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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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予算委員会審議 その2 環境部

2016.03.18 08:55:48



 予特 環境部  311日(金)

 

温暖化対策と再生可能エネルギー推進について、  当初予算における主要な施策1頁から10頁、資料は15頁から17頁に関わって質問します。

1Q: 昨年12月、パリで、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)が開かれ、新たな法的枠組みとなる「パリ協定」を含むCOP決定が採択されました。「パリ協定」では、「今世紀後半には人為的排出を実質ゼロにする」「2度未満を下回る。1.5度未満を努力目標とする」など合意され、世界は「脱炭素」社会に向け大きな一歩を踏み出しました。しかし、日本政府がしめした温室効果ガス排出量の削減目標は、「2030年度までに13年度比で26%減」と、先進国では最低レベルです。しかも、その前提となる「長期エネルギー需給見通し」は、旧来の原子力と石炭火力をベースロード電源とし、再生可能エネルギーを抑制するものです。

今日は、東日本大震災、福島第一原発事故から5年目目ですが、政府による危険な原発の再稼働、COを大量排出する石炭火力発電の大幅増設などは、世界の潮流に逆行するものと、厳しく指摘をするものです。

そこで、地球温暖化対策における自治体の役割と責任にかかわり質問です。

本県は「ストップ温暖化・埼玉ナビゲーション2050」を策定し、温暖化対策をすすめていますが、「パリ協定」を受け、計画の見直しが必要ではないか、と考えますが、お答えください。

 

2Q: ナビゲーション2050が遜色ないので、この目標へ向けて引き続いて取り組むとのお答えでした。目標は計画通り達成できるのでしょうか。ナビゲーション2050の最終年度は2020年度です。そこで、計画期間後半の最重点施策として位置付けられた、削減の進んでいない家庭部門の省エネ化と、運輸部門の低炭素化について、伺います。

温室効果ガス排出量の2013年度実績では、目標値に対して家庭部門で100万トン、運輸部門で79万トンが未達成となっています。この2部門について、あと4年しかありませんが、今後、どのようにして計画目標を達成するつもりか、お答え下さい。

 

3Q: ナビゲーション2050の最重点施策の一つに、再生可能エネルギーの活用と産業の発展の好循環をつくる、ことが位置づけされています。この点は大いに評価するものです。私はこの間、再生可能エネルギーの推進で地域循環型経済の実現をと繰り返し求めてきました。知事からは、問題意識は同じだ、再生可能エネルギーの活用は極めて重要だ、など共通認識が示されました。問題はどう現実のものとして推進するかです。

伺いますが、県有施設における再生可能エネルギーの取組みは進んでいるのでしょうか。また、その実績は広く県民にアナウンスされているのでしょうか。

お答え下さい。

 

4Q: せっかく、再生可能エネルギーを取組んでいるのだから、道行く人や来訪者に、それが分かる様、表示するべきと、提案しておきます。

私は再生可能エネルギーの推進は、市民による地産地消のエネルギーが鍵ではないか、と考えています。一人一人が地球温暖化による危機を意識し、自ら省エネに取組む、ライフスタイルを見直す、認識を高める、その意味で、市民が主体的にエネルギー生産に参加することは決定的です。そこで私はこれまで市民共同発電事業の推進を求めてきました。県や市の補助制度も広がり呼び水ともなっています。同時に、市民には一定割合の寄付や出資が求められ、お金を出してまでエネルギー事業に参加することで、まさに主体者となるのです。行政の役割は後押しすることです。市民共同発電事業が県内各地に大きく広がることで、再生可能エネルギーの推進が地に足の着いた形で図られるはずです。

そこで、県として、市民共同発電事業へ補助金だけでなく、積極的に幅広い支援を行っていただきたいが、お答えください。

 

4Q: 資料の17ページに、市民共同太陽光発電設置実績があります。5年間での設置実績は12件とありますが、この事業への寄付や出資した方の人数は分かっていますか、答弁を。

                             

  

5Q: これも以前、予特で提案したことですが、再生可能エネルギーの推進においては、埼玉県として縦割りでなく全庁挙げて、計画段階から検討できる仕組みが必要と言ってきました。

実効ある温暖化対策、再生可能エネルギーの推進に相応しい組織への再編強化が必要ではないでしょうか、お答えください。

 

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