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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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どう処理する、震災廃棄物

2012.06.09 23:44:22


第32回「都市問題」公開講座 日本プレスセンター

震災廃棄物の処理について、特に広域処理についてはその賛否も含め様々な論議がある中、本県では岩手県の木くず受入れの準備に入っていますが、震災廃棄物の処理をどう考えるか、識者の間でも結論めいた意見は見られません。それほどに複雑な問題と言えるのかも知れません。従がって、私はこの問題では様々の立場の意見を聞くことが大事と考えています。

そこで今日、東京内幸町の日本プレスセンターで開催された
第32回「都市問題」公開講座「どう処理する、震災廃棄物」に参加してきました。主催は(公財)後藤・安田記念東京都市研究所です。山本正徳宮古市長による基調報告があり、パネルディスカッションでは、池田こみち環境総合研究所副所長、木村尊彦東京都環境局廃棄物対策部長、森口裕一東京大学大学院工学系研究科教授、谷田部雅嗣NHK解説員、司会・新藤宗幸がそれぞれの立場から意見を述べられました。

震災廃棄物(がれきでは不適切と思う)を受け入れて良いか、この問いに、ディスカッションを聞いていても、結局、東京都の部長を除き誰一人、可とも否とも言いません。住民の中に放射能汚染での基準値(安全)への信頼がないこと、従って、気持ちが安心へと結びつかないこと、さらに、被災地における時間の経過(廃棄物の量や自区内処理の進展など)による震災廃棄物の量・質の変化など・・・これらが絡み合って、断定的なモノ言いができないように見えました。その中でも池田さんは、広域処理でない方法があるはず・・・、と強調はしておりましたが・・・。

はっきりしたことは、国の対応が遅すぎる・・・これだけは明白となりました。本県においても「本当の被災地支援とは?」この本質的意味を、深いところで議論する必要があると感じさせられました。
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テーマ:原発、放射能/ コメント(0)/

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