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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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放射能汚染防止法の制定を求める意見書に賛成討論

2018.07.03 19:47:10



請願 放射能汚染防止法の制定を求める意見書は、賛成したのが立憲と共産党のみ。不採択となりました。以下、賛成の意見陳述。

議請第9号 「(仮称)放射能汚染防止法」制定に関する国への意見書提出を求める請願、について、採択に賛成の立場から意見を述べます。

 

請願者は、放射能汚染防止法の制定を求めています。その理由として、東京電力福島第一原発事故から7年以上経過したが、放射能汚染の問題解決の目処がないこと。放射性物質は遺伝子を傷つける恐れがあること。国には未然に防止する責務があること。さらに、国の環境基本法改正では不十分であり、過酷事故や廃炉に対応できない恐れがある、としていますが、その主張はもっともであり、正当性のあるものと考えます。

我が党はこの間の国会審議において、「放射能による影響は最大の環境汚染であり、人の健康、環境を守ることは環境省こそが責任を持つべきだ」と強調しています。さらに、原子力基本法などの法改定においては、「放射性物質による環境汚染や健康被害の防止措置が一切盛り込まれていない」と追及して参りました。こうした立場からも、本請願の意義は大きいことから、採択することに賛成するものです。                               

以上

 

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原発再稼働をさせない、とする請願は採択されず!

2018.03.06 20:16:14

報道発表資料

 

2018年3月6日

日本共産党埼玉県議会議員団

 団長 柳下礼子  

 

埼玉県議会運営委員会の原発関連請願の継続審査は許されない

 

3月6日、議会運営委員会は、全ての原子力発電の廃止などを求めた請願など原発関連の3請願を、審議を行わず継続審査と決しました。

昨年12月定例会で、全国でも例のない「原発再稼働を求める意見書」が自民党・県民会議らによって可決されました。この意見書について採択以来県内外から186件の抗議・意見が議長あてに寄せられていました。本定例会には、「国内のすべての原発について再稼働させないことを国に求める請願」が1,552筆の署名を添えて、「すべての原発の廃止及び自然エネルギーへの全面転換の促進を国に求める意見書の提出を求める請願」が1万716筆の署名を添えて、そのほか「原子力発電の再稼働及び新増設をやめ、自然エネルギー活用の推進を求める請願」が提出されていました。

3月2日の議会運営委員会の場では、この請願の取り扱いについて自民党県議から「内容に入るべきではない」などの発言が出され、「門前払い」の可能性が高まっていました。

本日の議会運営委員会で、自民党の田村琢実県議が、請願に対する県議会の態度は12月定例会の意見書で示され、具体化に向けて動いており、閉会中に請願者には取り下げを求めるべきであり、継続審査とすべきだとの趣旨の動議が出されました。一方共産党の秋山県議は、審議続行を求める動議を提案しました。秋山県議の動議には、共産、民進、県民の賛成少数で否決され、田村県議の継続審査の提案は自民・公明・改革の賛成で可決されました。

12月定例会はすでに終わっており、2月定例会でその決定について再考を求めることに何らの問題はありません。また3本の請願は原発再稼働意見書の撤回を求めたものではありません。12月の意見書採択を理由にした継続審査の提案に道理はありません。議会運営委員会は、請願を正規の手続きで審査・採択することを強く求めます。

この議会運営委員会に先立ち、自民党の小島信昭団長は、紹介議員である党県議団に対して、3本の請願の取り下げを請願者に要請するよう求めてきました。諸井真英議会運営委員長がその場に同席しました。党県議団は断固これを拒否しましたが一片の道理もない自民党要請には強く抗議をするものです。

本議会運営委員会には、約40名もの傍聴者が駆けつけていましたが、議会規則に基づき傍聴は20名にしか許可されませんでした。傍聴は希望者全員に認めるべきです。

以上

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県議会の「原発の再稼働を求める意見書」採択に県内外から抗議の声

2018.01.11 15:03:39


議長への抗議文提出後、議面サロンでの交流に参加した党県議団

12月22日定例会最終日、自民党らが提出した「原発の再稼働を求める意見書」は、共産・民進・公明・改革の反対を数で押し切って、自民・県民会議により可決強行されました。埼玉県民として恥ずかしいこの暴挙を東京新聞が翌日報道し、県内外の多くの方から怒りと抗議が沸き起こりました。

 

 

さらにこの事件はSNSでも広がり、1月10日には県内外から抗議に駆け付けた150人あまりの人々が浦和駅に結集、県庁までパレードし抗議文を県議会議長へ手渡しました。(受け取りは議会事務局秘書課長)参加者には、遠く被災地福島県の市議さんや柏崎原発の新潟県、東海原発の茨城県からも、県内の議員、元越生町長はじめ多くの方が抗議の訴えを行いました。

 

 

「原発の立地県でもない埼玉は何様のつもりか!」「賛成した議員は福島に来るべきだ」「埼玉に処分場をつくったらどうだ」「東海第二原発が事故れば埼玉は被災地だ。県議は県民の生活を考えているのか」などなど怒りの声も次々と。

 

 

交流会場となった議事堂議面サロンには、民進党と共産党の県議団が参加し、「なぜこんな意見書が採択されたのか、その背景や経緯は」「抗議文はどう扱われるのか」などの質問も出され、私どもで分かる範囲で回答もし、参加者と連帯して今後の取り組みを話し合いました。

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自民党から「原発の再稼働推進」を求める意見書が。党県議団は反対

2017.12.27 10:18:42

以下、反対討論です。

初めに議第36号「原子力発電所の再稼働を求める意見書」案についてです。

本意見書は冒頭で「エネルギー政策の基本は、安全性を前提と」すると述べていますが、この立場に立つならば、本意見書には反対する以外に選択肢はありません。


福島第1原発の事故から6年半が経過した今も、なお、6万8千人が故郷に帰ることができずにいます。原発は、ひとたび重大事故が発生し、放射性物質が外部に放出されると、もはやそれを抑える手段は存在せず、被害は、空間的にどこまでも広がる危険があり、時間的にも将来にわたって危害をおよぼし、地域社会の存続さえも危うくします。被害がどうなるかを空間的、時間的、社会的に限定することは不可能です。このような事故は、他に類をみることができません。

だからこそ、原発再稼働に反対する声は、産経・読売新聞を含めどの世論調査でも過半数を超え、揺るがないのです。

意見書案には、「原子力規制委員会により、世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められた原発の、再稼働を進める」とあります。しかし、1214日広島高裁は、伊方(いかた)原発について、原子力規制委員会が、新基準に基づき適合としたことを不合理だとして、運転差し止めを命じる決定を出しました。現在の原発技術は、本質的に未完成で危険なものであり、規制委の新基準では原発の安全性を保障することはできません。

安倍政権は、エネルギー基本計画で、2030年度に全電力供給の20%から22%を原発で賄う目標を掲げています。これは、30基程度の原発再稼働が、前提となっています。国民の命と安全を置き去りにした暴走としか言えず、これを推進するような意見書は絶対に認めることはできません。政府は「原発ゼロ」の政治決断を行い、原発の再稼働を中止し、すべての原発で廃炉のプロセスに入るべきです。再稼働させた原発は、停止を求めます。

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東海第二原発を視察しました。

2015.08.11 21:27:42


東海テレパーク内で日本原子力発電(株)より説明を受ける党北関東ブロックの議員ら

8月11日、茨城県にある東海第二原発を視察しました。視察にはら北関東ブロックの議員や県梅村さえこ衆議院議員、おくだ智子参院比例候補、小林きょう子参院茨城選挙区候補を先頭に、茨城から山中泰子県議、上野高志県議、江尻かな県議、栃木から野村節子県議、埼玉から村岡県議、地元東海村から川崎篤子議員、大名美恵子議員委員会役員が多数参加しました。


目的は東海第二原発視察と広域避難計画について検証するものです。最初に東海発電所テラパーク内で、常務執行役員で東海事務所長の島守哲哉氏ら日本原子力発電株式会社側より説明を受け、その後、バスで発電所内見学、L3廃棄物埋設予定地などを視察しました。


その後、近くのコミセンで東海第二原発再稼働阻止・廃炉を求める県民センターのみなさんらと合流しました。

茨城県の作成した広域避難計画では、避難対象96万人のうち、52万人は茨城県外の隣接5県、福島、栃木、群馬、埼玉、千葉への避難予定です。この計画に対して、各県の立場から意見が出されましたが、安倍政権による原発再稼働促進のための避難計画策定がいよいよ明白となりました。

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ストップ川内原発再稼働!オール埼玉行動が開催されました。

2014.09.28 19:01:17


集会会場の大宮西口デッキ

大宮駅西口を会場に川内原発の再稼働に反対する集会が開かれました。主催は、脱原発埼玉連絡会「川内原発再稼働反対オール埼玉行動実行委員会」です。これまで埼玉県内の各地で脱原発の活動をしてきた市民グループらが、「脱原発!埼玉連絡会」をつくり、初めての共同行動として今回「オール埼玉行動」を呼びかけたものです。

 

暑いくらいの日差しの中、大宮駅西口デッキは大勢の参加者で埋まり、活気にみちていました。福島からも連帯の訴えがあり、3時30分からは市内をパレードしました。思い思いののぼりやプラカードなど、私は自作の傘ののぼりを持っていきました。太鼓や笛、鈴も入ってとても賑やかで元気、明るく楽しいパレードでした。何事かと沿道のお店の人や通行人が目を見張っていました。

 

訴えの中でも触れられていましたが、御嶽山が噴火して大変な事態ですが、川内原発は鹿児島桜島の隣りです。どう考えても再稼働などあり得ません。昨年9月16日から日本では原発は一基も稼働していません。それでも国民生活は成り立っています。原発再稼働をもくろむ人たちの狙いが、電力の安定ではなく、ビッグ企業の利益にあることは明白です。

 


「原発いらない!」「再稼働反対!」「こどもを守れ!」は、道理ある主張として国民のなかに広がり続けています。この埼玉でも。




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日本共産党よこそね後援会主催の「東海第二原発施設見学」に参加しました。

2013.10.27 21:34:30


中央は大名美恵子東海村議、右は矢野ゆきこ川口市議、左のジーパンが村岡
 
今日は日本共産党よこそね後援会主催の日帰りバス旅行に参加しました。いただいたご案内には、「東海発電所・原子力科学館を見学」”現地の東海村村会議員からお話を伺う予定”とありました。案内通り、東海発電所に到着するとすでに東海村村議の大名美恵子さんが私たちを持っていてくれ、早速、ご説明をいただきました。

 

原発といっても実際は、施設内につくられた「東海テラパーク」という原子力展示ホールの見学でしたが、他の原発と比べ、展示館の目の前が東海第二原発の建屋という至近距離にあります。東海発電所は日本初の原子力発電所として昭和41年に営業運転を開始しましたが、平成10年に運転を終了しました。第二原発は昭和53年に運転を開始しています。平成11年には(株)JCO東海事業所で臨界事故が起こり、作業員二人が犠牲となっています。事故を起こした沈殿槽のレプリカは原子力科学館別館で見ました。

 

大名村議からも説明がありましたが、あの3・11のとき、東海第二も危機一髪だったとのこと。高さ5.4mの津波に襲われ、非常用発電機の冷却用海水ポンプ3台のうち1台が水没、使用不能となり、かろうじて、残り2台で冷却し事故を回避したとのことでした。あと40cm津波が高かったら、福島第一原発と同じだった、まさに、危機一髪状態だったそうです。当時の村上村長は東海原発は東京に近いだけに、この時は、「背筋がぞっとする思いだった」と語っています。

 

東海村議会は20名、脱原発派は共産党2名を含め8名、原発推進派村議は12名だそうです。この9月の村長選挙で山田新村長と変わりましたが、新町長は原発への態度を明確にしてないとか。再稼働を許さず廃炉に向けての戦いがいよいよ重要に。国会では「秘密保護法案」が提出されました。脱原発の運動と憲法を守る運動とを結び付けていくことも鍵です。

 

今日は原発の現場を見、村議からお話を聞き、まさに「百聞は一見にしかず」で、確信を深めることができました。後援会のみなさん、大名村議さん、今日は本当にありがとうございました。 
 
 

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福島第一原発の煙突の見える被災した浪江の漁港

2013.09.10 01:18:55



案内の渡辺市議さんから、この道路から向うには450世帯住んでいたんだよ・・そう教えていただいたものの、目の前は荒涼とした草の生い茂る土地のみでまちを想像することができませんでした。

 

ここは宿もあり、きっと活気のある漁港だったはず、打ち上げられた船はエンジンをのぞかせていました。魚の水揚げがないからカモメも飛んでいません。

 

数キロ先の山の向うにボンヤリと見える煙突が福島第一原発です。あの原発させなければ・・・と思わずにはおられませんでした。双葉町の薄茶色の役場も遠くに見えました。

 

その双葉町へ通ずる道路には行政境のところで厳重な警備が。私たちは入ることはできません。市街地が見えるのに入れないのです。 
 
 
 

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福島県南相馬市、浪江町を視察

2013.09.10 00:53:18


倒壊したままの家(浪江町)

党県議団は4日、福島県を訪れ県庁でヒアリングをし、党県議団とも意見交流を行いました。翌5日には、双葉町の仮設住宅を視察、その後、南相馬市、浪江町などを視察してきました。南相馬の渡辺市議さんにご案内をいただきました。

 

現地は写真の通りです。あの日のままです。まちはあるのに人っ子一人いません。カラスと虫の鳴き声だけが聞こえました。これが原発事故のもたらした災害、人災です。レポートは県議団HPにて。

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原発ゼロ大行動が、全国で、全世界で!

2013.03.10 19:35:13


会場に 入りきれず外へ溢れるほどの参加者(日比谷野音)

日比谷公園は原発ゼロを目指す人、人、人で埋まりました。原発をなくす全国連絡会と首都圏反原発連合(反原連)主催による大行動です。

昼は真夏のような暑さに、2時過ぎころから雲が出て強風へと変わりましたが、参加者の熱気は冷めません。外国人の参加も目につきます。

フランスやドイツなどでも集会やデモが行われたとニュースで知りました。福島の事故は日本の事故ですが、世界の事故でもあります。

震災を風化させてはならない、原発は収束などしていない、再稼働許すな、原発いらない!こどもを守れ! 埃の吹き荒れた東京の街には夜まで叫びが続きました。


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福島県議団と騎西高校の双葉町のみなさんとの懇談会

2013.02.11 20:02:46

 
右から福島県議団:宮川県議、あべ県議、神山団長、埼玉県議団:柳下団長、村岡 さえき加須市議

3.11から1年11ヶ月の今日、日本共産党福島県議団の皆さんと加須市騎西高校を訪問し、双葉町の皆さんと懇談を行いました。福島県議団は前泊しての参加で、神山悦子団長、宮川えみこ県議、あべ裕美子県議の3県議と熊谷事務局次長です。

辞職された井戸川町長さんは午後に挨拶に来られるとのことで井上副町長にご挨拶。今日は、大掃除の日でもあり、いろいろな行事が重なっていましたが懇談会会場には大勢の双葉町民の方においでいただきました。懇談会の準備一切は地元加須市議団のさえき由恵市議の手によります。(行き届いた準備に感謝です)

懇談会はさえき市議の司会で行われました。事前に「避難所のみなさんへ・・・懇談会のお知らせ」が配られ、どんなことでもご要望をお聞かせ下さいと、開かれたものですが、次々とご発言がありました。

「高齢者は肉体的・精神的にもう限界だ」「医療費の無料化を延長して欲しい」「風評被害や偏見・差別が起きている」「借り上げ住宅をなんとかして」「下水道料金の減免に町で差がある」「中間貯蔵施設となれば故郷がなくなる」「阿部政権の原発政策は・・・我々は原発で追い出された」「避難区域の再編はどうなる」「東電の賠償が後退」「自然災害ではない原子力災害だ」などなど、どれもが切実で深刻な問題ばかりです。

福島県議団から一つ一つに福島県の取り組みを含め回答があり、国と東電の責任が問われ、その戦いであることも語られました。

高齢の婦人からは、「上の孫娘が去年10月に、おばあちゃん、私のこどもはあきらめてね、と言ってここを出て行った」「こどもたちのことを思うと線量はどうなのか、それが一番の心配です」の訴えは、切なく胸が詰まりました。

他の男性からは「みんなバラバラにされて苦労している」・・・怒りの声が。最後に福島県議団からは、「原発があったから起きたこと、原発はいらない、再稼働も建設も許さない、そこをしっかり確認しましょう・・」の訴えに共感の拍手です。

会場で私は、民賃住宅問題で埼玉県庁に来られたKさんやTさんと再会できました。元気そうなお顔に少しほっとしましたが、未だにここが「
被災地」そのものであることを知らされた思いでした。阿部首相はここに来るべきです。

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さよなら原発埼玉県民集会は大成功

2012.10.08 19:37:17


放射能から子どもたちを守る取組みを報告する保育士さんたち

「さよなら原発埼玉県民集会」がさいたま市文化センター大ホールを会場に開催されました。3階席まで超満員でした。

被爆医師の
肥田舜太郎さんからはビデオ報告で内部被爆の恐ろしさが語られ、旧騎西高校に避難中の福島県双葉町の井戸川町長からは、福島原発事故から学んだこと、と題しての報告がありました。

「あの時、空から断熱材がぼたん雪のように降ってきた」の話には背筋が冷たくなりました。「被害者がいるのに責任をとった人はいない」「野田首相に双葉町民は国民ですか?と聞きました」 と、井戸川町長の国や東電への憤りは収まりません。

埼玉県内からの活動報告も感動的でした。三郷の保育士さんは、こどもたちから、「何で外で遊んじゃだめなの?」と聞かれる。鼻血を出す子が増えた、の報告には会場から驚きの声が上がりました。

南相馬にボランティアで参加した高校生の話も感動的でした。「tvで映っていることと現実は違う、あなたのやるべきことは、あなたの地元に帰って福島のことを伝えることだよ・・・と言われました」 と、体験を語ってくれました。

大熊町から越谷へ引っ越してきた被災者の涙ながらの訴えには、会場から「がんばれ~」の声援が飛ぶなど、報告者の発言に会場全体が「原発いらない」で一つになり、最後に決議を採択しました。

集会は熱気に包まれ大成功しました。今日の県民集会は、年齢も考えも所属も違う立場の人が、「原発いらない」の一点で集まった集会です。だから余計に、人と人との繋がりっていいなあ、広範な世論は国をも動かせるのだ、と確信を持つことができました。

明日からの県議会での委員会審査を前にした今日でしたが、参加して元気をもらうことができました。感謝です。

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「原発ゼロの流れは止められない」 昼休みパレード

2012.09.20 22:28:05


埼玉県庁前を出発して浦和駅へ向かうパレード

5月5日は原発稼働ゼロとなった日ですが、その後、電気は足りることが明白になりました。大飯原発の再稼働の根拠は崩れました。

「電気は足りる、原発ゼロ、今すぐ実現」このスローガンが現実的となっています。

今日の昼、県庁前をスタートした
原発ゼロを訴える昼休みパレードには、沿道からも温かい共感の声が寄せられました。

今日のパレードには福島県双葉町から避難をして、埼玉県久喜市でコメ作りをはじめた農家の方も参加をしました。

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さようなら原発10万人集会に17万人が代々木公園に大結集

2012.07.16 21:01:23



さようなら原発10万人集会には17万人が参加し大集会となりました。川口の仲間は10時に出発して代々木公園駅に11時ころに到着、すでに長蛇の列です。とても会場の中は無理と反対側道路の歩道に陣取りました。12:55からの開会、呼びかけ人である坂本龍一さんなどの挨拶はスピーカーからとぎれとぎれに聞く有り様でした。

写真はデモに出発するために道路に集まってきた参加者です。私たち埼玉は新宿コースですが、1;30分にスタートしたデモですが、最後尾の東京・神奈川の前が私たち埼玉勢でしたが、4時近い出発となりました。脱原発、もう原発はいらない・・・国民の思いがはっきりと示された瞬間。その歴史に参加できたことを誇りに思います。

明日のマスメディアはどう伝えるでしょう。メディア自体も試されるのです。そして、都心に響いた
「原発いらない」「子どもを守れ」この声を、野田首相はまた「音」とでも言うのでしょうか。国民の声を聞き分けられない首相には首相の資格はもはやありません。

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放射線問題は収束せず。県は今後も検査と情報提供を!

2012.07.04 20:17:28


ねこの細道・第二弾「ストーンねこ」(6月産労委員会視察から)

6月定例会は7月2日~4日まで、各種委員会の審査が行われました。2日の産業労働企業常任委員会では、東電による電気料金値上げ問題が報告され、私は県によるアンケートから、電気料金値上で県内事業者の5%が廃業の恐れのあることを指摘、きめ細かい支援策を求めました。また「ハローワーク特区」の報告もありました。

3日は、
5ヶ年計画特別委員会です。男女共同参画基本計画など7件の計画を可決、県内を10の地域に分けての5ヶ年計画地域版の報告がありました。私は、秩父地域に医療体制の整備が示されてないと指摘しました。県側からは今後検討していくとの答弁でした。

今日4日は、
総合的な危機管理・大規模災害対策特別委員会が開かれ、被災地への職員派遣と食品中の放射性物質について審議しました。放射能問題では、特に小さい子どもへの影響が懸念されるだけに、新基準で厳しくなったものの、赤ちゃんはミルクを飲み続ける以外に選択肢がない、県としては安全と安心の乖離をどう埋めるつもりかと質しました。県側は、リスクコミュニケーションやお母さん向けの出前講座などを進めるとの答弁。私は最後に意見提案をし、放射線問題は収束していない、特に、食品では内部被爆に関わることから、今後も検査と情報提供を続けるよう強く求めました。
今日で各委員会審査は終わり、県議会は6日に閉会となります。

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岩手県の災害廃棄物受入れで県に説明会開催を求める

2012.06.16 22:15:59


畠山環境部長に申入れ書を提出する県議団と地元市町議員ら(県庁)

岩手県の災廃棄物受入れでは、熊谷市と日高市、横瀬町にあるセメン工場での受け入れを、地元3自治体の了承を得たとして上田知事は、6月5日の定例記者会見で岩手県の要請に応える方針を表明しました。この問題ではこの間、県は15回の説明会を開催してきましたが、それでも住民の中からは、「本当に大丈夫か」「拡散させて良いのか」など、受入れに不安の声があります。

知事自身も「同意をとりながら進める」と言明し、県議会で採択されたがれき受入れに関する決議では、「住民の不安の払拭が不可欠」とされました。一方、受入れ時期について知事は、6月下旬から場合によっては7月と述べています。被災地の復興を支援することは当然ですが、住民に不安を残したままでの受入れは行うべきではありません。埼玉県は十分な説明は行ったとして、今後の開催はしない方針を表明していますが、県は丁寧な説明を繰り返し行い社会的コンセンサスを得る責任があります。

申入れに参加した市町議員からは、「支援はしたい、しかし住民には安全性への疑問がある」「ホームページでの情報提供と言っても、高齢者が多くインターネットをやっている人は少ない」などの意見が出されました。

以下、申入れ項目です。提出者は、
党県委員会、埼玉県議団、熊谷市議団、深谷市議団、秩父市議団、日高市議、横瀬支部です。

前文:略

一、今後も地元住民からの要請に応え、説明会を開催し住民の疑問に丁寧に答えること。
一、当該自治体に隣接し、影響が大きいとみられる秩父市や深谷市等で、説明会を開催する。
    
                                              以上

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大飯原発再稼働反対!怒りの原発いらない昼休みパレード

2012.06.15 19:05:37


原発いらない昼休みパレードに参加する県議団(県庁前)

大飯原発再稼働をめぐる動きが緊迫する中、昼休み時間の県庁前から浦和駅まで、原発いらない昼休みパレードが行われました。昨日、福井県議会では3,4号機の再稼働をめぐり全員協議会が開かれ、日本共産党の佐藤正雄県議、無所属の細川かをり県議が再稼働に反対を表明。自民、公明、民主、希望ふくいの4会派は再稼働を容認。これを受け西川知事は、おおい町の時岡忍町長からの容認表明も受け、16日に上京して政府に再稼働同意を伝える見通しです。

野田首相は、原発を止めたままでは電力不足と石油輸入による電気料金値上を招く、それでは日本社会は立ち行かなくなりますよ・・・と、両者を天秤にかけて国民を脅しにかかっています。とんでもありません。もはや安全神話は完全に崩壊しました。マスコミ各紙の世論調査では、大飯原発再稼働に反対若しくは急ぐ必要はない、が過半数であり、再稼働なしで電気が制限された場合でも、77%の人が我慢できると回答しています。再稼働は国民の要求ではなく、原発推進派である原発利益共同体の要求です。

民主党野田政権は、いまだ避難を余儀なくされている16万人にも上る福島県民の苦しみの根源が、原発事故にあることを忘れたのか。一日も早く原発からの撤退を決断して、再生エネルギー推進へ転換することこそ国民の願いです。大飯原発再稼働を原発再開の突破口にさせてはなりません。

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どう処理する、震災廃棄物

2012.06.09 23:44:22


第32回「都市問題」公開講座 日本プレスセンター

震災廃棄物の処理について、特に広域処理についてはその賛否も含め様々な論議がある中、本県では岩手県の木くず受入れの準備に入っていますが、震災廃棄物の処理をどう考えるか、識者の間でも結論めいた意見は見られません。それほどに複雑な問題と言えるのかも知れません。従がって、私はこの問題では様々の立場の意見を聞くことが大事と考えています。

そこで今日、東京内幸町の日本プレスセンターで開催された
第32回「都市問題」公開講座「どう処理する、震災廃棄物」に参加してきました。主催は(公財)後藤・安田記念東京都市研究所です。山本正徳宮古市長による基調報告があり、パネルディスカッションでは、池田こみち環境総合研究所副所長、木村尊彦東京都環境局廃棄物対策部長、森口裕一東京大学大学院工学系研究科教授、谷田部雅嗣NHK解説員、司会・新藤宗幸がそれぞれの立場から意見を述べられました。

震災廃棄物(がれきでは不適切と思う)を受け入れて良いか、この問いに、ディスカッションを聞いていても、結局、東京都の部長を除き誰一人、可とも否とも言いません。住民の中に放射能汚染での基準値(安全)への信頼がないこと、従って、気持ちが安心へと結びつかないこと、さらに、被災地における時間の経過(廃棄物の量や自区内処理の進展など)による震災廃棄物の量・質の変化など・・・これらが絡み合って、断定的なモノ言いができないように見えました。その中でも池田さんは、広域処理でない方法があるはず・・・、と強調はしておりましたが・・・。

はっきりしたことは、国の対応が遅すぎる・・・これだけは明白となりました。本県においても「本当の被災地支援とは?」この本質的意味を、深いところで議論する必要があると感じさせられました。

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公開研修会「震災がれきの広域処理を考える」

2012.05.25 19:56:48


講演する田口正己立正大学名誉教授

党県議団は今日、公開研修会「震災がれきの広域処理を考える」をさいたま共催会館で開催しました。県内の各自治体議員や研究者などで会場は満席でした。埼玉県は岩手県野田村の木くずの受入れを準備していることから県当局にも出席を願いし、県環境部資源循環推進課の青木副課長より説明をいただき、講演はゴミ問題の第一人者と言われる立正大学の田口正己名誉教授にお願いしました。

先生は、災害廃棄物は大きく3種に区分されること。広域処理は一般廃棄物を前提としたがそういう範疇で正しかったのか。国による法的裏付けが半年遅れてしまった。量が膨大で現地で処理できないと言うが最初の数値はバブルだ。国が平成26年3月末までに処理すると期限をきったことが問題、最初から災害廃棄物として国に責任があった、その責任逃れとも言える。さらに先生は、仙台市などの取組みを紹介しながら、年限を定めず域内処理を増やすことは可能であり、リサイクルも可能のものもある。などとし、この問題の考え方の視点を様々にお話しいただきました。

質疑の入ると参加者から次々手があがり、がれき処理が進まないから復興ができないと言えるのですか?、住民合意は可能ですか?、処理費用は?、自区内処理か広域処理かの二者択一でないのでは?、国際ルールとの関係は?等々、質問が出されました。青木副課長と田口先生に応えていただきましたが、田口先生の「住民合意は今のままでは無理です・・・」との断定的な回答に、「エエ~」と、会場からはため息とも苦笑ともいえる反応が起きました。先生は
「丁寧に説明するしかありません」と付け加えました。私は司会進行役でしたが、広域処理に賛成・反対はあっても現在の知見の中で、正直に丁寧に住民に情報を伝えることが基本だと、あらためて確信させられました。

それにしても先生がお話しの冒頭で、「政治も、行政も、研究者も国民に信頼されていないのです。・・・」の指摘は胸に刺さりました。今日の研修会ですべての疑問が解消された訳ではありません。しかし、たくさんのヒントは得られた研修会となったのではないかと思います。田口先生、青木副課長、そして参加された皆さん、ありがとうございました。


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除染の盲点・・・とは

2012.04.07 19:31:51



8日付赤旗日曜版のある記事に唸ってしまいました。仲築間卓蔵さんのコラム”メディアをよむ”に、”除染の盲点”の衝撃とあったからです。それは、3月28日「news23クロス」TBS系が、”なぜ死者7人も原発事故の盲点”を放送したが、それが衝撃的な内容だったというものでした。

チェルノブイリ原発事故当時、ウクライナや東欧から西ドイツに物資を運んだトラックも汚染されていた。西ドイツがトラックの入国を拒否したため、東ドイツ政府はチェルノブイリから1400キロ離れた東西ドイツ国境に除染作業員8人を派遣し彼等は100~200台のトラックの除染にあたったが、その3年後から悲劇が始まった。

30代の作業員が肺がんで死亡。原因は、車のエアフィルター交換にあって、エアフィルターに放射性物質がたまることが見落とされていたというのです。結局、除染にあたった8人のうち7人が死亡しました。生き残った作業員は「日本でも被害者が出るのでは」と言っているそうです。

私たちはテレビの映像を通してですが、福島原発周辺や放射線量の高い地域を走る何台ものクルマを見てきました。白い防護服を着た人たちも見てきました。しかし、そのクルマのエアフィルターも汚染されている。果たして適切に除染されたのだろうか?
考えもしなかった”除染の盲点”の指摘が現実とならないよう、必要な声をあげなくてはと、思い知らされたコラムでした。

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原発事故による損害賠償で県へ要請 埼商連

2012.02.27 20:44:03


松岡産業労働部長に賠償請求に力を貸して欲しいと要請 埼商連

埼玉県商工団体連合会は上田知事あての「東京電力福島原発事故による埼玉県産品の農林水産物及び工業製品、サービス提供、物販等の損害賠償についての要望書」を、産業労働部の松岡進部長に提出、東電に損害賠償に応じるよう県としても後押しをお願いしたいと申入れました。

懇談の中で、埼商連が昨年6月に東日本大震災が経営に及ぼす影響について緊急調査を行った結果について説明、旋盤や研磨、印刷、機械加工業などで、計画停電により機械が止まる、資材が入らない、納期が守れない、等々の影響があったことや、飲食店では営業が全く出来なかったこと等、深刻な実態だったことが訴えられました。しかし当時は、被災地(者)救援の活動が最優先だったため、業者が被った原発事故による損害にまで意識が回らなかったとのことでした。

今、確定申告を進める中で、売上げの激減の原因が原発事故に由来することが明確となり、東電に対して損害賠償を求める運動を起こしたとのこと。
2月20日には、東京電力本店に出向き、福島原子力補償相談室と交渉したが、計画停電については約款に記述があり責任は無いとの態度に終始、政府が収束宣言をしたことに合わせるように早期に幕引きをしようとしている。東電は全く無責任な態度だった、だから、県の協力が必要です、との訴えでした。

松岡部長からは、皆さんの状況はよく承知しているつもりです。県としても知事を先頭に、政府・東電に対して強く申入れを行ってきていること、今後も繰返し何度も損害賠償を求めていくことが大事との回答でした。県議団の柳下団長は、東電が加害者であることは明白、知事もこの件では断固とした態度を表明している。一緒に力を合せていきましょう。と激励しました。

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旧騎西高校に双葉町長を訪問・懇談

2012.02.14 20:20:33

党県議団は加須市旧騎西高校に避難している双葉町を訪問しました。井戸川克隆町長からは国や東電の対応、町民の現状と課題、町にとどまらず双葉郡としての考え等、ご意見をお聞きしました。

関係自治体の首長の中で、唯一、放射能を浴びたのが井戸川町長だそうです。町長から、財政再建に取組むなかで決して東電からの寄付金は受け取らなかった、だから、遠慮なくモノが言える、とのお話しも伺いました。「
被害者はいるが加害者はいない」これが、今回の原発事故だ、国も東電も(経営者)責任をとろうとしない、と強い憤りをもって話されました。

避難所に残った方も外へ移転した方も、それぞれ困難を抱えています。町民はもちろん、職員も皆疲弊しているようです。まもなく1年です。プライバシーのないことがどれほどストレスとなるか、想像に余りあります。県としてご支援できることは、とお伺いすると、町民の話しを聞いてもらいたい・・・と答えが返されました。何とかお答えしたいと思いました。

町議会では、佐々木議長、伊澤副議長にお会いしました。お願いがありますと言われ、「民間賃貸住宅の借上げ制度の申請受付を今後も継続して欲しい。県によって対応がマチマチなのです。」と要請されました。しっかり応えていきたいと思います。ここは今なお被災地です。

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県農林総合研究センター茶業研究所を訪問

2012.02.09 20:37:28



入間市にある県の茶業研究所を訪問し、職員の皆さんからお話しを伺ってきました。県議団の他に周辺自治体の党市議団の皆さんも参加されました。

お茶の行程や品種改良などの御苦労なども聞きましたが、何より、放射能問題が訪問の中心でした。放射能汚染問題は、消費者にとっての安全・安心はもとより、生産者・茶業者にとっては死活問題です。

国はこの4月から暫定基準値を、飲料で10ベクレル/㎏、仕上茶500ベクレル、生茶100ベクレル、スクリーニング50ベクレルとするとの情報ですが、10ベクレル以下まで検出するには、ゲルマニウム型の測定器でないとできません。1台1000万円以上です。

県は今後、この測定器の増設を行う予定ですが、一刻を争う狭山茶対策として、茶業研究所への配置を優先すべきでないか。と思いました。同時に、安全を業者や行政側から発信しても、安心と受け止めてもらえないのも現実です。消費者が本当に安心できると思えるような対策が必要です。

柳下県議は挨拶の中で、生産者、行政、消費者が協力しあって、この危機を乗り切ろう、このままではすべての生産者が廃業に追い込まれかねません・・・と訴えましたが、
安全と安心の確保にすべての関係者が原発事故の共通の被害者の立場で、知恵と力を合せる時と実感しました。

研究所の前の一面の茶畑は寒風に耐え、まるで原発を告発しているかのように見えてしまいました。

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放射性ストロンチウムの調査について申入れ

2011.12.02 20:24:06

右、高橋環境部長

放射能汚染の広がりが懸念される中、都内での放射性ストロンチウム検出の報道に、県民から「埼玉は大丈夫か」の声が寄せられています。

ストロンチウム90は半減期が29年、特に怖いのが体内に取り込まれると骨に沈着して骨がんとなることです。国は福島原発100㌔圏外も対象とするとの報道もありますが、これまで埼玉県ではストロンチウムの測定はしていません。

党県議団は、今日、高橋和彦環境部長に対して、県内での調査を求める申し入れを行いました。

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ホットスポットチェック 上谷沼調節池の放射線量測定

2011.11.26 20:20:07



川口と旧浦和境にある「上谷沼調節池」での放射線量測定を行いました。おととい芝西小学校の持久走大会の会場となった場所で、その大会の前に測定する予定が、雨のため事後の今日となってしまいました。

今井はつえ市議さんと地域の方、芝西小の保護者の方も参加して行いました。少年サッカーの大会が行われていて、保護者らも大勢きていました。散歩途中の方々から、「放射線ですか、どうですか?」と尋ねられ、「0.1前後です」と応えると、「それなら大丈夫ですね」「ありがとうございました」とお礼を言われます。

子どもたちが集まる場所を中心に7ヶ所を測定しましたが、0.07~0.11の範囲でひと安心しました。


測定結果・・・マイクロシーベルト/時間

  ①駐車場のフェンス前     5㎝  0.088  50㎝ 0.106
  ②駐車場のすぐ下の平地   5㎝ 0.116   50㎝  0.110

  ③事務所のすぐ下の平地   5㎝ 0.100   50㎝  0.100
  ④サッカー場脇の水路     5㎝ 0.084   50㎝ 0.080
  ⑤浦和側の散歩道の桜の樹  5㎝ 0.080   50㎝ 0.070
  ⑥同上にあるベンチ(写真)  5㎝ 0.070   50㎝ 0.070
  ⑦坂の中段にあるヨシの下  5㎝ 0.070   50㎝  0.070


使用機器:RDS-31 Multi-purpose サーベイメーター
測定方法:地上5㎝、50㎝を、30秒間隔で各5回測定し、その平均値



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