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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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9月議会 請願審議 除染土を再利用しないよう 自公などが不採択へ

2018.10.05 16:02:25

環境農林委員会で審議され、共産党(村岡)は賛成討論を行いました。     


議請第12号 除染土を再利用しないよう国に求める請願

 

 

私は紹介議員として、賛成意見を述べます。

請願人は、除染土を再利用しないよう国への意見書を求めています。除染土とは、福島第一原発事故に伴う放射能汚染で生じた土壌のことですが、国はこの除染土を農地に再利用する方針です。今なお、福島県各地において、除染土を詰めた黒のフレコンバックは山積みされたままですが、

これを国は持て余し、「最終処分量の低減を図る」として再利用を計画しています。

国は利用する除染土について、8000ベクレル/kg以下の土壌と説明、これは本来、廃棄物として処理する基準です。専門家からは、セシウムは水に溶け出すことはないが、大雨等で土とともに流れ出し汚染が拡散する恐れがある、との指摘です。国はこれまで、「汚染土は中間貯蔵施設に搬入する」としていました。それをフレコンバックから取り出して、園芸作物など農地に再利用するなど、ましてや、道路や公園、公共事業へも利用するとなれば、汚染が全国に拡散されかねません。

請願理由にもありますが、放射性物質汚染対処特措法に基づいて、7年前、本県でも三郷市と吉川市が特措法の適用を受けました。両市の現状はどうか。除染土は本年3月末現在で7285㎥もあります。フレコンバックに詰められ公園や小学校等の庭に埋めて保管され、今もモニタリングが続けられています。今後の処分については、国の方針が未定のため見通しは立っていません。本県でさえこの実態であって事例とするまでもなく、除染土の再利用などは、特措法の目指す「事故由来放射性物質による環境の汚染が人の健康又は生活環境に及ぼす影響を速やかに低減するため、放射性物質による汚染の除去等の取組を進めること」に照らせば、法の目的に反するものです。

放射性物質に汚染された除染土の再利用は、人々の健康や生活環境を脅かし、汚染の拡大を招きます。よって、再利用しないよう国に求めることは極めて道理ある主張と考え、本請願に賛成するものです。                      
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