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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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秩父市の「ちちぶバイオマス元気村発電所」を視察しました。

2013.02.14 21:27:14


チップの杉、ヒノキの香り漂うバイオマス元気村発電所 右:秩父市役所の設楽主幹 

今日は強行軍でした。午前中、県庁内で三ヶ山メガソーラー発電事業について、受託した(株)サイサンさんからお話しをお聞きした後に秩父へ向かったのです。秩父市上吉田にある「ちちぶバイオマス元気村発電所」の視察です。

現地では秩父市議団の新井康一市議と山中進市議さんが待っていてくれ、説明は秩父市役所環境立市推進課の設楽幸男主幹がして下さいました。

秩父市は87%が森林です。平成16年度にNEDOの「バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業調査」の採択を受け、その後、林野庁の「強い林業・木材産業づくり交付金」を受け、市のレクレーション施設「吉田元気村」に整備、本格稼働は平成19年4月1日です。

県議団が木質バイオマス発電に注目したのは、チップ原材となる間伐材の運搬から、チップ加工、発電運転、電気は施設利用と売電、温水利用、残さの木炭灰の利活用まで、資源を使い切り、どの部位でも雇用を生み(搬出4人、チップ加工1人、運転3人の新規雇用)、お金が域内に循環する発電システムだからです。

ちちぶ元気村発電所は大きくはありませんが、実用機としては、国内初の木質バイオガス・ガス化・ガスエンジン・コジェネレーションシステムです。これまでに100万kWを発電しています。売電価格は現在は10円/kwですが、32円/kwの申請を東電にしている最中とか。

設楽主幹のお話では、秩父市での間伐材量は年間55000トンで、この発電所で利用できるのは450トン程度とのことですが、バイオマス発電が広がれば林業の振興にも大きく貢献でき、それが森林環境の整備、循環型社会の形成に寄与することでしょう。

秩父市ではその他にも、使用済みてんぷら油リサイクル事業にも取組み、昨年5月には埼玉県の「埼玉エコタウン・イニシャティブプロジェクト」の指定を受けました。今後が楽しみです。
今日は強行軍の視察でしたが大変勉強になりました。設楽主幹さん、新井市議さん、山中市議さん、ありがとうございました。
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