憩に入ったとき、知事が突如傍聴席の患者家族に歩み寄り一方的に「ご理解を」と声をかけてきました。このこと自体異例なことですが、さすがに、知事も目の前の患者家族の前を素通りできなかったのでしょう。

患者家族の皆さんは「知事は患者のことがまったく分かってない、怒りがこみ上げてきました」と、私たちに訴えられました。15日の患者家族による第二次署名提出に知事が応じるか逃げるか、県民の皆さん!注視しましょう。
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テーマ:社会保障/ コメント(1)/

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先週末から現場を休み通院や事務所の電話番等をしましたが、今日から現場復帰しました。検査をした結果、条件付きでの業務になりましたが、完治までは安心できません。さて、埼玉県の小児医療センター問題や震災対策は大きな課題ですね。どちらも命に関わる事ではないでしょうか? 医療センターは建て替えに、震災対策は交通機関やライフラインを優先に避難場所は公共施設だけでなく、各商業施設にも協力をでしょうか? 昨年の3・11の教訓を生かせですね。ガソリン不足・電力不足の解消と原発処理もきちんと求めます。

土屋 2012/03/09(Fri)19:26:10 編集

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