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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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一体”改悪”法案 公聴会で反対意見噴出 廃案しかない!

2012.08.08 22:06:36


2012原水禁大会に登壇した埼玉県代表団(広島グリーンアリーナ)

日本共産党など7野党による内閣不信任案提出が、今、文字通り政治を動かしています。消費税増税法案の採決を阻止し、廃案に追い込むという一点で野党が共同した画期的な行動となりました。しかし、今朝の朝刊各紙社説では、読売は「3党合意を今になって蔑ろにすることは到底許されない」、朝日は「ここで改革を頓挫させることは許されない」、日経は「3党は・・・成立を最優先すべきである」などと書きたて、まるで自民党を引きとめるのに懸命といった慌てふためいた様相です。それだけ今回の不信任決議案の衝撃は大きかったのでしょう。

参院特別委員会の
中央公聴会では、財政や経済の研究者から消費税増税の不当性を指摘する意見が続出しています。東京大学の醍醐聡名誉教授は、民自公3党の修正で、増税によって余裕が生まれた財源を公共事業費など社会保障以外に充てる条文が盛り込まれた点を指摘し、「国民に対する信義にもとる」と痛烈に批判しました。消費税増税は「社会保障のため」と、政府は私たちに説明してきたはず。教授は、口実を根本から覆すものだと批判したのです。こうした意見を無視して採決に突き進む野田政権は、民主主義の上からも重大です。今夜、野田首相と谷垣自民党総裁との党首会談が持たれるとの報道ですが、「採決などとんでもない」「廃案しかない」「増税強行反対」・・・世論は明明白白です。国民を裏切ればどうなるか。民・自ともにそれを忘れた訳ではないでしょう・・・。
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