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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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県立小児医療センター移転計画の撤回を迫った柳下県議の一般質問

2012.10.02 18:07:18

一般質問をする柳下団長(10月1日)
一般質問をする柳下礼子県議(9月県議会)

1日、開会中の9月定例会で党県議団から柳下礼子県議(団長)が一般質問に立ちました。柳下県議は「医師確保対策」「県立小児医療センターの移転の撤回」「障害者総合支援法と入所施設建設」や「原発の撤退と自然エネルギー」など、県民から寄せられた要求や運動に寄り添ったテーマでするどく当局に迫りました。

詳細は県議団のHPでUPしますが、埼玉県政の汚点となりかねない
県立小児医療センター移転問題についてここで触れたいと思います。
柳下県議は9月9日の小児医療シンポジウムでの患者家族の方の訴えを次のように紹介しながら迫りました。


「我が家には現在1歳8ヶ月になる重度の脳性麻痺の女の子がいます。妊娠には問題がなく陣痛がきて病院にいきましたが、その後、子どもの心拍が止まり、緊急帝王切開後重症新生児仮死となり小児医療センターに運ばれ、今日まで何度も入退院を繰り返しました。現在、酸素吸入と胃ろうでミルクを接種、未だに首が据わらず寝たきりです。そのため痰が詰まりチアノーゼを起こしたこともあり、痰の吸引が必要です。現在のセンターへの通院途中に、何度もコンビニやスタンドでとまって痰の吸引をしながら時間をかけて通っています。先日、新都心まで行ってみたら付近にはコンビニやスタンドもありませんでした。渋滞に巻き込まれたら娘のいのちは守れません。私たちは不便になるから反対しているのではなく、子どものいのちがかかっているから反対しているのです。」

この実態を理解して欲しいと、県当局に「いっしょに新都心まで車に乗って、痰吸引や酸素吸入の様子を見て欲しい」と求めてきました。県はこれを拒否しております。早急に患者と同行調査をすべきです。病院事業管理者の答弁を求めます。(以上、質問の一部の引用です)

これに対して当局は、「患者のことは医師が一番良く分かっているから個別に対応する」と繰り返すだけで、患者家族の実態を見て欲しい、との叫びに応えようとしませんでした。柳下県議は最後に、移転計画の撤回を知事に求めましたが、上田知事は撤回を拒否しました。

ちょうど同じ時に、移転整備の共同パートナーとなる予定の
さいたま市の市議会においては、「岩槻区自治会連合会をはじめ患者家族等の意向を踏まえ、埼玉県その他の関係機関に対して誠実な対応の実現を要請していくことを市長において行うよう求める」とした決議が全会一致で行われました。(スゴイことです)

まさに、「現在に残せ」「移転反対」の声は大きく広がるばかりです。知事にはこうした民の声に応える責務があるはずです。そもそも、トップダウンで押し通す大事業に成功例はありません。「こどもは社会の宝」、いのちより重いものはありません。
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テーマ:政治/ コメント(2)/

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反貧困キャラバンのお知らせ

いよいよ反貧困キャラバンが埼玉県内に入ります。5日に熊谷を境に各地で宣伝活動が行われます。なお、9日は午前10時より川口駅東口に来ますのでぜひご支援よろしくお願いします。詳しくはブログでも掲載されています。

土屋 2012/10/02(Tue)22:57:21 編集

反貧困

埼玉では8日に大きな集会がありますね。

マサツグ 2012/10/03(Wed)20:20:38 編集

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