忍者ブログ

雇用、営業、くらし守る政治へ…マサツグの奔走記

福島原発事故の収束を、脱原発へ、被災地復興は住民主体で、構造改革の押付けは許されない。政治のベクトルは常に「人間を幸福にする」ために…その想いで見て聞いて語っての走り書き

前のページ<<2021222324252627282930次のページ>>

[PR]

2024.05.20 00:30:31

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

テーマ:/ /

ページの先頭へ▲

業者と家族の皆さんが「流しそうめん」で夏の締めくくり

2012.09.02 21:54:51


子どもたちはお腹いっぱいで大人に交代、雨よけのシート張りもさすがプロ集団、雨もへっちゃら

今日は各地で運動会・スポーツ大会などが開催されましたが、今朝の明け方は猛烈な雨が降り、一時、開催が危ぶまれました。幸い、開会することができました。その後、途中降られながらも各大会とも行われたようで本当に良かったです。どの行事も、関係者の皆さんが暑い中、長期間、苦労されて準備し、こどもたちも楽しみに練習してきました。

戸塚の運動会の後、川口市内の中小商工業者団体である「川口民主商工会」の戸塚地域の皆さん方による夏恒例の流しそうめんまつりに参加しました。板橋ひろみ市議と一緒です。会場に着くと、さすがプロの皆さん方です。大きなブルーシートが屋根替わりに張ってあります。その下では子どもや大人が賑やかに雨の心配もなく楽しんでいます。この流しそうめんは夏恒例の行事となっていて、これが終わると子どもたちは新学期です。

孟宗竹を二つ割りにし節を綺麗にとった流し台は大工さんの手によるものです。器も箸も竹製です。勿論、麺やスープはお手の物です。私もおいしくいただきました。

私は挨拶の中で、東電の電気料金値上の影響に関して触れ、埼玉県の調査では、製造業の6.1%が事業継続が困難になるとの結果でした。これは廃業を意味する。深刻な問題です。それだけに消費税の10%増税は業者にとって壊滅的打撃となります。国政選挙で増税推進派に審判を下して増税を実施させないよう、力を合わせましょう。私たちも全力でがんばりますと、訴えました。
「がんばって下さい」「がんばりましょう」と次々握手を求められました。楽しい行事で元気をもらいながら、大人たちは戦いの第二章へと踏み出すのです。
PR

テーマ:中小企業/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

生活保護について:県立大学保健医療福祉学部の長友祐三教授に聞く

2012.08.28 19:54:48


近代的な建築の県立大学にて(柳下団長と村岡)

札幌市白石区での姉妹孤立死事件、芸能人の母親の生活保護に便乗した扶養義務の厳格化、保護基準引き下げの動きなど、生活保護をめぐっては制度改悪の動きが加速しています。県議団はこうした状況の中、あらためて生活保護(行政)について、今日的情勢に照らしながら問題の本質を学ぼうと、今日、県立大学に保健医療福祉学部長友祐三教授を訪ね懇談を行いました。

大学は夏休み中でほとんど学生の姿もなく閑散としていました。長友教授自らお茶を入れて下さり恐縮しましたが、こんな処にも先生の誠実で温かいお人柄が偲ばれます。先生は、今、財政面からの社会保障抑制の方向が強められ、扶養義務はその抑制に使われたに過ぎない、ときっぱり。さらに、福祉事務所は組織で動いている。管理者の意識で変わる。ケースワーカーが3~4年で異動している、専門職の登用、育成が重要との指摘もありました。

懇談の中では、今の若者をどう見るのか・・の話題も。今の若者は人とのコミュニケーションが苦手だと言われるが違う、若い人もかかわりを求めている。ただ、その方法がわからないでいるのです・・・。と、日ごろから学生に接している先生ならではの回答でした。
先生との懇談で一番感じたことは、福祉に限らず人間を信頼することが基本、支援しつつ疑って調査をするなど出来ないしおかしい。まさに、人としての在り方の問題と強調された点です。

県の学習支援活動は全国に誇れる取組みですが、そこに、長友先生の下から40人の学生がボランティアで参加していることも聞きました。頼もしく有り難いことです。今日の懇談で多くの課題と希望をもらいましたが、あらためて県立大学の潜在能力の豊さを感じたところです。

テーマ:社会保障/ コメント(1)/

ページの先頭へ▲

ページの先頭へ▲

猛暑の中、村岡まさつぐ県議・矢野ゆき子市議を囲むつどい

2012.08.26 22:18:55



温度計も38度を超える猛暑の中、日本共産党横曽根後援会による「村岡まさつぐ県議・矢野ゆき子市議を囲むつどい」が開かれました。日曜日の午後2時、苛酷ともいえる状況にも大勢の方にご参加いただきました。本当に頭の下がる思いです。ありがとうございました。

奥田とも子衆院二区予定候補もかけつけご挨拶。私は6月県議会の報告と、原水禁大会での岩国基地視察の感想、消費税増税問題などお話しさせていただきました。矢野ゆき子市議の報告と合せて質疑へと移りました。皆さん、いろいろなことを考えておられるなあ・・と感心させられます。

「医療圏はなぜあるのか?」といきなりの難問から始まり、「孤独死対策は?」「大宮での放射能問題は?」「津波対策は検討したのか?」「地区防災拠点の役割とは?」等々、次々と質問が出されます。本当のこと、事実を知ることの大切さ、あきらめずに声を上げ続けることで政治も行政も変えられるということ。限られた時間でしたが確信を深めることのできた「つどい」となったような気がします。

最後に横曽根後援会として、秋の八ッ場ダムへのバス旅行についてのお知らせがありました。私には「ガイド役」として参加のお誘いです。勿論、ありがたくお引き受けさせていただくつもりです。後援会とは本当にあたたかく、ありがたいものです。

テーマ:共産党/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

キツネの告発?「ふつうの暮らしがしたい、壊したのは誰だ!」

2012.08.25 19:54:03


尾が長く太く(写真では見えないが)キツネらしい、後ろ右足をひきずっていた

この夏休みに八ヶ岳界隈に行ったが、人間の生活圏内の道路脇の樹林でキツネに出会いました。車を走らせていたとき、10mくらい脇を犬らしい動物がぴょこぴょこと走っていたのです。顔つきにしろ尾が長くてふさふさと太いことからキツネと直感しました。

思わずシャッターを切ったのですがどうも様子がおかしいのです。右後ろ足を引きずって歩いているではありませんか。まるで何かの
「罠」にでもかかってそこを逃げ出してきたかのようです。そのキツネは逃げ去るでもなく立ち止まってこちらをしばらく見つめていたのですが、その眼差しが何とも悲しげであり何かを訴えているようでした。

「好き好んでこんな処に来ているのではない、私たちはふつうの暮らしがしたいのさ・・・」「ふつうの暮らしを壊したのはあんたらだ!」・・・そう言われているようで、キツネに偶然出会った興奮は瞬時に消えました。


「ふつうの暮らし」「日常の生活」・・・この当たり前の時間と空間の尊さを考えよと、私たち人間を告発しているようでした。
3回シャッターを切ったところで顔をあげると、キツネは後ろ向きに太い尾をゆらゆらさせ足を引きずりながら森の中へと消えていくところでした。その瞬間でした。犬の鳴き声が近づいてきたのに気がつきました。「逃げろ!」 思わずつぶやいていました。

テーマ:フリー/ コメント(1)/

ページの先頭へ▲

2012年全県地方議員会議に参加

2012.08.22 20:38:35



挨拶する梅村さえこ氏(衆院北関東比例ブロック予定候補)


21,22日と2日間にわたって開催された全県地方議員会議に県議団として参加してきました。会議は、その時々の政治課題や政策課題を学び探求する場です。

一日目には、NP0法人くらしの安全安心サポーター理事長の中村八郎氏を講師に
、「3・11大震災から何を学び、今後の防災対策に活かすべきか」をテーマに、地域防災計画との関係について講義が行われました。防災訓練について中村氏は、「図上訓練をやるべき、判断訓練が必要」と強調され、なるほどと納得しました。

2日目は、党中央政策委員会の垣内亮氏による「一体改革の行方と党の提言の意義」についてで、確信の持てる内容でした。また、参加した各議員からは日ごろの活動経験が語られ、住民要求にしっかりと根ざした地域活動・議会活動ぶりに大いに刺激を受け、元気と確信をもらった会議となりました。

テーマ:共産党/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

「いじめ問題の解決」で草加市議団が県教育局に申入れ

2012.08.20 22:01:24


県教育局に申入れする草加市議団
右より、大澤部長、平野市議団長、村岡県議、齊藤市議、大野市議、佐藤市議、今村市議

今、「いじめ」問題は深刻な社会問題となっています。大津市の自殺事件は衝撃でしたが、表面化した「いじめ」は、氷山の一角ともいわれます。本県でも草加市内の中学校のいじめ問題が連日報道されました。本日、党草加市議団のみなさんが県庁を訪れ、県教育局に対して「いじめ問題解決のための教育条件の整備」を求め申入れを行いました。私も同席しました。

平野市議団長が冒頭要望の趣旨を述べましたが、その中で、「今、いじめ問題を解決するためには教職員が丁寧に子どもたちの声に耳を傾け、学校全体で問題を共有して、保護者と協力しながら問題解決を図る必要があります。現在草加市においてもそのための努力が始まっていますが、教職員の努力だけでは乗り越えられない問題もあります。」と前置きした上で、本採用教員を増やすこと、人事評価制度をやめること、少人数学級の実現、県費による職員等の配置・・・を求めました。

県側からは、教育局市町村支援部の大澤部長はじめ関係課長らが対応されました。そこでは、いくつかの主要なテーマについて共通の認識でほぼ一致しました。「臨任教員の割合を減らすこと」「教員が子どもたちと向き合える時間を増やすこと」などです。問題は認識にとどまらずどう具体化していくかにかかっています。
今日の要請行動も踏まえて、一歩でも二歩でも前進するため県議団としても引き続いてみなさんと力を合せて参りたいと決意しました。

テーマ:教育・学術/ コメント(2)/

ページの先頭へ▲

尖閣問題:日本の領有は歴史的にも国際法上も正当:冷静な対応を!

2012.08.18 17:43:03


カマキリがいます(奥多摩山中)

尖閣諸島に上陸した中国人らは、入管難民法違反容疑で逮捕後、17日、強制送還されました。日本共産党は2010年10月、「尖閣諸島問題 日本の領有は歴史的にも国際法上も正当」との見解を明らかにしています。この問題は歴史的・客観的にどれだけ冷静に観るかが重要です。

日本共産党の見解では、まず、尖閣諸島の存在は、古くから明代や清代にも登場しているが日中どちらのにも、同諸島に住民が居住した記録はなく、所謂、いずれの国の領有にも属さない国際法でいう「無主の地」だったと指摘。その後、日本人の古賀辰四郎氏が1885年に同島の貸与願いを申請。日本政府は、現地調査をふまえて、1895年1月の閣議決定で尖閣諸島を日本領に編入。つまり、歴史的には、この措置が尖閣諸島に対する最初の領有行為であり、これは、「無主の地」を領有の意思をもって占有する「先占」にあたり、国際法で正当と認められている領土取得の権原のひとつです。

現在、中国側は領有権を主張していますが、中国は、1895年から1970年までの75年間、一度も日本の領有に対して異議も抗議も行っていません。これが事実です。中国側の主張は、日清戦争に乗じて日本が不当に尖閣諸島を奪ったとしていますが、この論は当たりません。何故なら、日清戦争の講和条約の経過からみて、①尖閣領有の宣言が交渉開始の2ヶ月ほど前であること、②条約は尖閣について一切言及していないこと、③交渉過程で中国側が抗議した事実はないこと、④条約締結後の交換公文で台湾付属島嶼に含まれていないこと・・・等が指摘でき、日本の侵略主義・領土拡張主義とは性格がまったく異なる正当な行為といえます。

尖閣問題での日本側の弱点は、歴代の日本政府が1972年の日中国交正常化以来、本腰を入れて日本の領有の正当性を中国側に対して主張してこなかった点にあります。これまでも領土画定のチャンスはありましたが、日本政府は明確に主張してきませんでした。外交では言うべきことははっきり言う・・・これができないまさに日本外交の弱点です。
 この問題では、日中双方とも冷静な対応が求められますが、日本共産党は「見解」で中国政府に対しても、「問題が起こった場合、事態をエスカレートさせたり、緊張を高める対応を避け、冷静な言動や対応をおこなうこと。」を求めています。
基本は、2008年5月の日中共同声明「共に努力して、東シナ海を平和・協力・友好の海とする」とした合意に立脚することではないでしょうか。

テーマ:政治/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

腹話術とアンパンマンとマリンバ:平和を願う文化の会

2012.08.12 20:45:15


マリンバ・プロムナーズと腹話術の里ちゃんのコラボ(芝公民館)

毎年8月、芝地域で行われている「平和を願う文化の会」の公演が今日、芝公民館で開催され参加してきました。今年のテーマは「おもいでつくろう」です。プログラムは、「腹話術」と、テレビアニメ「アンパンマン」と「ジャングル大帝レオ」の上映、マリンバコンサートの3部構成でした。

会場には小さいお子さんも大勢参加して、「里ちゃん」とおネイさんの会話には、目を丸くして大笑いしながら観ていました。なかなか腹話術など接する機会は私たちにもありません。人形の「里ちゃん」はまるで生きている女の子のようでした。

マリンバとピアノのコンサートも魅力的でした。マリンバは迫力もあります。演奏は池辺美智子さんです。様々な演奏活動をされているだけにお客さん、特に、子どもさんと一緒に音楽を楽しむ雰囲気づくりはさすがです。さらにサプライズで、演奏会に「里ちゃん」まで参加させてしまいましたが、それにしっかり応えて会場を盛り上げた「里ちゃん」も最高でした。

2時間余りのひと時でしたが、子どもから高齢者まで、心穏やかに豊かな時間を過ごすことができました。出演者のみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

テーマ:憲法・平和/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

民・自・公の増税連合に国民の審判を、と街頭から訴える

2012.08.12 20:19:13


8月12日午前 川口西地域で街頭宣伝

今日、午前中は矢野ゆき子川口市議と党支部の皆さんと街頭宣伝です。一昨日、参議院本会議では、民・自・公によって、消費税増税法案が強行可決されました。国民の6割が反対し、国民と中小業者に破滅的な打撃を与える増税を強行するなど民主主義への冒涜です。このことを強い憤りをもって訴えました。

これまで自民党・公明党は、消費税増税は民主党の公約違反だ、解散して国民の信を問え、と散々攻撃してきたのに、民・自・公3党で密室協議して修正法案で増税を押し通すことで合意してしまいました。これは国民への裏切りです。その後は案の定、日本共産党など7野党が野田首相の不信任案を提出したら、あれほど解散を迫り信任できないと攻撃していたはずが、採決に欠席する形で、実質、不信任案を否決してしまいました。政党として情けない限りです。

今回、可決成立させた増税法案は3党による修正案ですが、これに附則を付け、消費税を事実上、公共工事にも使えるとしてしまいました。昨夜、野田首相は、社会保障以外には使いません、と強調しましたが、法案自体が他に使えるとされているのですから首相の発言は詐欺的です。だからこそ諦めてはなりません。増税の実施は2年後3年後です。その間には、衆議院選挙、参議院選挙があります。ここで増税戦犯に厳しい審判を下せば、実施をさせない情勢をつくり出すことができます。

大義は国民にあります。そう思うと街頭からの訴えにも思わず力がはいりました。驚いたことに車の中から手を振ってくださる方が多いのです。国民は政治に怒っている・・・街頭に出るとそれを実感させられます。

テーマ:政治/ コメント(3)/

ページの先頭へ▲

野田内閣不信任案を民・自・公が否決!(衆議院本会議)

2012.08.10 00:15:34


広島平和式典の後、原爆ドームを見学(8月6日)

8月9日は、長崎に原爆が投下されて67年目です。平和式典のあった今日、衆議院本会議では、野田内閣不信任案の採決が行われ、賛成86、反対246で否決された日となりました。自民・公明議員は採決前に退席、不信任案を否決するための行動です。民主・自民から造反者が出たとは言え、政党としては、不信任案を否決させたのですから、野田内閣を自民も公明も信任したことになります。自民・公明は民主党をけしかけ、消費税増税法案の採決を強行するなど民主と同罪です。

今夜の不信任案否決は、昨夜の野田首相と自民党の谷垣総裁、公明党の山口代表による党首会談で、「消費税増税法案を早期に成立させる」ことで合意したことによるものです。この否決によって民・自・公3党が、国民の声よりも財界の圧力に忠実に従う政党であることがいよいよ鮮明となりました。民・自・公による「消費増税大連合」の誕生です。

たまたま私は採決のあった7時40分ころ、インターネットで衆議院の様子をライブで観ることができました。この時、驚くことにNHKをはじめテレビ各社は一切放映せず、その後、ニュースとして伝えた程度でした。さらに驚いたのは、テレビ朝日の報道ステーションです。
トップニュースはオリンピック報道、次に長崎の原爆の日と続き、チャンネルを変えようかと思った時、ようやく国会報告となりましたが、不信任案否決の結果のみ数分の報道でした。観ていて腹立たしく思いました。無論、女子レスリングの金メダル獲得は国民の大きな期待ではありますが、不信任案の採決は、重要な日本の将来のかかった国民的課題です。

日本のマスメディアは今おかしい。しかし、そのマスメディアも国民の世論を無視続けることはできないはず。何故なら、大義は国民の側にこそあるからです。

「絶対、諦めてはならない」オリンピック選手が教えてくれた教訓。戦いはこれからです。

テーマ:政治/ コメント(2)/

ページの先頭へ▲

一体”改悪”法案 公聴会で反対意見噴出 廃案しかない!

2012.08.08 22:06:36


2012原水禁大会に登壇した埼玉県代表団(広島グリーンアリーナ)

日本共産党など7野党による内閣不信任案提出が、今、文字通り政治を動かしています。消費税増税法案の採決を阻止し、廃案に追い込むという一点で野党が共同した画期的な行動となりました。しかし、今朝の朝刊各紙社説では、読売は「3党合意を今になって蔑ろにすることは到底許されない」、朝日は「ここで改革を頓挫させることは許されない」、日経は「3党は・・・成立を最優先すべきである」などと書きたて、まるで自民党を引きとめるのに懸命といった慌てふためいた様相です。それだけ今回の不信任決議案の衝撃は大きかったのでしょう。

参院特別委員会の
中央公聴会では、財政や経済の研究者から消費税増税の不当性を指摘する意見が続出しています。東京大学の醍醐聡名誉教授は、民自公3党の修正で、増税によって余裕が生まれた財源を公共事業費など社会保障以外に充てる条文が盛り込まれた点を指摘し、「国民に対する信義にもとる」と痛烈に批判しました。消費税増税は「社会保障のため」と、政府は私たちに説明してきたはず。教授は、口実を根本から覆すものだと批判したのです。こうした意見を無視して採決に突き進む野田政権は、民主主義の上からも重大です。今夜、野田首相と谷垣自民党総裁との党首会談が持たれるとの報道ですが、「採決などとんでもない」「廃案しかない」「増税強行反対」・・・世論は明明白白です。国民を裏切ればどうなるか。民・自ともにそれを忘れた訳ではないでしょう・・・。

テーマ:政治/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

共産党など7野党「内閣不信任案」提出:解散めぐり緊張

2012.08.07 22:16:31


岩国基地の格納庫前(三角屋根が3棟)にはオスプレイが2機:原水禁大会での岩国基地視察分科会で

日本共産党など7野党は今日7日、消費増税関連法案の成立阻止のため、内閣不信任決議案を衆院に共同提出しました。政局は解散をめぐり一気に緊張してきました。また、参院には野田首相に対する問責決議案を共同提出しました。自民党は8日中にも、独自に不信任案と問責決議案を提出するものと思われます。

私たちの提出理由は、国民の多数は消費税法案に反対であり、今国会で成立させるべきではないとの声は圧倒的であること。国民への約束、国民の声に背く政治姿勢をとり続ける野田内閣は信任に値しないと考えるからです。

自民党が消費税増税法案の成立と矛盾する不信任案を提出せざるを得なくなったのは、他の野党の動きに突き動かされてのものです。公明党は、不信任案などを法案成立前に提出することには反対の態度をとり、内閣不信任案をめぐり民自公には亀裂が入りました。これには国民の消費税増税への強い怒りがあるからです。従って、不信任案提出には大義があります。不信任案を可決して国会を解散し、国民の審判を仰ぐ時が急速に近づいてきたのではないでしょうか。

テーマ:政治/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

広島平和記念式典に参加:原水爆禁止2012年世界大会(6日)

2012.08.06 23:09:30


献花する代表の方々(平和記念式典)

広島で開催された原水爆禁止2012年世界大会(4日~6日)に党県議団を代表して参加しました。6日は10時30分より閉会総会ですが、それに先立ち、朝8時開会の広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式にも参加しました。宿泊に指定されたホテルが市内より遠く、朝7時前にはホテルを出、会場の平和記念公園についた時にはもう大勢の参加者で埋め尽くされていましたが、実際には、夜明け前から慰霊碑前で祈りをささげる人が続いていたそうです。

米国による原爆投下から67年、被爆者や遺族、各国政府代表者たちが参列して式典がスタート。最初に松井市長と遺族代表がこの1年で亡くなった被爆者5729人の名簿を原爆慰霊碑に納めました。原爆によって亡くなった方は28万959人となりました。松井市長が平和宣言を読み上げ、被爆者の体験を具体的に紹介しながら、核兵器の非人道性を訴えました。宣言は3・11にも触れ、「被災者の皆さんの姿は、ヒロシマの人々と重なります。私たちの心は、皆さんと共にあります。」と訴え、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現への誓いを述べました。

こども代表は比治山小6年三保竜己君と安北小6年の遠藤真優さん2人です。「平和をつくり続けます。仲間とともに行動していくことを誓います。」と、平和への誓いを訴える姿には胸が熱くなりました。全員による1分間の黙とう。ジリジリと照りつける日差しと蝉の大合唱だけが聞こえ、それが原爆の悲惨さをより鮮明にします。「ふるさとを返せ」「人間を返せ」こんな叫びを2度とくり返すことのない日本にしなければならないと、誰もが誓ったはずです。

その後、世界大会会場の広島グリーンアリーナへへ徒歩で移動です。閉会総会では国連・政府代表のあいさつがあり、アンジェラ・ケイン国連軍縮問題担当上級代表やメキシコやエジプト政府代表があいさつ、日本共産党の志位委員長もあいさつをしました。被災地からも決意が述べられ、あいさつに立った
福島県浪江町の馬場町長は、「私たちには、憲法13条で保障された幸福追求権も25条生存権もないのでしょうか、原発と人類は共存できません。みなさんとご一緒にがんばります」の決意に、会場から割れんばかりの連帯の拍手が起きました。

歌手クミコさんも登場、フィナーレは会場が一体となって「we shall overcome」を歌い、7000人の参加者がそれぞれエネルギーを蓄えそれぞれの地域へと帰っていきました。埼玉県原水協の吉野理事長によれば、埼玉県は核廃絶署名は19万筆を超え全国一となったそうです。特に本庄市などの自治体あげての取組みは全国を励まし誇るべきものと知りました。こうした埼玉の取組みのさらなる前進に、県議団としてもこれまで以上に奮闘する決意を固めた3日間でした。
埼玉県代表団、広島の皆さん、実行委員会の皆さん、ありがとうございました。

テーマ:憲法・平和/ コメント(1)/

ページの先頭へ▲

「真珠の耳飾りの少女」に会いに「マウリッツハイス美術館展」へ

2012.08.02 19:05:39


東京都美術館で開催中のマウリッツハイス美術館展(8月2日)

待ちに待ったフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に会いに行ってきました。6月30日より開催されている「マウリッツハイス美術館展」は、「オランダ・絵画の宝石箱」と称えられる同美術館が、ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をはじめとする世界的な名画を、東京都美術館のリニューアル記念展覧会に特別に出品し開催されているものです。

昨日でようやく大事な党の仕事がひと段落したので早速飛んでいきました。先日観てきたという知人は2時間待ちだったそうで、覚悟はしていきましたが20分ほど並んで入場できました。地下から1,2階と上がりながらの鑑賞コースです。お目当ての少女は1階ですがそこは長蛇の列です。少しずつ近づいていくのですが、「さあいよいよホンモノのフェルメールに会える・・・」胸が高鳴ります。作品としては、フェルメールの「ディアナとニンフたち」、フランス・ハルス「笑う少年」、レンブラントの「自画像」など、17世紀オランダ・フランドル絵画を代表する作家の至宝の数々が展示されているのですが、「真珠の耳飾りの少女」は別格ですね。

1665年頃の作、約350年前の作品ですが、生き生きと輝いていて深い瞳に吸い込まれるようです。マウリッツハイス美術館では、「ガール(少女)」の愛称で呼ばれる彼女の正体は謎で、想像の人物、「トローニー」とされています。ウルトラマリンブルーのターバン、耳飾りの真珠は直径3センチを超す大きさ、わずかに開いた艶やかな口元は何を語りかけているのか・・・。勿論、「光の画家」フェルメール。影に隠れるはずのターバンのすそをあえて明るく浮き上がらせる演出も・・・。魅力に溢れています。

無料のミニパンフには、マウリッツハイス美術館館長エミリー・ゴーデンガーさんのごあいさつとともに、作家・有吉玉青さんのことばも掲載されています。紹介します。

   そのまなざしは、まるで
   自分の心の奥底まで届くかのようだ。
   忘れたことにしていたこと、
   思い出してはいけないこと、
   さらには自分でも意識できない
   深層心理にまで届くほど鋭く強く、そして冷たい。
   冷やかに、こんなこと、したでしょ、
   こんなこと、あったでしょ、
   ほんとうは、こう思っているんでしょ、知ってるのよ、と
   言われているようで、こわい。
   フェルメールでも一、二を争うほど人気のある絵だ。
   人々は、なかなかその絵の前を動かない。
   あるいは、まなざしに射すくめられて、
   動けないのだ。

    有吉玉青著「恋するフェルメール37作品への旅」(講談社文庫)から

ゆっくりと観ていたいのに、「立ち止まらず進んでください!・・・」と、係員の声がそれを許しません。会期は9月17日まで、もう一度会いたい絵です。
こんな形での充電の機会なら大歓迎。とても元気が出てきました。

テーマ:文化芸術/ コメント(1)/

ページの先頭へ▲

南アルプス仙丈小屋にも風力発電!

2012.08.01 20:29:09


南アルプス仙丈ヶ岳の仙丈小屋(2900m)でも自然エネルギー(風力発電)が導入

8月に入りました。私の地元、川口芝地域には「平和を願う文化の会」という会があります。会のキャッチコピーは「6+9=15 広島・長崎そして平和」です。毎年8月に平和を願って様々な文化行事を開催してきています。先日、その案内チラシが届きましたが、今年は、「みんなでたのしいおもいでつくろう」と、こども向けの映画「アンパンマンとバイキンマン」「ジャングル大帝レオ」の上映と、腹話術とマリンバコンサートだそうです。

川口市と川口市教育委員会が後援していますが、会の代表者の話しでは、教育委員会に申請に伺ったとき、「内容がいつもと違いますね」、と言われたそうです。そこで代表は、「昨年は大震災という悲しいことがあった、それは今も続いている。だから今年は、こどもたちに楽しいことっていいね!」と感じてもらいたいのだ、と説明したそうです。予定されている映画も、その根底に「平和であればこそ」が有るに違いありません。

オリンピックで活躍する選手たち、「脱原発」と声をあげ始めた若い世代、一方で、相次ぐいじめや虐待の多発、怒りを通り越して呆れるほどの国会と政治、昨夜もある建設会社の経営者と遅くまで意見交換をしましたが、その社長さんも、日本の政治家は全く無責任だと憤っていました。さらに、日本のこどもたちの将来をも憂いていました。
広島・長崎の8月です。社会のあり方そのものを問う、夏です。

テーマ:エネルギー/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

2012年平和のための埼玉の戦争展(浦和コルソ)

2012.07.30 19:25:35



26日~30日浦和西口コルソ7階ホール 埼玉戦争展

埼玉の戦争展が浦和コルソで開催されています。最終日の今日行ってきました。高校生など若い方の参加が多く見受けられ、福島第一原発事故による放射能汚染の苛酷さなども関心を高めたのかも知れません(?)。

なにしろ多彩な展示です。従軍写真家が撮った南京虐殺の証拠といえる現場写真にはことばを失います。よくぞこう言った写真を撮ることができたものだ、しかも戦時中をくぐりながら残すことができたものかと、疑問に思って観ていると、解説の方が丁寧に教えて下さいました。恋人へのラブレターに似せ検閲を逃れ送ったそうで、その方が保存して下さったとか、写真は歴史の確かな証言者となりました。

空母ジョージワシントンの模型やオスプレイの模型なども展示され、ビジュアルな訴えや軍事費の巨大さを実感するための、50億円の札束模型なども置いてありました。15時からのフィナーレ・ステージも気になりましたが午後の日程のため会場を後にしました。

8月4日~6日は原水爆禁止2012年世界大会です。今年は広島で開催されますが、私は党県議団を代表して参加する予定です。

テーマ:憲法・平和/ コメント(1)/

ページの先頭へ▲

各地で夏祭り・・・こどもの元気は希望です

2012.07.27 22:17:06


地元小谷場町会の納涼盆踊り 子どもの太鼓(小谷場公園)

記録的な猛暑が続く中、市内各地で納涼盆踊りなどの夏祭りが始まりました。私の地元の小谷場町会では昨年3・11大震災でまつりを自粛したため、今回は2年ぶりの開催となりました。6時の開会はまだまだ明るく、子ども太鼓の7時近くになってようやく日が落ちてきました。ボンボリの燈がなぜか懐かしく愛おしく感じられます。

近くにマンションや新しい分譲団地ができたりで新住民も増えています。何より、子どもたちの参加が増えてきたことはうれしい限りです。平和であってこその「祭り」であり、子どもたちは希望です。私たち大人は、どんな社会をこの子らに手渡すのでしょうか。夜も国会では参議院の審議が続いていましたが、子どもらに説明のできる大人としての責任が求められています。

テーマ:まちづくり/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

コミュニティ防災の方向性が大事:第54回自治体学校in浜松

2012.07.24 21:05:31


特別講演「浜岡原発のリスク管理を考える」の渡辺敦雄氏(23日、浜松アクトホール)

静岡県浜松市で開催された第54回自治体学校(7月21日~23日)に参加してきました。全国から自治体職員・地方議員・市民など1000人以上が参加し、全体会や分科会などを通じて、共通テーマ「みんなでつくるホンモノの地方自治」についてを基軸に研修・交流が行われました。

私は2日目の分科会で、防災のまちづくりを選択し、中村八郎先生(くらしの安全安心サポーター)による「3・11大震災を踏まえて、地域防災問題と方向性」につて学びました。自治体学校は名前の通り、単なる講演と質疑だけの研修会ではなく、みんなが生徒で先生であり、「主体的に学ぶ」を基本とした学校です。ですから、わずか三日間ではありますが、「同じ釜の飯を喰った仲間」のような同志となります。参加者すべてが「住民のための地方自治」をめざす「志」をさらに大きくして学校を卒業したと思います。

私にとって学んだことを実践する現場は埼玉の県政です。わけても私がこだわっている「災害に強い埼玉」の実現に、確信と決意を深めて帰ることができ、元気が沸いて参りました。実行委員会そして静岡浜松の皆さん、関係者の皆さん、本当にありがとうございました

テーマ:防災/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

兵庫耐震工学研究センターのEーディフェンスなどを視察

2012.07.19 19:57:23


RC造3階建の実物実験の校舎(兵庫耐震工学研究センター)

私の所属する総合的な危機管理・大規模災害対策特別委員会では、17日~19日と県外視察を行いました。委員会の性格からも体験型、実証型の視察先が多く大変勉強になりました。まず17日は、東大阪市の寝屋川南部地下河川の若江立抗の見学です。大阪府寝屋川流域は頻繁に浸水被害が発生するものの、過密な都市化の中で河道改修が困難な地域です。そこで雨水を放流するための地下トンネル工事を行っています。今回、その一部完成区間を見学しました。埼玉県南部でもゲリラ豪雨が多発しているだけに参考になりました。

18日は、独立行政法人 防災科学研究所 
兵庫耐震工学研究センターの視察です。ここには阪神淡路大震災を教訓に、平成17年に実物大3次元振動破壊実験施設(愛称:E-ディフェンス)が建設されました。実物の建築物(住宅や学校、ビル)などをXYZの3方向からの振動を与えて破壊できる巨大な実験施設です。実験室そのものを見たかったのですが、生憎、民間企業が実験中で企業秘密のため、私たちは中へ入ることが出来ませんでした。レクチャーのあと、外にある実験済みの建造物を見ながら説明を受けました。耐震化されたものとそうでないものの違いが実物で検証できる、しかも、3次元で最大1200tまでを実験できる施設は世界中でここだけだそうです。公開実験もあるので是非、見てみたいものです。

19日は、京都府の
京都大学防災研究所 宇治川オープンラボラトリーを視察。ここでは、主に防災研究の水理実験を行っています。京都大学の藤田正治教授からごあいさつをいただき、川池健司准教授よりご説明をいただきました。ここでは私も貴重な体験をしました。階段の上から水深30センチの水を流しながらそこを歩いて昇る実験を体験させてもらったのです。水の圧力は相当なもので、両そでの手すりをしっかりに握って腰を入れて昇らないと足をすくわれそうになります。ゲリラ豪雨で地下に水が流れ込むケースもあるだけに危険の境目を知っておくことは大事です。この実験には森田県議、井上県議も参加しました。流れ込んだ水の圧力でドアーが開けられない事故もあり、その体験実験には同僚議員数名が参加しました。

現在、九州地方はじめ豪雨被害が多発していますが、本県においても水害対策は重要課題です。耐震対策も含め今回の視察は、今後の本県防災に生かせる教訓の多いものとなりました。大阪・兵庫・京都と、暑かったですが、埼玉の暑さで鍛えているせいか、バテる程ではありませんでした。視察先の皆さん、議会事務局、関係者・同僚の皆さんには本当にお世話になりました。

テーマ:防災/ コメント(2)/

ページの先頭へ▲

さようなら原発10万人集会に17万人が代々木公園に大結集

2012.07.16 21:01:23



さようなら原発10万人集会には17万人が参加し大集会となりました。川口の仲間は10時に出発して代々木公園駅に11時ころに到着、すでに長蛇の列です。とても会場の中は無理と反対側道路の歩道に陣取りました。12:55からの開会、呼びかけ人である坂本龍一さんなどの挨拶はスピーカーからとぎれとぎれに聞く有り様でした。

写真はデモに出発するために道路に集まってきた参加者です。私たち埼玉は新宿コースですが、1;30分にスタートしたデモですが、最後尾の東京・神奈川の前が私たち埼玉勢でしたが、4時近い出発となりました。脱原発、もう原発はいらない・・・国民の思いがはっきりと示された瞬間。その歴史に参加できたことを誇りに思います。

明日のマスメディアはどう伝えるでしょう。メディア自体も試されるのです。そして、都心に響いた
「原発いらない」「子どもを守れ」この声を、野田首相はまた「音」とでも言うのでしょうか。国民の声を聞き分けられない首相には首相の資格はもはやありません。

テーマ:原発、放射能/ コメント(2)/

ページの先頭へ▲

全日本年金者組合川口支部第24回定期大会に参加

2012.07.14 16:11:28


年金者組合川口支部大会(上青木公民館)であいさつ

年金者組合川口支部の定期大会に参加しました。公的年金制度の改善や社会保障の充実、年金受給者の生活改善のための活動を行っている団体です。私も毎年の大会に参加させていただいていますが、年ごとに会員数も増え、また、皆さん明るく楽しそうな様子に、こちらが元気をもらいます。

特に今は、年金改革を投げ出した政権への怒りは大きく、社会保障と税の一体改革と称しての、消費税増税の押付けと社会保障改悪には、全国規模で反対の運動に立ちあがっています。また、こうした戦いにとどまらず、講師を招いての学習会(今日は第二部として、最近の医療情勢についての学習会です)や、お花見会・誕生会、観劇会、旅行会など、多彩な活動をしているのが年金者組合で、実は私も組合員です。

数年前に亡くなった私の祖母は
遺族年金をもらっていましたが、年金があるから大丈夫と、子どもの頃よく聞かされたものです。年金とはありがたいものと覚えました。しかし、子ども心にも祖母の年金は、命と引き換えの年金であることを悟ります。今、ご苦労された高齢者の多くはt国民年金ですが、とても暮らせないのが日本の年金制度です。せめてヨーロッパ並みの年金制度へと充実させたいものです。そうなれば祖母はきっと言うでしょう。「まさつぐ、年金があるから大丈夫、よかったね・・・」 と。現実政治の改革は私たちの仕事です。

テーマ:社会保障/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

住民に隠しての自衛隊統合防災演習は中止すべき

2012.07.14 00:06:06


防衛省担当者(左)に質す、右から村岡、塩川衆議員、柳下 (衆議院議員会館)

自衛隊は7月16日~20日に「平成24年度自衛隊統合防災演習」を実施する予定です。統合幕僚監部の発表では、演習の目的は「自衛隊首都直下地震対処計画の見直し案を検証するとともに、自衛隊の震災対処能力の維持・向上を図る」としています。
私は大災害での自衛隊の役割は、自治体が消防・警察などの総力を挙げても対処しきれない事態に、自衛隊が
自治体の要請に基づき救援活動を行うことは当然であって、東日本大震災ではその位置付けの下に、自衛隊の活躍があったと認識しています。

しかし、今回の演習には大きな問題があります。そこで本日、衆議院議員会館に出向き、塩川鉄也衆議員とともに防衛省担当者に直接質したところです。さいたま市議団、朝霞市議団、和光市議団も参加しました。
ここで明らかとなったことは、演習には2種類あって、一つは、朝霞駐屯地の中での指揮所演習という図上訓練であり、建屋内で行われるシュミレーション訓練です。県やさいたま市から職員が参加します。二つは、
大宮の駐屯地から自衛隊員50名が行進し、荒川をボートで下り秋ヶ瀬経由で朝霞駐屯地まで移動する訓練です。しかも、これは判明した分の演習で、今回演習を行う陸上自衛隊第一師団のうち、本県での演習を担当する第32普通科連隊には指揮下に6つの中隊があり、その隊がそれぞれ県内各地で演習を行うものの、その詳細は全く県には知らされていません。(この訓練を通常訓練だとして知らされないことを疑問視しない県当局も問題です。)

特に問題は、第一に、自衛隊自身が東日本大震災での教訓として、地方自治体等との連携強化が重要な課題と言いながら、16日からの演習については、自治体を呼びつけての説明はしたが、自衛隊が計画し実行も自衛隊のみの演習であって、自治体との連携強化とは言えないこと。そもそも、災害対策は自治体の責任であり、自衛隊が単独で行うものではないこと。第二に、演習の内容が、特に同時に行われる
実動訓練=連隊による災害対処訓練については、全くと言っていいほど、埼玉県にも関係市町村にも、ましてや住民には何も知らせないままに行われること。隊員が街中を迷彩服で行進・偵察する訓練だが、このまま実行すれば住民に大きな不安を与えるのは必死であること。

党県議団は防衛省に対して、自治体との連携がなく自衛隊のみの演習であること。計画も演習の中身も住民に知らせることを拒絶して、秘密のベールに隠しての演習は、住民から「災害訓練に名を借りた軍事訓練ではないか・・」の疑念を持たれるのは当然だ。として、今回の演習は中止するよう申入れを行いました。
尚、埼玉県の担当部局からも事情を再確認しましたが、2つの演習の詳細は議会人にも知らせないという、自衛隊の態度が明確になりました。住民に知らせることのできない災害訓練など有り得るでしょうか・・・。

テーマ:防災/ コメント(2)/

ページの先頭へ▲

JR南浦和駅のエレベーター設置等を求め住民がJRに要望

2012.07.12 11:34:07


右から一人おいて今井川口市議、梅村さえこ、塩川衆議員、村岡、守谷さいたま市議(JR大宮支社)

住みよい町づくり連絡会、南区西・住みよい町をつくろう会(代表者 武石辰弥)の皆さんは11日、JR大宮支社を訪れJR南浦和駅のエレベーター設置などを求めました。国会から塩川鉄也衆議院議員も駆けつけ、私も参加しました。

駅のバリアフリー化促進については、県議会5ヶ年計画特別委員会でも指摘されたところです。当時、県内の駅のうちJR京浜東北線駅でのバリアフリー法対象で未整備駅は北浦和駅と南浦和駅の2駅で、北浦和駅は整備が行われ残りは南浦和駅のみとなっています。私も委員会の中で早期整備に県の姿勢を質しましたが、今日は住民の皆さんが直接JRに要望するとのことでご一緒しました。

この問題では6月さいたま市議会での守谷千津子市議の質問に、「市としても積極的に取組む」との市長答弁があったことから、次はJRの姿勢にあるとの質問が出され、JRの担当者からは、①改札内のエレベーター設置については設計にとりかかっている、工期も含め現在検討しているとの回答。②改札の外については整備の主体はさいたま市なので、さいたま市から提案があれば協力していくスタンスだとの回答でした。

トイレの改修や自由通路、新改札口、駅広場の改修などの要望も出されましたが、今回の懇談では、重大な事実が確認されました。それは、2010年の住民との懇談では、JRからは駅舎全体の整備構想を持っているとの見解だったものが、昨年、方針転換をして、現状の中でのバリアーフリー化を急ぐこととした、との発言があったことです。このことはエレベーター実現へ大きく近づくものです。同時にJR側は、さいたま市からはまだ具体的な提案がなされてない、との発言があり、JRが協議に応じないという、さいたま市当局の説明との食い違いも明らかとなりました。

南浦和駅は一日の乗降者数が11万人を超える巨大な駅で、エレベーター設置は利用者の長年の切実な要求です。この当たりまえの要求に関係者は協力しあって真正面から答えるべきです。

テーマ:まちづくり/ コメント(2)/

ページの先頭へ▲

フジテレビ「ほこ×たて」で勝利した「最強の鉄球」

2012.07.11 22:39:05


これが最強の鉄球です!

6月24日(日)に放映されたフジテレビ「ほこ×たて」、そこに登場した「テロ対策用の絶対壊れない車止め」と対決し、見事勝利した「最強の鉄球」が川口市内の工場にあるとの情報に、11日、川口市役所産業振興課の協力をいただき、製造所である「富和鋳造(株)」を視察してきました。

ダクタイル鋳鉄の湯入れの見学から、鋳物の種類、製造工程、鋳物産業の現状、そして、「ほこ×たて」の撮影から放映までの裏話などなど、社長さんや技術者・技能者の方々から興味の尽きないお話しをお聞きすることができました。

最後に社長さんから、「技能士が誇りをもって仕事を続けられるよう、行政と政治にかかわる方々には考えてもらいたい」と、しっかり宿題をいただきました。モノづくりの奥深さに感動させられました。

テーマ:中小企業/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

  • プロフィール
  • まさつぐのお約束
  • チラシ・宣伝物

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最新コメント

カウンター

アクセス解析

忍者ブログ [PR]