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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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上田知事「めずらしく問題意識が一致していると思う」

2013.03.09 13:55:37


手にしているのが木質ペレット約1キロ 

7日の予算特別委員会で、私は自然エネルギーの推進を求め知事に質しました。その中で知事は「・・・この辺の問題意識はめずらしく一致していると思います」と答弁したのが、「自然エネルギー推進事業は、地域の仕事おこしと雇用の創出で、地域産業の振興を図ることを基本原則と位置づけるべきではないか」との質問に対してでした。

まあ「めずらしく・・」は余計かも知れませんが・・・。知事が雇用創出や地域産業の振興を意識していると言ったので、この基本理念を確認できたことは重要な成果といえます。

具体的な資源としては木質バイオマスの優位性に触れ、さらに、木質ペレットの普及を提案しました。

私の問題意識は、太陽光はじめ自然エネルギーが導入されれば、真に豊かな社会が実現できるというのではない、効率や利潤を優先する価値基準をもった社会(個人)が、化石燃料を使用し原発利用を生みだした。この価値基準の転換がなければ、どんなに自然エネルギーが普及したとしてもいつか来た道となってしまう。

今、大手企業がメガソーラーなどに続々進出しようとしていますが、それでは地域から利益は吸い上げられ、住民の中からの持続可能な社会の実現への意識の醸成は薄くなってしまうのでは、と考えるからです。

越生梅林の剪定枝からつくったペレットも紹介し、知事にも一袋お渡ししました。この梅ペレットは効率も高く、その灰は肥料としても優れているとか。
川上から川下までのエネルギー循環で、地域経済の循環が文化の交流ができるよう今後も取組んでいくつもりです。

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