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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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放射能汚染の下水汚泥焼却灰に関する住民説明会・戸田市

2011.09.04 22:58:40


次々と真剣な質疑応答(戸田市西部福祉センター)

今日、戸田市西部福祉センターを会場に、「荒川水循環センターの下水汚泥の焼却灰に関する説明会」が開かれました。行政側からは埼玉県荒川左岸南部下水道事務所と戸田市下水道課が出席、この種の説明会は県内初です。

水循環センターでは5月13日に乾燥焼却灰からセシウムが14200ベクレル/㎏検出、8月18日では4800ベクレルに減少。焼却灰は一日当たり13トン、それを詰めたプレコンバッグの数は3103袋、敷地の中に6000㎡を占めているそうです。行政からの説明の後は質疑応答です。会場の大ホールを埋めた周辺住民のみなさんから次々と手が挙がります。

「炉の状況はどうなっているのか、煙については測定したのか」 小さいお子さんを連れた若いお母さんからは「プレコンバッグは放射線を遮断するのでしょうか」「上部の公園は閉鎖しないのでしょうか」など真剣です。そうした住民の皆さんの不安を行政側も十分承知しているようで、正直に回答しているなと感じられました。現場としても一日も早く搬出できるなら処分したい、この点は住民と同じ気持ちです。

「県外の処分場と交渉中です。まだ地元の理解が得られません」の担当者の回答に住民から、「私たちは迷惑施設を受け入れている、上流の恩恵を受けている市に応分の負担をしていただく時期だ」の発言がありました。この時は、会場内は共感の拍手です。別の住民からの
、「この問題は荒川水循環センターだけでない、国全体で何らかな処分を考えるべきだ」との意見は傾聴に値すると思いました。

今日の説明会で住民の不安が解決した訳では勿論ありません。しかし、行政側と住民が思いを共有し、住民の側から建設的提案も出され、行政も誠意をもって答える、一緒に知恵を出して解決へ歩みを進める、それができそうな雰囲気を感じました。

最後の方の発言は
、「みんな被害者だ、東電に請求する予定はあるのか」でした。こうした場所に東電の役員を引っ張り出し、原発事故がいかに広範な国民の生活と、とりわけ子どもたちの健康を脅かしているか、突きつけたい思いです。
みなさん一緒にがんばりましょう。職員の方もご苦労さまでした。今後もしっかりお願いします。
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