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雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

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埼玉県新聞販売組合のみなさんが要請に

2012.10.06 21:49:41


要請書を提出する組合のみなさん。右側にも入りきれない大勢の方が来られました。

5日、埼玉県新聞販売組合のみなさんが控室に来られました。

県議会の各政党・会派に、埼玉県がすすめようとしている「埼玉県民の消費生活の安定及び向上に関する条例」の一部改正案について、慎重な検討をして欲しいとの要請です。

これは、特定商取引法の「購入者等の利益を保護し、あわせて商品等の流通」を「適正かつ円滑にし、もって国民経済の健全な発展に寄与する」(第一条)から目的から離れ、いわば、訪問拒絶の風潮を地域に拡散し、平常な経済活動はもちろん、政治的、文化的訪問活動・交流までもが規制されていくおそれがある。「規制強化」だと、組合のみなさんは訴えられています。

重要な問題ですので、しっかりと受けとめさせていただきました。
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木造仮設住宅を県庁舎の庭等に展示してアピールを!柳下県議

2012.10.06 21:28:55

柳下県議の一般質問②続報
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10月1日の埼玉県議会で柳下礼子県議が一般質問を行いました。30分間の質問の中で国政や県政について「医師確保対策」「県立小児医療センターの移転の撤回」「障害者総合支援法と入所施設建設」「県産木材の利用促進」「原発の撤退と自然エネルギー」「県立久喜・浦和図書館の廃止について」「TPP参加に反対せよ」「県内自衛隊・米軍基地被害について」「消費税増税は撤回せよ」9項目について知事に質問しました。

木造仮設住宅と県産木材の利用促進を求めて

柳下県議は木造仮設住宅の利用促進に努めている飯能市を紹介し、木造仮設は居住性に優れ、プレハブの仮設住宅より安く、調達が早く、地元林業・関連産業の振興や雇用に結びつくことから、災害時の積極活用を求めました。知事は「災害時の仮設住宅を木造とすることは有効な対策だと考えている」と認め「製材所等の木材ストック情報をどうすれば共有できるか関係団体と調整を進めているところ」また、木造仮設のPR」について「県主催のイベントなどにおいて展示することを研究させていただきます」と答弁しました。
県産材の利用促進については、柳下県議は国に補助制度があり、全国39府県が民間住宅に補助を行っている事実を示し、県に対し県産材利用促進補助制度を求めました。これに対して農林部長は「国では、地域材を活用した木造住宅を建築する場合にポイントを与えて、地域の農産物や木製品などと交換できる制度を検討していると聞いており、この制度を視野に入れて県産木材利用拡大に努めて参ります。」と答えました。

自然エネルギー普及で地域経済の活性化を

柳下県議は原発からの撤退を求め、自然エネルギーの普及促進を求めました。特に自然エネルギー活用が地域経済の活性化とりわけ中小企業の振興に役立つよう積極的に提案しました。県の太陽光発電の取り組みを評価しつつ、太陽光だけでは中小企業が参入できないとして、太陽熱、小水力、地中熱、バイオマスなど多様なエネルギー支援に取り組むよう求めました。
県は「本県は一定の風力や河川の落差が乏しく、太陽公以外の再生エネルギーの発電は難しい」としつつ「市民が小口で資金を出し合い共同発電を行うという枠組みは貴重なもの」「その拡大については具体的な提案、相談があれば検討していく」と答えました。

「必要以上に米軍基地が存在する必要はない」(知事)

入間基地の騒音被害、入間基地への大型輸送機C2配備について、柳下県議は、県も情報を事前につかんで、自治体に情報提供すること、訓練抑制を要望するよう求め、県は基地対策協議会で要望してきたと答えました。米軍の欠陥機と呼ばれている垂直離着陸機オスプレイが全国7ルートで訓練を行う予定であることから、横田基地の配備とそのための埼玉県上空の飛行の可能性は濃厚です。柳下県議はこのことを指摘して、情報収集と配備反対を表明するよう求めました。県は配備計画はないとしながらも情報収集に努めると答えました。
柳下県議は、所沢の米軍通信基地について「市民の暮らしと街の発展を阻害している」として米軍基地返還を強く要望するよう求めました。これに対して知事は「必要以上に米軍基地が存在する必要はない」と答弁し埼玉県基地対策協議会で強く要望していくと答えました。



 

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利根・東部・県央地域にもNICUは不可欠ではないですか?知事に迫る柳下県議

2012.10.06 21:24:08

9月議会 一般質問報告

柳下県議の一般質問①医師確保、県立小児医療センター、障害者問題
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10月1日の埼玉県議会で柳下礼子県議が一般質問を行いました。30分間の質問の中で国政や県政について「医師確保対策」「県立小児医療センターの移転の撤回」「障害者総合支援法と入所施設建設」「県産木材の利用促進」「原発の撤退と自然エネルギー」「県立久喜・浦和図書館の廃止について」「TPP参加に反対せよ」「県内自衛隊・米軍基地被害について」「消費税増税は撤回せよ」9項目について知事に質問しました。
この中で上田知事は「税金はとるな、福祉は充実しろ。これでは誰が責任をとるのか」
として「あえて消費税増税は評価」また「TPPへの参加は避けて通れない」など、国民の声に背を向ける答弁が目立ちました。



「患者さんに同行しての実走調査を」柳下県議

県立小児医療センター移転について、柳下県議は患者と地域医療を守る立場から撤回を求めました。
柳下県議は9月9日に開かれた「県立小児医療センター移転問題を考えるシンポジウム」の患者家族と岩槻
区自治会連合会の発言を丁寧に報告。何度もコンビニやスタンドで駐車し、痰の吸引を繰り返しながら通院している患者の実態を知ってほしいとして、県に患者に同行しての自動車実走調査を、再質問も利用して繰り返し求めました。その結果、病院事業管理者は「患者さんの命にかかわるようなところへ来て下さいということは絶対にありませんのでそれだけは断言いたします」との答弁も引き出しました。

「どんな医療機関も地域の中で成長発展する」柳下県議

また、柳下県議は岩槻区や蓮田市の地権者の思いも読み上げ、「どんな医療機関も地域の中で成長発展する」として地域医療を守る立場で移転計画を撤回してほしいともとめました。これに対して上田知事は「県立小児医療センターは県内全域を対象に三次医療を提供する医療機関です」と移転計画を撤回する考えはないと従来通りの答弁書を読み上げました。


埼玉県の医師増加数は全国3位????

柳下県議は周産期・小児科医療が次々崩壊していることから医師確保対策を緊急重大な課題として追及しました。
埼玉県の医師数が人口あたりで全国最低であることが、周産期や小児科などの危機的状態を生んでいるとして、柳下県議は県立大学に医学部の新設が必要だと主張し、知事に国へ医学部の新設を要望するよう求めました。国はこの間全国で1300人の医学部定員増員を行っていますが、埼玉県がOECD並の医師数に追いつくためにはあと1万人の医師の増員が必要です。しかし知事は「埼玉の医師の総数は全国8位。またこの間の増加率は全国で3位」などと、人口あたりの医師数を直視しようとせず、国への要望を拒否。県立大学医学部は引き続き研究・検討を進めるとしました。




障害者総合支援法は必ずしも満足いくものではございません(知事)

柳下県議は、民主党政府が障害者との基本合意を踏みにじって、応益負担を残した障害者総合支援法を強行したことを強く批判。障害者の入所施設待機児者が県内で1200人に上ることを示し、今後入所施設をつくらないとする国の方針に対して県として入所施設を継続して建設するよう求めました。
上田知事は「今回の総合支援法は必ずしも満足行くものではございません。」として「障害のある方々の声を十分踏まえた改正が行われるよう・・・国に対して要望していきたい」と答弁
福祉部長は入所施設をつくらないとする国に、職員が何度も足を運び、実情も説明し新たな入所施設の必要性を訴えて、22年度も23年度も入所施設整備を国に認めさせてきたと報告し「今後とも必要な入所施設の整備につきましてはしっかりと国に要望していく」と答弁しました。


(次の号へ続く)

 

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県立小児医療センター移転計画の撤回を迫った柳下県議の一般質問

2012.10.02 18:07:18

一般質問をする柳下団長(10月1日)
一般質問をする柳下礼子県議(9月県議会)

1日、開会中の9月定例会で党県議団から柳下礼子県議(団長)が一般質問に立ちました。柳下県議は「医師確保対策」「県立小児医療センターの移転の撤回」「障害者総合支援法と入所施設建設」や「原発の撤退と自然エネルギー」など、県民から寄せられた要求や運動に寄り添ったテーマでするどく当局に迫りました。

詳細は県議団のHPでUPしますが、埼玉県政の汚点となりかねない
県立小児医療センター移転問題についてここで触れたいと思います。
柳下県議は9月9日の小児医療シンポジウムでの患者家族の方の訴えを次のように紹介しながら迫りました。


「我が家には現在1歳8ヶ月になる重度の脳性麻痺の女の子がいます。妊娠には問題がなく陣痛がきて病院にいきましたが、その後、子どもの心拍が止まり、緊急帝王切開後重症新生児仮死となり小児医療センターに運ばれ、今日まで何度も入退院を繰り返しました。現在、酸素吸入と胃ろうでミルクを接種、未だに首が据わらず寝たきりです。そのため痰が詰まりチアノーゼを起こしたこともあり、痰の吸引が必要です。現在のセンターへの通院途中に、何度もコンビニやスタンドでとまって痰の吸引をしながら時間をかけて通っています。先日、新都心まで行ってみたら付近にはコンビニやスタンドもありませんでした。渋滞に巻き込まれたら娘のいのちは守れません。私たちは不便になるから反対しているのではなく、子どものいのちがかかっているから反対しているのです。」

この実態を理解して欲しいと、県当局に「いっしょに新都心まで車に乗って、痰吸引や酸素吸入の様子を見て欲しい」と求めてきました。県はこれを拒否しております。早急に患者と同行調査をすべきです。病院事業管理者の答弁を求めます。(以上、質問の一部の引用です)

これに対して当局は、「患者のことは医師が一番良く分かっているから個別に対応する」と繰り返すだけで、患者家族の実態を見て欲しい、との叫びに応えようとしませんでした。柳下県議は最後に、移転計画の撤回を知事に求めましたが、上田知事は撤回を拒否しました。

ちょうど同じ時に、移転整備の共同パートナーとなる予定の
さいたま市の市議会においては、「岩槻区自治会連合会をはじめ患者家族等の意向を踏まえ、埼玉県その他の関係機関に対して誠実な対応の実現を要請していくことを市長において行うよう求める」とした決議が全会一致で行われました。(スゴイことです)

まさに、「現在に残せ」「移転反対」の声は大きく広がるばかりです。知事にはこうした民の声に応える責務があるはずです。そもそも、トップダウンで押し通す大事業に成功例はありません。「こどもは社会の宝」、いのちより重いものはありません。

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地方自治研全国集会2日目「温暖化防止、再生可能エネルギーへの転換を!」

2012.10.01 09:21:49


第8分科会で問題提起をする和田 武氏(日本環境学会会長)30日大宮

第11回地方自治研究全国集会in埼玉の2日目は分科会です。29の分科会と2つの現地分科会(川越と八ッ場ダム)が行われ、私は第8分会会「温暖化防止、再生可能エネルギーへの転換を!」に参加しました。
台風17号が接近しているため、西日本からの参加者は帰りを心配しながらの学習となりましたが、内容は非常に濃いものでした。

実践報告では、この5月、党県議団も視察した岩手県葛巻町からの報告もありましたが、京都、滋賀、静岡などからの発言があって西日本のがんばりが光りました。
日本環境学会会長和田 武さんの講義(問題提起)は期待通りの内容でした。

3・11以降、自然エネルギーへの転換が大きく叫ばれる中、温暖化防止のテーマは後景となった感がありましたが、和田先生は温暖化問題から入り実例をあげて話されました。「不可逆的破壊が進行」しているとして、例えば、シベリアの凍土の融解が進行してメタンが発生している、海洋ではPHが下がり酸性化してきている。石灰化生物が激減してしまう、しかも、破滅的未来を回避する戦略が今はない、など、ショッキングでした。

自然エネルギーでは、何度も足を運んでいるデンマークやドイツでの事例を詳しく紹介され、村の産業、雇用、くらしが豊かになっっていること、自然エネルギーに取組むことで地域の再生を成し遂げていることに、聞いている私たちは希望と確信を深めました。

一貫していることは自然エネルギーの普及は市民・地域主体でなければ成功しないということです。先生は講義の結びに
「未来のことを考え、いま行動しよう」と呼びけけられました。

電車の運休が出始めているため予定より30分早く終了しましたが、私の分科会に限らず若い人の参加も多く、発言もしっかりしていて、元気をもらった全国集会でした。

埼玉集会ということで、地元埼玉の関係者の御苦労は大変だったと思いますが、2日間で3000人の参加者で大きく成功しました。皆さんのお陰です。お疲れさまでした。

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第11回地方自治研究全国集会in埼玉

2012.09.29 21:29:25


意見を述べる南相馬の農家 (模擬国会にて)

第11回地方自治研究全国集会が大宮ソニックシティを会場に開催されました。自治体職員や地方議員など全国から1500人が参加しました。日程は今日と明日の2日間です。

初日の今日は全体会が行われ、オープニングは小学生による
秩父屋台囃子です。日本3大曳山祭の一つだけにその演奏には魅了されましたが、感激したのは、演奏の冒頭に挨拶をした小学生です。原稿なしで祭りと囃子の紹介を堂々とし、「皆さんも2日間頑張ってください」と激励までいただきました。

記念講演として、「すべての人に、暮らしを守るセーフティネットを」と題して、
国立社会保障・人口問題研究所の阿部彩さんがお話しされました。

その後、今回初の試みとして「模擬国会」が行われました。特別委員会の設定で、「原発・エネルギー政策」「住民の福祉」「自治体と公務労働者の役割」などを議題に、議員役と答弁役の大臣や首相、そして参考人が出演、会場の傍聴人にも役割が与えられ大変盛り上がりました。

参考人として、福島県南相馬の農家の方からの訴えなど、課題の深刻さと政府の無責任さが浮き彫りになりました。

明日2日目は、29のテーマでの分科会と2つの現地分科会が行われる予定です。

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土砂崩壊の止まらない飯能の林道(日向沢線)を視察

2012.09.28 21:40:20


工事中止となった林道、土砂崩れが至る個所で起きています。右端が村岡です。(16日)

先日、自然保護団体や研究者らと、秩父や飯能などの山々を視察しましたが、その時の写真が今日送られてきました。(私はその日、カメラを忘れてしまいました)

ガイド役をお願いしたSさんは、40年以上も県内の山々で観察研究をしている方で、
鹿が繁殖し過ぎて山の樹木を食べ尽くし、地表面を覆っていた根も枯れてしまい、土が持たなくなってしまっている。との説明でした。

私たちも斜面の至るところに鹿の足跡を発見しました。夜ならどうなっているのでしょうか。鹿だけではありません。熊や猪、猿も里に下りてきています。突き詰めれば原因は私たち人間にいきつくのでしょう。

S氏によれば、昔は
猟友会の皆さんによって個体の数が適切に調整されてきた。今、高齢化と後継者不足でそれができない。行政としての役割が必要とのご意見でした。

その通りかも知れませんが、なかなか問題は深いと感じました。三峰神社には「築地市場の講」や「三河島講」など、海にかかわる「講」が多くありますが
、「山を守ることは海を守ること」からきているようです。ここに一つのヒントがあるようです。自然とのかかわりをあらためて考えてみる必要を実感させられました。

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県立小児医療センター移転問題など質問します。9月県議会

2012.09.27 21:58:14

9月県議会は24日に開会しました。10月15日までの会期です。

10月1日午後3時より
柳下礼子県議団長が一般質問に立ちます。


<一般質問項目>

西埼玉中央病院の周産期医療休止と医師確保対策

県立小児医療センターの移転撤回について

障害者総合支援法の撤回と入所施設の整備を

県産木材の普及のために

原発からの撤退と自然エネルギーの普及のために

県立久喜・浦和図書館の廃止について

環太平洋経済連携協定(TPP)参加に反対を

消費税増税問題

      などについて取り上げますので、是非、傍聴においでください。


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政務活動費の交付目的の改正は全会派参加で民主的な審議を

2012.09.24 21:34:00


左から佐藤県議、小島議長、柳下、村岡 肖像は右から元共産党県議の吉野良司さんと石井たけしさんです。

9月県議会は今日開会されました。議案の一つとして、地方自治法の一部改正によって政務活動費にかかわり、これまで「議員の調査研究」に限定されていた目的を、「その他の活動」に拡大となる条例改正案が提案されました。この改正は全ての議員にかかわるだけに、全会派参加による慎重審議が保証されるべきです。この問題で今日、党県議団と社民党の佐藤征治郎県議は小島議長に下記の申入れを行いました。



埼玉県議会議長 小島信昭 様
 
                                       2012年9月24日   
                       社会民主党           佐藤 征治郎
                       日本共産党埼玉県議団団長  柳下  礼子  
 
        地方自治法の一部改正に伴う条例改正について
 
 
地方自治法の一部改正によって、地方議会の会期や議会運営、政務活動費などの事項について県条例の改正が求められております。これは、議会の全ての議員に直接かかわる重要な事項であり、この条例改正にあたっては全ての会派の参加による議論が必要だと考えます。
とりわけ本法の改正の中には、政務活動費の交付目的について「議員の調査研究」に限定していた記述に「その他の活動」を付け加える内容があります。この改正によって、政務活動費が、議員の調査活動を超えた政治活動まで使用されるのではないかとの危惧の声が法律審議中から国民から表明されてきました。本県議会にも、この点を危惧する県民より、条例の審議にあたり県民の声を取り入れ、県民の理解を得られるよう配慮を求める請願が提出される予定です。
また、法改正によって議長には政務活動費の使途透明性を図る努力義務が設けられます。本県の県政調査費の調査費や会議費の中の、会派の判断によって非公開とできる点について県民の批判をうけてきたことは、今更指摘するまでもありません。条例改正にあたっては、この点にも十分な議論が必要とされます。
したがって条例改正の過程においては、全会派の参加による公開の場で、閉会中審議も視野に入れ丁寧に議論を重ねるべきだと考えます。議長におかれましては、一部の会派の参加による私的な研究会ではなく、特別委員会や全会派参加の研究会で、民主的かつ慎重な審議を行うよう強く申し入れます。
 
                                                  以上






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群馬県の小水力発電を視察

2012.09.23 21:27:10


群馬県谷川温泉地内の小水力発電

埼玉県及び群馬県で小水力発電の研究開発等に関わっているメンバーと22日、群馬県内の4施設を視察してきました。メンバーは大学の講師、建築家、NPO、機械製作者ら様々です。

まず最初は上毛高原駅に近い
NPO月夜野運営する小水力発電を訪問しました。名前はピコ水力発電所、代表の星山さんはこの地にセカンドハウスを建てて20年、地元の方々との信頼関係を築いてきました。実はこの地元との信頼関係が小水力発電の重要なカギとなっています。それは「水利権」に関わるからです。星山さんは農事組合から許可をとっています。最大800ワットの発電量が可能ですが現在はその半分程度。発電機はカナダ製ですが、建屋や基礎、フレームなどすべて地元で調達し地元の職人によって作ったそうです。ここに小水力発電の魅力の一つがあります。地元の人と一緒にプロジェクトを進めていくこと自体に大事な意義があります。

次にピコ第二(
虹の谷タニガワピコ水力発電所)を見学。谷川温泉にあり管理者のHさん(ペンションのオーナーです)が迎えにきてくれました。写真はピコ第二です。500ワットの発電中でした。発電機はシンプルですがノズルには改良の余地があるとのこと。

3番目は前橋市の
「清流の里」小水力発電所です。ここは落差1.5メートルをつくり1号、2号と2連式となっています。0.5kw×2で最大1kw、使用水量は毎秒0.07㎥、回転数1200rpm,形式は、低ヘッドマイクロ水力発電機、カナダのパワーパル社製です。群馬県の「新エネルギー導入モデル支援事業」に採択され、23年3月の完成の発電所です。取水口でのごみなどの処理に知恵を絞っているとのこと。以前は水車を回していた水利を利用した施設ですが、昔から村の人々の協力を得ながらやってきたので「水利権」をクリアーできたそうです。ここの水量は豊富で1年365日の発電が可能ですが、発電された電気は自己施設用です。

最後に桐生市の
利平茶屋水力発電所を視察。ここは前の3機種に比べ本格的です。林野庁と東京電力の「国有林野における自然エネルギー発電推進のための協同研究」として事業化された発電所です。勿論、群馬県の補助も受けています。旧黒保根村が事業主体として平成16年に2414万円で建設しました。発電型式は流れ込み式でオーストリア製ペルトン水車を使用、出力は最大22kw、使用水量は最大毎秒0.0456㎥、すごいのは年間の発電量が11万kwh、設置されているキャンプ場での消費に1万kwhを、余剰電力となる10万kwhについては売電しているそうです。

時間が無くなり上流の取水地点を見られなかったのは残念でしたが、資料によれば、堰堤の水だまりに濾過装置をつけたU字フリュームから取水しています。埼玉県でも堰堤のある所なら可能ではないかと思いました。小水力発電では作ったあとのメンテを誰が行うのかの課題もありますが、地域力を引き出す発電であることは確信できました。

民間レベル、市民レベルでの小水力発電への挑戦を行政がサポートする形が望ましいと思いました。今後の埼玉県政に生かせる多くの経験を学ぶことができました。群馬の皆さんには全く面識もない私たちを快く受け入れて下さり、懇切丁寧にご説明いただきました。本当に感謝です。ありがとうございました

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「原発ゼロの流れは止められない」 昼休みパレード

2012.09.20 22:28:05


埼玉県庁前を出発して浦和駅へ向かうパレード

5月5日は原発稼働ゼロとなった日ですが、その後、電気は足りることが明白になりました。大飯原発の再稼働の根拠は崩れました。

「電気は足りる、原発ゼロ、今すぐ実現」このスローガンが現実的となっています。

今日の昼、県庁前をスタートした
原発ゼロを訴える昼休みパレードには、沿道からも温かい共感の声が寄せられました。

今日のパレードには福島県双葉町から避難をして、埼玉県久喜市でコメ作りをはじめた農家の方も参加をしました。

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頼高英雄蕨市長と蕨市民病院の経営改善と医師確保で懇談

2012.09.18 23:12:35


「公立病院は何としても存続させねばならない」と語る頼高英雄蕨市長

党県議団は今日、蕨市役所に頼高英雄市長を訪ね、蕨市民病院の経営改善と医師確保対策についての取組みを聞くとともに蕨市民病院を視察しました。

蕨市民病院は当該地域での二次医療機関として中核をなす病院ですが、多くの自治体病院と同様、赤字経営が続いていたそうです。資料では
平成20年度は3億円を超える赤字です。蕨市ではその前年に頼高市政が誕生しましたが、頼高市長は病院の実態に驚き、公立病院の果たす役割を考えたとき、何としても存続させなければならない、病院長とともに不退転の決意で改善に着手したと語りました。

その際、特に力を入れたのが常勤医師の確保です。経営状況を改善して、安心して市民に医療を提供するためには、常勤医師の確保が必要不可欠として、医師の働きやすい魅力ある病院づくりと同時に、医師確保にあらゆる手立てを講じてきたことです。在職医師のネットワーク活用は当然として、驚いたことに、市長自らが大学へ出向いて医師の派遣をお願いして歩いたと聞いて、その決意の強さに打たれる思いでした。

職員の意識改革にも積極的に取組んだそうです。トップに立つ者が何としても医師を確保して経営を安定させるのだという強い信念を示すと同時に、首長自らが身体を張って頑張る姿を見せたことで、職員の意識は大きく変わったとのことです。それは市民にも伝わり患者数は増加に転じ、
平成21年度に黒字に転換させたのです。

現在、病床数は130床、常勤医師は14人、看護師等75人、平成23年度の入院外来患者数は合計16万人とのこと。整形外科医の確保など課題もありますが、経営改善と医師確保への強い意志が有る限り、課題を解決していくに違いないと感じました。

県政として大いに学ぶべき点の多い有意義な視察でした。余談ですが、蕨市では
「わらびりんご」を栽培しています。埼玉の南部で「りんご」ができるなんて素敵ですね。
今日は市長はじめ職員さん、病院関係者の皆さん、お忙しい中をありがとうございました

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芝地区長寿を祝う集い

2012.09.16 20:28:43


蒸し風呂の暑さにもかかわらず熱心に聞き入る皆さん(芝スポーツセンター体育館)

毎年恒例の芝地区長寿を祝う集いが、15日、芝スポーツセンター体育館を会場に開催されました。体育館は大変な蒸し暑さでしたが、大勢の長寿の方々に参加をいただき、明るく元気なつどいとなりました。

つどいの対象者は80歳以上の方々としていますが、芝地区では該当者は3878人です。100歳以上の方も9人おられます。

式典の後はアトラクションとなり、「東京スカイツリー音頭」や「フラダンス」など、そして、夢の抽選会となります。

私も来賓としてご挨拶させていただきました。一昨年まで、日本人女性の平均寿命は26年間世界一だったが、昨年は2位となった、その背景に昨年の東日本大震災があります。その意味からも、災害から命を守るまちづくりが必要であり、地元選出の市議の皆さんと力を合せ、私もそのためにがんばります、と挨拶。

さらに、県のプロジェクトの一つ「健康長寿」にも触れ、それを保証する上でも、埼玉県の医療の充実が必要であり、特に、医師確保は最重要課題です。しっかりと取組んで参ります、とお話しさせていただきました。

長寿の皆さん、来年もまた元気でお会いしましょう。

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日本共産党創立90周年埼玉南部地区の記念のつどい

2012.09.14 22:56:04


90歳を祝うミニコンサート

日本共産党の創立は90年前の7月15日ですが、今日、川口の党として、2ヶ月遅れの誕生のつどい「創立90周年記念のつどい」を開催しました。

一部では、
奥田とも子衆議院埼玉二区予定候補の挨拶、25歳の若い新入党者と50年党員の挨拶につづいて、北関東比例ブロックの梅村さえこ予定候補による記念講演が行われました。

二部は、ヴィオリンによるミニコンサートです。今回は、ビオラの演奏もありました。

すべてを通して、社会変革の志をもち、科学の目でモノを見、苦難解消を立党の精神に、各人が90年の歴史の一端を担い、また、これからの未来を歩んでいくことへの誇りと確信を胸に刻むことができました。

フィナーレは、全員で「ふるさと」を大合唱。こころの温かいすばらしい記念のつどいでした。

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紙智子参議院議員も参加して県民要求懇談会が開催されました。

2012.09.13 19:22:37


報告する村岡、中央は紙智子参議院議員、左は伊藤岳県民運動委員長

日本共産党は県民要求実現のため来年度予算も視野に入れながら、各分野で運動する団体との懇談を行いました。各分野と言っても膨大な数で、平和問題、地域産業、雇用、学校教育、医療・介護、障害者、学童、女性や青年、農業問題、放射能問題等々、とても一日で終わるものではありません。従って数日数回に分けて行います。

今日は午前、午後と2回行いました。午前の部には県議団から柳下団長が参加し、午後の部には私が参加しました。国政にかかわるご意見・ご要望には、
紙智子参議院議員が駆けつけ対応をいたしました。

こうした懇談のありがたい事は、現場の生の声が聞けると言うことです。教育現場からは、人事評価制度によって先生の中に争いや競争が持ち込まれ、信頼関係が壊されてしまう。子どもたちにチームワークで対応できなくなる、などの意見。

県内各地からなぜ小児科医がいなくなってしまうのか・・・と言った厳しい質問も出ました。三郷にはまだホットスポットがある。県議に現地に来て欲しい。農業従事者からは、これから実りを迎える彩のかがやきは、用水が切られてしまいカラカラの状態。このままでは大変なことになる。すぐに現地を確認して欲しい。などの注文も次々出ました。

その後、分野を超えての質疑・意見交流となり、国へ働きかけること、県に働きかけること、それぞれ鮮明となりました。宿題もたくさん出ましたが有意義な懇談会でした。
あらためて政治を動かし社会を変えるのはやはり住民の運動と声だと実感しました。その声によって私たちの活動は支えられているのです。
みなさん、これからもよろしく。
次の懇談会は10月17日です。

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東京都美術館で川口市にある工房「集」が展覧会開催中です。

2012.09.12 19:54:15

今日は私のお薦めです。
昨年11月に、上田知事も
とことん訪問で訪ねた川口市にある工房「集」ですが、展覧会を東京都美術館で開催しています。
川口太陽の家・工房「集」(しゅう)は、社会福祉法人みぬま福祉会が運営している、知的、精神、身体にハンディキャップを持った人々が表現活動を仕事としている社会福祉施設です。
    おすすめの素敵な作品展です。 是非、お出かけください。
     同美術館では
フェルメール「真珠の耳飾りの少女」も公開中です。                           

                                  9月9日(日)から9月16日(日)まで、
                              工房集が東京都美術館で展覧会をします。


 
今展覧会は、東京都美術館がリニューアルオープンを機に
スタートする企画「都美セレクション グループ展公募」に、
昨年11月に行われた公開プレゼンテーション審査の結果、
記念すべき第1回展参加11グループの1つとして「工房集」が選抜されたものです。
この企画は、障害のある方を対象にしたものではなく一般に広く公募されました。
 
会場は、当初募集要綱などで想定されていたギャラリーではなく、
この展覧会コンセプトや内容から、
はるかに規模の大きい企画展示室を東京都美術館に提案いただきました。
企画展示室は、面積が760㎡、天井高が4.8m、そして壁面の長さは計271mにも及びます。
そのスペースに、
みぬま福祉会全体から集めたメンバー118名の膨大な数の作品で展示します。
 
様々な場から生まれた、そしてセレクトされた作品を集める展覧会とは違って、
みぬま福祉会という一つの場から生まれる作品が並ぶ展覧会です。
この人数・規模で表現活動に取り組んでいるところは他にはなかなかありません。
さらに、平面や立体。絵画、書、織、木工、ステンドグラス。
作品かどうかわからない日常の行為から生まれたものまで、多種多様な表現方法です。
なぜ、こんなモノが生まれてくるのか?
なぜ、こんなたくさんのメンバーが取り組んでいるのか?
多種多様が一つの場から生まれる意味。
その背景には、みぬま福祉会が大事にしている理念があります。
表現活動の裏側には、リアルな福祉の実践の上に成り立っている日常があります。
 
作品を観てもらうだけ、作品発表の場ということだけにとどまらず、
福祉という枠を超えて多くの人が共有・共感できるもの、
メンバーや職員、家族側だけが幸せというだけではなく、
それが社会的にも意味があるということを目指します。
周りの人の意識や価値観まで変えていく。
障害のある仲間が社会を変えていく。
枠組みを超え、新しいつながりをつくっていく。
ずっと「できない」とされてきたメンバーが生み出すもの、そこには大きな可能性があります。
 
 
工房集作品展「生きるための表現」
● 開催期間     2012年9月9日(日)~9月16日(日)  期間中は休館日なし
● 会場           東京都美術館 公募展示室1F4棟
● 開催時間     9:30-17:30  最終日は13:30まで
● 観覧料        無料
● イベント
   ①ギャラリートーク「障害のある人の表現活動の魅力」
     日時:9月9日(日)14:00-15:00
     内容:ディレクター・中津川浩章氏 ゲスト・東ちづる氏(予定)
     会場:展示会場内(東京都美術館公募展示室1F4棟)
     参加費:無料
   ②来場者投票「自分が気に入った作家は誰ですか?」
     日時:期間中
     内容:ご来場してくださった方に投票していただき、
         一位となった作家は工房集で個展を行います。      
● 主催      
    東京都美術館「都美セレクション グループ展公募」
    社会福祉法人みぬま福祉会 川口太陽の家「工房集」

(以上、工房集HPより転載)
     

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原子力技術の根本問題と自然エネルギーの可能性(県議団公開研修会)

2012.09.11 20:11:03


縦横に語る大友詔雄先生(自然エネルギー研究センター代表) 

党県議団主催の公開研修会「原子力技術の根本問題と自然エネルギーの可能性」は大成功でした。講師の大友詔雄先生(株式会社NERC自然エネルギー研究所代表)には、北海道より駆けつけていただきました。

3~4時間は必要とする内容を1時間でと、大変ご無理な注文を出しましたが、大友先生は、原子力から自然エネルギー、社会発展の法則性、価値観の醸成、民主主義の問題まで、フルに語っていただきました。詳細は県議団HPでご報告の予定ですが、考えさせられた質疑の一部を紹介します。

まず、エネルギーにおける地方自治体の役割についての質問です。当然と言えば当然の質問でした。さらに、中国は原発を80基増やすらしいが、日本だけ原発廃止で良いのか…と言う質問には、そういう疑問が沸くのも有りなのだなと思いました。先生は結論的には「民主主義的選択」「日本自らの実践こそ大事」とおっしゃいました。

ドイツの「安全なエネルギー供給に関する倫理委員会」報告やロビン・クラークによるハードな技術をもつ社会とソフトな技術をもつ社会論などの紹介は興味深かいものです。

今回、私は進行役でしたが、最後に、「大友先生は、エネルギーは国民による選択の問題と言っておられる。そのためには必要な情報が明らかにされなければならないし、そのことで、真に豊な社会とはの価値観の醸成となるはずです。そうした意味で今日の研修会が役に立ったなら幸いです。」と、あいさつをしました。

今日は、県環境部温暖化対策課からも
「埼玉県の再生可能エネルギー政策について」と題してご報告いただきました。
主催者として不行き届きもありましたが、大友先生、渡邉主幹、そして、皆さん、ありがとうございました。
   

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「県立小児医療センターの移転問題を考えるシンポジウム」会場は超満員

2012.09.09 21:14:26


4人のパメリストとコーディネーターのみなさん

今日、県民活動総合センター(伊奈町)で「こども医療シンポジウム」が開かれました。県立小児医療センターの移転問題の本質を明らかにし、今後の展望について検討する機会にしようと、患者家族の会のみなさん方による手づくりのシンポジウムです。

1時30分の開会には予定された200席をはるかに超える超満員、座るところも資料も足りない様相となりました。内容は「感動と確信」の湧き出たすばらしいものでした。パネラーは、
秋山宇代氏(社会福祉法人みぬま福祉会理事、存続を求める家族会から山口さん、牧野浩氏(県高等学校教職員組合書記次長)、増田剛氏(医師・医療生協さいたま埼玉協同病院院長)の4名、コーディネーターは、渡辺繁博氏(埼玉自治体問題研究所事務局長)です。

呼びかけ人からもあいさつがありました。
浅子かおい氏(小児科医・春日部市)、川岸恵子氏(npo法人あかり代表)、田中岑夫氏(岩槻区自治会連合会長)、成田例弘氏(蓮田医師会長)、福島聖二氏(幼稚園長・学校法人ヨハネ学園理事長)、本田宏氏氏(済生会栗橋病院院長補佐)の皆さんです。

シンポの詳細は県議団HPに整理して報告いたしますが、私自身の率直な感想は、今回の移転には一片の大義もなくトップダウンによる大罪であること、患者家族を犠牲・県民不在のこの移転問題の根底に、埼玉県の医療の脆弱さがあること、同時に、移転やめよ!命を守る埼玉の医療へ!これらを求める県民の戦いの輪が、一層大きな広がりとなりつつあることを確信できたことです。率直に「人間ってすばらしい」と感じました。

首長との間に立つ県職の皆さんも誰一人として、本心ではこの移転が良いとは考えていないと思います。悩んでいるはずです。
例えば計画による新都心の高層ビルの地下駐車場です。もうこれだけでも、そこへ辿り着く道中だけでも大変なのです。車イスに様々の器材を持ってしかも一分一秒命にかかわる事態もあり得る。立体式ならさらに深刻な事態となります。「この心配に応えて下さい」と問いかけられて、まともに答えられる人はいないでしょう。


「唯一の場所なんです。あそこにあるのは理由があるのです。そのことを分かって欲しい。」 患者家族の方の発言がいつまでも耳に残りました。最後にこう訴えました。「くじけちゃうこともあります。でも、今日みなさんのお話しに頑張らなくちゃと思いました。」「ありがとうございました」と・・・。

頑張るのは私たちの方こそ、この問題は県民全体のものなのです。

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オスプレイ配備反対!沖縄県民集会 10万人のレッド

2012.09.09 20:03:36

 

今日の沖縄 県民集会 オスプレイ配備反対に10万人 この叫びをマスメディアはどう伝えるか?野田首相に「大きな音」などとは絶対に言わせない・・・昨日もアメリカで事故を起こしているではないか!宜野湾海浜公園.jpg

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赤岳より鳥瞰する

2012.09.09 10:58:21


8日午前6時の赤岳山頂

八ヶ岳の赤岳・阿弥陀岳を登ってきました。

撮影地点は天望荘、ここから下は雲海でした。





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様々な県民要求 その二

2012.09.06 19:20:10


県に要望する住民のみなさん 正面は守谷さいたま市議と村岡

今日の午後、さいたま市の住民のみなさんと守谷千津子さいたま市議さんらが県庁を訪れ、県管財課に要望を行いまいました。

住民のみなさんの地域内にある
空き家となっている県教職員住宅についての要望です。県としては草刈りを行っていますが、草は2階に届くほどにすぐに伸びてきます。以前、ガラス窓が破られる事件があって、今はすべての窓にベニアが打ちつけられています。

近所のこどもたちは
「お化け屋敷」と呼んでいるそうです。何か事件が起きてはいけない、防犯・防災の面からも、まずは更地にしてもらいたい。みなさんの切実な願いです。

そして公園として整備してもらいたい。公園整備については
さいたま市へ要望しています。さいたま市も基本的考えとして公園整備を考えているようですが、具体化に踏み出していません。

しかし、公園化の話が進まないからと言って「お化け屋敷」のまま放置されたら困ると言うのが当該地域の住民のみなさんです。

この趣旨に賛同する署名はすでに1900人を超えて集まっています。さいたま市、埼玉県、それぞれ事情も言い分もあるでしょうが、「住民のために」を最優先しての解決に歩み寄って欲しいものです。

県有施設跡地が民間開発でなく、地元自治体によって住民のための施設となるなら、県にとってもありがたいことではないでしょうか。

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様々な県民要求 その一

2012.09.06 18:52:17


芝川サイクリングロード 住民のみなさんと

芝川は地域住民の方々の格好の散歩コースです。朝夕と大勢の人がウォーキングやジョキングを楽しんでいます。

高齢者の方も多くそうしたみなさんから、「腰を下ろすことのできるベンチがあればいいのだが・・」 こんな要望が寄せられました。

散歩途中に道路の縁石ブロックにしゃがんでしまう人もいるとか・・・これはとても危険です。

何とかできないものかと、今日は住民のみなさんと県土整備事務所からも来ていただいて、どうしたら良いか一緒に考えました。

散歩という日常の光景の中に、様々な県民要求があると知りました。みなさん、暑い中お疲れ様でした。

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医師不足打開へ、埼玉協同病院の増田院長と懇談しました。

2012.09.05 21:46:30


左から、増田院長、村岡、柳下 (懇談には増永事務局長も同席しました)

志木市民病院は7月一杯で小児科入院患者の受入れを中止し、さいたま日赤でも小児科医師が退職へ、西埼玉中央病院でも小児科医師が退職と、埼玉県の医療は今や非常事態です。

知事は定例記者会見で西埼玉中央病院について問われ、「モグラたたきみたいだ・・」と答えました。こっちをカバーすればまた違う所で穴が空く・・・と嘆いたようです。さらに、こうした事態を、「困難な医療の分野だ」と言っていますが、そもそも、全国最下位の医師数を放置同然にしてきたこと、その改善に死に物狂いで取組んでこなかったことに起因していると言わざるを得ません。
県立小児医療センター移転問題の根っこにも、本県の医療体制の脆弱さがあるのです。

こうした中、党県議団は本日、
医療生協さいたま協同病院(川口市木曾呂)に増田院長を訪ね、医師不足問題を中心に懇談を行いました。病院側からは、増永事務局長も同席しました。医療現場の実態や医師確保と定着の取組み、行政への要望等、様々なご意見を伺う事ができました。

その中で具体的施策の提案は勿論ですが、重要なこととして痛感したことは
、「埼玉は医師不足である」との認識に立ちきっているか、その打開に死に物狂いで取組んでいるか・・・この基本的立場です。この立場に立てばいろいろ知恵も生まれるはずです。

埼玉県立大学に医学部設置を求め、全県議が加盟しての設置推進議員連盟もできている、ならば、国に設置を認める様意見書等をあげてはどうか、地域によっては病院郡としての対応を、循環型研修システムを、奨学金制度の改善拡充を、等々・・・貴重なご意見をいただきました。

応接室のパンフレット棚には
、「私たちの命と医師を守る宣言」というパンフがありました。その宣言の第一には、「私たちは、医師をふやすために行動します」とあります。この背景には勤務医の過酷とも言える過重労働があります。だからこそ、医師を守ることは医療を守ることに直結する。命を守ることと結びつくのだと言っているのです。

埼玉の医療の充実へ、今こそ立場や考え方の違いを超えて一致団結して取組みときです。

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反原発を貫いた不屈の学者・大友詔雄元北大助教が浦和で講演

2012.09.04 22:47:01

なかよし風車

蜂の巣型風車(岡山県鏡野町)大友詔雄氏設計

東京新聞はこの5月、元学者で自然エネルギーの普及・実践者の大友詔雄氏の特集記事を組ました。反原発の研究者として京都大学原子炉実験所の小出裕章助教が有名ですが、東京新聞は、北の大地にも不屈の反原発学者がいた。しかも、今は自然エネルギー普及に尽力、自然エネルギー研究センターNERCの代表として活躍中・・・と報道したことで大友詔雄氏の名は一躍メジャーになりました。

その大友氏を党県議団は埼玉県にお迎えして
「原子力技術の根本問題と自然エネルギーの可能性」をテーマに研修会を行います。どなたでも自由に参加できますし無料です。

私自身、大友詔雄氏に興味を感じた一つはその経歴です。北大で工学部原子工学科の助手となった大友氏は、29歳の若さで日本原子力研究所の専門委員に抜擢されました。しかし、原子力の実態を知れば知るほど、安全性に疑問を抱き、30歳の誕生日に委員を辞職してしまったのです。

大学では昇進の道は閉ざされ、同僚や学生たちとの接触も禁じられたそうです。しかしそんなことにはめげず、北大在職中に、大学ベンチャー企業として「自然エネルギー研究センター」を創設します。
退官後の活躍は目覚ましく、自然エネルギー普及一筋、各地に手がけた成功例が蓄積されています。

二つ目の関心は、自然エネルギーと地産地消による「地域内経済循環」の実現で、地域産業の再構築に取組んでいることです。そうした考えに至ったキッカケに、記事でも紹介していた有名なエピソードとして、大友氏が泊原発反対集会で出会った老漁師から
、「原発が危険なものだということは分かっているが、拒否したら自分たちの未来は貧しいだけだ」この一言が自分を自然エネルギーへと導いた、と知って、大友氏の人となりにも魅かれたのです。

是非、大勢の皆さんに大友詔雄氏の話を直接聞いていただきたいと思います。「原発ゼロ、自然エネルギーへの転換を」と、私も訴えていますが、現実的に自然エネルギーで地域の仕事起こし、雇用創出をどう作り出すのか、イメージし難いと感じています。
大友氏のお話しから多くのヒントをもらえそうです。この楽しみを多くの方々と共有したいものです。


県議団主催・公開研修会のご案内


   「原子力技術の根本問題と自然エネルギーの可能性」

  日時: 9月11日(木) 午後1時30分開会

  会場: さいたま共済会館505号室(浦和駅西口徒歩6分、埼玉県庁手前)

  講演: 大友詔雄氏(工学博士、自然エネルギー研究所代表)

          だれでも自由に参加できます。無料です。
                 
                  問合せ先:県議団事務局048-824-3413 (担当:林)
  

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政党らしい政党の意味を理解しました。議会報告会での感想。

2012.09.02 22:35:49


あいさつする奥田とも子衆議院埼玉二区予定候補

2日午後、日本共産党西並支部主催による議会報告会が行われました。私には国政にも触れて報告をとの注文でしたので、東電の電気料金値上問題、原発ゼロ、岩国基地とオスプレイと安保、竹島と尖閣諸島問題、消費税増税と総選挙について、等、県政報告とともにお話ししました。矢野ゆき子市議さんからは6月市議会報告が行われ、途中、駆けつけた奥田とも子二区予定候補から決意を込めた挨拶がありました。

最後に参加者から感想が一言づつ述べられましたが、Sさんという方のお話しが印象的でした。共産党のこういう集まりに初めて参加した。県会議員に直接会うのは初めてだと前置きして、今日のしんぶん赤旗日刊紙の一面で、
「共産党を除くと政党らしい政党はない」という記事を読んだ。しかも、自民党などがそれを認めている。そのことが今日のお話しを聞き、参加者とのやりとりを見て、住民と草の根で結びつくということはこういうことか、これが政党だと、理解できました。とおっしゃって下さいました。

赤旗には8月31日の自民党本部での谷垣禎一総裁の発言として、「日本(政党)で地方組織をしっかりし、どこへいってもそれなりのレベルの地方議員をもっているのはそう多くはない。共産党というのは、そこは敵ながらあっぱれで・・・」が引用されています。さらに、元鳥取県知事、元総務相の片山善博氏の中央公論9月号の対談からは、「政党には党員がいて、党員たちの願いをかなえるための政策があり、その政策を実現するために候補者を選定して当選させる。議会でそうした候補者が多数派を形成して権力を握り、政策を実現させていく。この点で、日本には共産党を除くと政党らしい政党は事実上ない」と述べていると紹介しています。

Sさんは今朝これらを読んだ上で報告会に参加し、頭での理解から胸に落ちる感じで党への理解を深めたようでした。Sさんの感想に私たちこそ確信を深め元気をいただきました。Sさん、参加された皆さん、ありがとうございました

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