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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会が首都圏氾濫区域堤防強化対策事業視察

2013.04.22 19:39:24


カスリーン決壊地点での堤防強化現場 手前はスーパー堤防として完成済み 

八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会は利根川流域委員会と共催で、今日、埼玉県加須市の利根川漏水個所やカスリーン決壊地点などを視察、合わせて現地で学習会を開催しました。群馬、千葉、埼玉の共産党、民主党、市民クラブなどの県議、党埼玉県議団からは村岡が参加しました。

当日は国会から、
塩川鉄也衆議院議員が駆けつけ、現地では、国土交通省関東地方整備局利根川上流河川事務所の須見所長、岡戸計画課長、内堀調査課長らに対応いただきました。

30名以上の参加で、マイクロと自家用車で移動しながら、①利根川右岸139キロ付近加須市大越地先で、平成13年9月漏水のあった場所②利根川右岸136キロ付近加須市弥兵衛地先③利根川右岸134キロ付近加須市新川通地先のカスリーン決壊地点を回りました。

国交省の説明では、①の漏水個所対策では、現状の堤防の上に新堤防を上乗せする工法で、延長70キロにわたり築造します。平成30年完成に向け工事中です。事業費は2700億円とか。堤防の下の民地は買収され立ち退きが進んでいました。住宅の基礎だけが残り、民家が並んでいたことを示していて、まるで、津波で押し流された東北の被災地と重なる光景でした。


利根川流域委員会の方から、現堤防の下にある旧河道に沿って漏水が起きたのではないか、そうした個所を鋼矢板で止水する検討はしたのか?の質問に、国交省側からは、ボーリングには莫大の調査がかかる。地下の状況は分からない。・・・の回答で、そのため、70キロにわたって堤防を大きくする計画としたのです。

委員会のWさんからは
、「一本の虫歯を治すのに総入れ歯にするようなものだ」との指摘に、参加者からは「その通りだ」の声が。私は午後の学習会の方には出られませんでしたが、現場を見られたことは本当に勉強になりました。

八ッ場ダムについて1都5県知事共同声明(平成21年10月19日)では、八ッ場ダムの必要性の理由の一つに、利根川堤防の漏水問題をあげています。勿論、対策を急ぐことは言うまでもありませんが、それには、堤防とその地盤を補強して対応すべきであって、八ッ場ダムに堤防漏水の防止を期待するのは筋違いであって非科学的です。

同時に今日、現場を見て工事中の堤防強化工法には、もっと丁寧な科学的検証が必要ではないかと思いました。これを機会に水害対策についてさらに研究をしていく決意です。
関係者のみなさん、冷たい強風の中でしたが、大変お世話になりました。
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地元でも原発集会が開催されます

地元荒川区でも5月12日にさよなら原発荒川集会が開催され私も実行委員として活躍します。この日は告示日でもありますが、残念ながら駆けつけられずです。しかし、28日の演説会には参加予定です。念願がかないましたが、これからがスタートです。いずれは大規模でスカイツリーデモの開催をですね。第一歩になるために。

土屋 2013/04/25(Thu)16:17:55 編集

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