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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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医師不足打開へ、埼玉協同病院の増田院長と懇談しました。

2012.09.05 21:46:30


左から、増田院長、村岡、柳下 (懇談には増永事務局長も同席しました)

志木市民病院は7月一杯で小児科入院患者の受入れを中止し、さいたま日赤でも小児科医師が退職へ、西埼玉中央病院でも小児科医師が退職と、埼玉県の医療は今や非常事態です。

知事は定例記者会見で西埼玉中央病院について問われ、「モグラたたきみたいだ・・」と答えました。こっちをカバーすればまた違う所で穴が空く・・・と嘆いたようです。さらに、こうした事態を、「困難な医療の分野だ」と言っていますが、そもそも、全国最下位の医師数を放置同然にしてきたこと、その改善に死に物狂いで取組んでこなかったことに起因していると言わざるを得ません。
県立小児医療センター移転問題の根っこにも、本県の医療体制の脆弱さがあるのです。

こうした中、党県議団は本日、
医療生協さいたま協同病院(川口市木曾呂)に増田院長を訪ね、医師不足問題を中心に懇談を行いました。病院側からは、増永事務局長も同席しました。医療現場の実態や医師確保と定着の取組み、行政への要望等、様々なご意見を伺う事ができました。

その中で具体的施策の提案は勿論ですが、重要なこととして痛感したことは
、「埼玉は医師不足である」との認識に立ちきっているか、その打開に死に物狂いで取組んでいるか・・・この基本的立場です。この立場に立てばいろいろ知恵も生まれるはずです。

埼玉県立大学に医学部設置を求め、全県議が加盟しての設置推進議員連盟もできている、ならば、国に設置を認める様意見書等をあげてはどうか、地域によっては病院郡としての対応を、循環型研修システムを、奨学金制度の改善拡充を、等々・・・貴重なご意見をいただきました。

応接室のパンフレット棚には
、「私たちの命と医師を守る宣言」というパンフがありました。その宣言の第一には、「私たちは、医師をふやすために行動します」とあります。この背景には勤務医の過酷とも言える過重労働があります。だからこそ、医師を守ることは医療を守ることに直結する。命を守ることと結びつくのだと言っているのです。

埼玉の医療の充実へ、今こそ立場や考え方の違いを超えて一致団結して取組みときです。
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